猫に関する情報 |
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捨てイヌ、ネコを半減へ 引き取りやすく、環境省 捨てイヌ・ネコを半減します−。環境省は29日、年間42万匹(2004年度)に上る、自治体が引き取るイヌ・ネコを、飼いたいと希望する人への譲渡を推進したり、ペット業者に説明義務を負わせて安易な販売を抑制したりして、今後10年間で半減する方針を打ち出した。 動物愛護管理基本指針の素案に盛り込み、中央環境審議会の部会に提出した。パブリックコメント(意見公募)を経た後、早ければ9月の答申となる見通し。 素案では、今後10年間の施策の具体的項目として、自治体が不妊去勢措置を助成したり、捨てイヌの情報をデータベース化してインターネット上で公開、希望者が好きな個体を選べることで譲渡を推進するなどとしている。 (共同通信) - 6月29日10時37分更新 |
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会長 鳩山邦夫議員により、自民党に動物愛護管理推進連盟が発足された ことが発表されました。 ホームページができました。メールもできます。(2007年12月4日追記) 馬渡龍治議員が中心となったようです。馬渡議員のブログに注目していきましょう。 代議士まわたり始末控え |
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磯子区猫の飼育ガイドライン推進協議会 運営委員 米山由紀子さんのお話 2003年6月26日(木) 14:00〜16:00 第3回「保土ヶ谷区猫に関する委員会」にて 6年前より磯子区で地域猫の取組みを続けてきた米山さんのお話要約 6年前自宅で始めた餌やりに苦情が出たことから猫嫌いの人の存在を知り、保健所の黒澤さんに相談した。そこで初めて「地域猫」という考え方はどうだろうというアドバイスを受ける。もうひとりの仲間と二人で地域猫活動を開始する。当初はチラシ配りなどで仲間を増やしていった。現在推進協議会の推進委員は250名、会費千円である。 「地域猫実践の四つの柱」 1. 不妊・去勢手術…5年で50数匹に手術を行う。ゴムの首輪をつけて地域猫のしるしとする。費用は、バザーやカンパなどによって集めたもの。現在は4匹になっている。 2. 餌やりのルール化…餌やりの時間は早朝一回。場所は公園などできるだけ民家を離れた場所に決める。置き餌をしないなど衛生面に配慮する。雨の日を考慮して犬小屋などのシェルターを置かせてもらう(車などに乗ることも防止できる)。 3. 排泄物の始末。餌やり時に糞拾いを行うとともに、週一回ウンチパトロールを実践。 4. 活動をオープンにする。猫通信(にゃんねっと)などを配布する。 行政の支援は、アドバイスを受けた程度。保健所としては、餌やりに対してはグループで行うように指導し、現在20のグループができている。支援ということなら、むしろ獣医師の先生たちに不妊・去勢手術への助成をしていただいたことが大きかった。メス猫1万円、オス猫5千円で、最大限の補助を受けるとメス4千円、オス2千円で実施できた。 猫嫌いな人たちにどのように理解を求めたかという質問に対しては、自分の住んでいる所を愛し、ずっとその地で暮らしたいと願っていたのでそのような気持ちで接していると、猫嫌いな人からもカンパをいただけるほどになったという。公園の何かが壊れたといえば早急に修理する。とにかくやれることは気持ちよく行ってきた。 以下、「いそごにゃんねっと」よりの抜粋 Vol.2 冬、車を猫の足跡から守るために…ボンネット保護シートを試作 アルミのレジャーシートを車のボンネットにのせ、ゴムひもをつけて、それを 目玉クリップで止めるという方法。 Vol.4 「エサ」を考える 式部正美(式部獣医科病院院長) アンケート結果から考えられること(少し肩の力を抜くために) 猫の健康管理の基本である「エサ」の問題に関して、素晴らしいアンケート調査がなされました。感謝です。