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バリフライトツァー2005年7月

Issue 2006.02.17

2005.07 Prologue   7月12日  13日  14日  15日  16日  17日  18日  19日  20日  21日  22日 23日 その後 

7月13日(水)

バリでの初日の一夜が明けて、今日から活動開始だ。10時半にぷーたさんがホテルに迎えに来てくれた。アベさんも一緒に移動。両替店に行く。ぷーたさんのアドバイスで2万円を両替する。受け取った最高の紙幣が5万ルピアだ。日本円にすると約600円くらい。100の位を取ったら大体、日本円の価値と同じと考えれば良さそうだ。

ホテルの朝食 ホテルの中庭風景 部屋の前


私が両替をしている間に、アベさんは、前の店でアロハシャツを買っていた。とてもセンスのある柄のシャツが1枚10万ルピアだそうだ。「う〜ん、1200円くらいか・・・」日本で買ったらきっと5千円以上はするだろうなあ・・・。アベさんは、当然、値切ったそうだ。こちらでは、駄目元で値切るのが基本とのこと。私にとって苦手なことだ。

車は、一路南に向かった。東南アジアの国ではどこでもそうらしいが、バリでもバイクが多い。女性が乗っているのも沢山見かける。ちょっと変な乗り方だなあ、と思っていたら、女性は、背中を真っ直ぐに立てたまま乗っているのだ。サドルにちょこんと腰掛けて、背中を真っ直ぐに立てて乗る姿は、日本のバイク乗りと比べると滑稽だ。姿勢が良いのは、頭に荷物を載せて運ぶ為だとぷーたさんが教えてくれた。なるほど・・・。

途中、マクドナルドで昼食を購入した。日本にある店と大体同じだ。でも、店員さんの笑顔は、バリの方が素敵かな(*^_^*)
真ん中の写真の子は、「写真撮ってもいい?」と聞いたら、カウンターから出て来て、このようにニコっと笑いポーズを取ってくれた。

マクドナルドのお店 笑顔が素敵な店員さん 可愛い店員さん


ティンビスのエリアの入山手続きをするために、ワヤンさんの家に寄る。申し込み書に英語で名前、住所、パスポート番号、連絡先等を記入して16万ルピアを渡す。ワヤンさんは、僧侶の修行中だそうだ。ここではヒンズー教の儀式に則って安全祈願をしてくれる。腰に布を巻いて手を合わせ、頭に聖水をかけて貰い儀式は終わる。(聖水ってオシッコじゃないよ)

ヒンズー教の儀式で安全祈願 頭に聖水をかけて貰う


すぐ隣がエリアの安全管理者のクトゥの家だ。クトゥとぷーたさんがインドネシア語で話しをしていた。風の状況を聞いたらしい。少し強いが飛べるだろうとのこと。

ティンビスまでは、約15分だ。途中に木の棒だけで作ったゲートがあり、ここで5000ルピアを支払い通過する。一日に何台通るか知らないが、それだけの為におじさんが一人、一日中ここで待っていると聞いて「ああ、バリなんだなあ」と変な感動をした。

凸凹の道無き道を車は進み、身体がドコドコと持ち上げられたりして安定しなかった。テイクオフへ行く途中に講習バーンがあった。なだらかな斜面だ。良さそうな講習バーンだ。テイクオフに着くと風はやや強めだった。しかし、安定した海風なので弱い時を見計らってテイクオフすれば飛べそうだ。

初めて見るティンビスの海 風は強め 福岡のアベさんがフライト


機体を出して準備を始めた。リハビリフライトの始まりだ。計器のセットアップとかをゆっくりと確実にした。アベさんがテイクオフした。見事なリバースで出た。「余り上がりませんねえ」と無線で伝えて来た。思ったほど強くないらしい。

私もテイクオフした。何年も飛んでいる様なエリアと錯覚するほどここは磯根に似ている。東風の成分が強く、左サイドだ。右に流す時は、高速だ。左への移動は遅い。右の方へ流し過ぎると戻るのに苦労する。左へ左へと移動を続ける。少し行くと広場があった。東風の時のテイクオフらしい。その先にあるお寺がグヌンパユンらしい。お寺の上空にさしかかった途端にバリオが鳴りだした。ここで高度を取って更に東へ進む。プールがあり、緑の芝生が綺麗な大きな別荘の上空を過ぎ、更に行くと又寺院がある。バロンだ。その先約1キロの所にホテル日航バリがある。レンガ色の大きな建物だ。

バリ・ティンビスで初フライト ホテルニッコーバリの上空 エリアのサポーターの皆様と


フライト1本目、迷わず、日航ホテル上空に着いた。ホテル上空では、建物に当たった風がリッジ風を作っていて上昇する。展望台にいた女性が手を振っている。私もトグルを放して大きく手を振った。すぐ近くに見える。女性の顔もしっかりと見えた。何か叫んでいるが風の音に遮られて聞こえない。

ホテル前にはとても綺麗なコバルトブルーのプールがあり大勢の人が水遊びをしていた。プールに私の機体の影が映ると上を見上げて手を振ってくれた。高度は、170m、日航ホテルで暫くホバリングを楽しんだ。

アベさんから無線が入り「これから行くから待っていて下さい」
アベさんが来るのを待って日航ホテル上空を行ったり来たり・・・。写真も沢山撮った。アベさんが来てお互いに写真の撮り合いをした。

日航ホテルを後にしてテイクオフへ戻る。フォローの風で対地速度50km/hr以上で進んだ。テイクオフへは、僅か5分で到着した。テイクオフに戻って、またすぐに東へ移動して日航ホテルへ向かった。このようにして、テイクオフと日航ホテルの間を行ったり来たり4往復した。少し疲れたのでテイクオフにトップランした。フライトタイムは、2時間に少し足りず、1時間56分だった。

疲れが取れて16時19分に、今度は、ビデオカメラを持ってテイクオフした。東へ移動しながらビデオカメラで撮影しようとしたら、何とバッテリーが無くなっていた。仕方無く、トップランしてバッテリーを交換した。16時38分に本日、3回目のテイクオフ、ビデオ撮影をしながら日航ホテルまで2回往復した。本日、合計6回往復したことになる。ぷーたさん曰く「一日で6回も往復したのはエリア新記録ですよ」

私たち二人のフライヤーの為に、一日中待っていた飲み物屋さんのデシとリナ、私は、アクア(水)とチョコを買った。こうして初日のフライトは、無事に終わった。心地良い疲労感で帰りの車に乗った。

ホテルに戻りシャワーで汗を流してから、夕食に行く。広島から来られた小早川夫妻と知人の大学生の新田さん、ぷーた夫妻とアベさんと私。ビーチのレストラン・ママプトゥである。辛いものが苦手な私は、真っ赤な香辛料がかかっているのは敬遠したが、殆どの食べ物は美味しく食べられた。これから10日間、この辛いのを食べなければならないと思うと少し緊張した。

ジャワから来たDIDI、リナ、デシとぷーたさん 海岸の食堂ママプトゥで食事 辛そうな香辛料

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