この結果から実践グループの皆様が、いかに大変な努力をなされているかが窺われます。アンケート結果では殆どの方々が、キャットフードを与えていらっしゃいます。現在のキャットフードは、猫の栄養学に基づいた理想的な食べ物ですから、地域猫にとってはこの上ないものと言えるでしょう。従って、その他の添加物(牛乳、かつぶし、チーズ等)は却って与えない方がよいのではないでしょうか。逆に栄養過多で、肥満の原因になるでしょう。 エサを与える回数については、1回と2回が半々にみられていますが、かえって1回の方が実践グループの皆様にとっても楽ですし、猫にとっても適していると思われます。猫は人間よりも食べ物が胃の中に停滞している時間が長く、概ね24時間と言われています。つまり2回与えると24時間以上常に胃が活動していなければなりません。胃の休む時間がないというわけです。 実践グループの方々が苦労なされているのが、雨など悪天候の日のエサやりだろうと思います。私の病院で飼っている犬や猫達は、日曜日は絶食の日にしています。これは胃を休める日を作ってやるという意味もあります。動物園でも肉食獣はそうしているようです。従って、雨の日は時にはお休みしても心配ないと思います。人間のように三食食べなければ健康が維持できないという動物ではありません。例えば野生の猫科の動物は、せいぜい5日に1回か、酷い時は10日に1回という場合もあります。飢えに耐えられる動物ですから、あまり気負わずに付き合うのも実践活動が長続きするコツではないでしょうか。動物行動学的には馴化といいますが、雨の日はお休みということを続けますと、猫の方も雨の日は絶食の日というように学習して、一日中寝て過ごし胃を休めるという日課ができるのではないでしょうか。猫にとっても世話する側にとっても、一挙両得というわけです。 猫の数に合わせて、適切な量のエサを与えるというのは難しいものです。しかし、大量に用意してやるのも考えものです。猫はエサの量に合わせて分布が変わります。つまりエサが豊富になると猫の数も増えるというわけです。また最近は地域猫にも肥満がみられます。これも与えすぎが原因でしょう。若干少なめに与えて、綺麗になくなっていれば少し増やすといった方法で、徐々に与える量を探るのも一つでしょう。 Vol.5 西福祉保健センター 黒澤泰 人との出会いから生まれた「地域猫」 協議会のみなさん、ご無沙汰しています。元磯子保健所の黒澤です。 みなさんの活動ぶりやトラブル情報は、離れていても耳に入ってきます。それほど磯子区の地域猫活動は、他区、他都市の人から注目されています。 思えば12年前、汐見台の木村さんと会議の席で出会い、「団地の猫活動」を知ったことから始まり、磯子保健所への転勤を期に実現すべく模索していた頃、「のら猫問題を何とかしなければダメだ」と保健所に申し立ててきた堀町内会長や、「のら猫との共生を目指したい」と相談に来た米山さんのグループ、また「家族の一人として生活している猫を正しく飼育すると同時に、のら猫も地域という大きな家族の中で正しく管理をして生活させよう」との考えで協力を申し出た磯子区獣医師会の先生たちと出会い、話し合い、共生への道を探ることで意見が一致しました。それが後押しとなり、全国で初めて行政が「人と猫が共生できる街づくり事業」を立案し、多くの区民協力を得ながら、「地域猫」が誕生しました。 当時、のら猫問題に行政が関与する事はタブーとされていた時期でしたが、事業推進の決断をした区長以下行政スタッフとの出会い、勇気を持って名乗りを上げた実践グループの人達との出会いも大変幸運でした。本当に素晴らしい人達に恵まれました。 このように地域猫は、「のら猫の事を何とかしよう」と考えた様々な立場の人々の輪から生まれたものであり、地域の人達を動かし、地域の人達を味方につけることが最も大切な事だと思います。そのためには、相手のことを考え、歩み寄りの心を持って接する努力を欠かさないことが必要でしょう。これ以上のら猫と猫嫌いを増やさず、トラブルを減らすようにがんばってください。 私は、最近地域猫の気運が高まってきた東京でのシンポジウムや集会、勉強会へ出席して、「地域猫発祥の地、横浜市磯子区」をアピールするとともに、始め方や考え方を広めることで陰ながら応援しています。 今では全国的に広まり日常用語にもなっている「地域猫」という言葉は、私にとってまさに分身のような存在になっています。ただ地域猫の考え方は恒久的に続くものではないと考えます。あくまで、世間一般に猫の適切な飼育管理が定着するまでの間(まだ数十年先?)をつなぐ方法であり、現時点では最良な平和的解決方法であると確信しています。勇気と自信をもって行動してください。 |
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神奈川県動物愛護協会、会長の山田佐代子さんのお話 物静かだが心の優しい方だという印象を受け、動物愛護の明日に期待がもてる気がした。日本の動物愛護は欧米より100年は遅れているとのこと。 ここでは、配布された「動愛だより」1999年度号より一部を抜粋する。 昨年末「動物の保護及び管理に関する法律」の改正案が国会を通り、2000年12月から罰則等強化された法律が施行されます。21世紀を前に動物に対する行政の意識も少しずつ変わろうとする兆しが見えますが、まだ欧米のように動物生命を中心とした法律ではありません。昨年小学校の新任教員と共にアメリカの方にお話を聞きました時、「犬猫の不妊手術の必要性を特に教えられたという記憶がない」という言葉に驚きました。小学生の頃には家庭の中で自然に、犬の不妊手術は殺処分をなくす為の当たり前の事として受け止めていたと言うのです。また「マルコの東方犬聞録―日本の犬だけには生まれ変わりたくない―」マルコ・ブルーノ(オーストリア)著を読み、動物に対する基本的な考えの違いだけでなく、動物愛護活動の目標と計画の必要性を痛感しました。 日本の犬猫の不妊去勢率が上がっているとはいえ、一般常識として確立されてはおらず、捨てられ殺される子犬子猫は後を断ちません。子供達が自然に動物への適正な飼養や思いやりを学び行なえる社会が動物愛護活動の目標だと思います。その為には、保護・里親探し・不妊去勢手術の推進や適正飼養の普及といった基本的な活動の他、法整備、行政システムの改善、また次代を担う子供達への教育も不可欠でしょう。動物愛護は、動物が好きか嫌いかではありません。これからも教会の活動に皆様のご支援を頂けますよう、足下を整えながら1段づつ歩みたいと存じます。今後とも皆様のご協力を心よりお願い申し上げます。 動物愛護法と飼育の基準――小さな命を大切に優しさと思いやりを―― ・命ある動物をむやみに殺したり、傷つけ、苦しめてはいけません。(愛護法第2条) 飼主は動物の健康管理と安全に留意し、逸走防止の為に迷子札など付けて下さい。(飼育の基準第4の2) ・飼主は飼いきれない動物を繁殖させないようにしなければいけません。(愛護法第20条)特に外に出して飼っている猫には、不妊去勢手術等を行うようにして下さい。(飼育の基準第6の3) ・各自治体で動物愛護推進員を任命し、適正飼育や虐待過剰繁殖に対して指導を行います。(愛護法第21条) <罰則:愛護法第27条> ・動物をむやみに殺したり、傷つけた時には懲役1年又は、100万円までの罰金になります。 ・動物に餌や水をあげずに衰弱させるなど、虐待した時には、30万円までの罰金となります。 ・動物を捨てた場合30万円までの罰金となります。 「動物の愛護及び管理に関する法律」2000年改正 「家庭動物などの飼養及び保管に関する基準」2002年改正より抜粋 財団法人 神奈川県動物愛護協会 横浜市港北区篠原台町6-41 045-421-5592 郵便振替口座 00230-4-3527 動物愛護協会からのお願い ・協会運営のためにご寄付をお願いします。 ・犬猫の里親さんを常時募集しています。 ・犬猫には不妊去勢手術を。捕まらないノラ猫の不妊去勢手術についてもご相談下さい。 |
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