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バリフライトツァー2005年9月-10月

Issue 2006.03.24

2005.09.25   9月26日  27日  28日  29日  30日  10月1日  2日  3日  4日   

2005.09.25 (日)

昨夜は遅番勤務だった。旅行の準備は事前にしていたが、その点検をしていたら色々と忘れていたものがあった。
7月にバリに行った時に沢山写真を撮ったが、それをプリントして持って行ってあげようと思った。慌てて、プリントを始めたが時間がかかる。半分も出来ないうちに時間が来てしまった。台風17号の影響で猛烈な風が吹いている。13時45分に車で自宅を出発した。首都高速、東関東自動車道を乗り継いで、成田に向かった。成田インターを出て左折するとすぐにいつもの駐車場がある。駐車場には車が満杯だった。連休のためだろう。今回の旅行は、10日間預けることになる。駐車料金は、驚くほど安い。4090円だ。

駐車場からマイクロバスで成田空港ターミナルに送って貰った。空港に着いたのは、14時50分頃だが、空港ビルの中には大勢の人で混雑していていた。保安検査場への列は信じられないくらいの長蛇の列だ。JALのブースの方へ歩いていたら、JALの旅客係員の女性が「デンパサール行きのお客様はいませんか?」と声を上げていた。「はい」と手を挙げると「こちらへどうぞ」と閉まっていた検査場を開けてくれた。あっという間に検査が終了。中に入って別な係員に「デンパサールに行きたいのですが・・・」と言うと、これまた閉まっていたカウンターで手続きをしてくれた。今回は、荷物が少なく、超過料金の心配はなかった。それにしても16時20分発の便なのに、どうしてこんなに急いで手続きさせているのか疑問に思った。

ハイジャック検査場も無事に通り、出国審査を経て出発ロビーに出た。連絡シャトルカートでC84ゲートに向かう。アムステルダムから飛行機は到着していたが、台風の影響で遅れて到着した為に出発が遅れる見込みだと係員が説明していた。

出発時刻の16時20分からボーディング開始した。今回は、アッパーデッキ(二階席)だ。空席が目立つ。私の座席の77Hには既に身体が大きな男性が座っていた。座席番号を見ていたら、客室乗務員がやって来て「お座席はどちらですか?」と聞いてきた。「ここですが・・・」

座っていた男性の座席は、77Aだった。座ってくつろいでいたので「私が77Aに座りますから・・・」と言い席を替わった。客室乗務員は恐縮していた。彼女は離着陸の時、私の目の前の乗務員用のジャンプシートに着席したので、その後も色々と話をしたりお世話になった。

ビールを飲みながら個人用テレビを見たら、前から見たかった「カルメン故郷へ帰る」を放映していた。この映画は、日本初のカラー映画だ。当時は「総天然色映画」と言っていた。木下恵介監督、高峰秀子主演だ。ストリップ劇場で働くカルメンが長野の片田舎に帰郷することによって引き起こされる色々な事件が喜劇タッチで描かれている。ストリップと言っても裸になるわけではないが、当時の日本の社会では、かなりの刺激だったのだろう。

食事が終わってからの映画は、これも興味があった「4日間の奇跡」だ。今年の制作でしかもノーカット版だ。胸がジーンと来る物語だ。このような映画を観ると正子を思い出して涙が溢れて来る。

客室乗務員の増田さんと話をした。今月でJALのデンパサール運航は終わり、10月からは、JALWAYSになるそうだ。今回の乗務がバリ行き最後だそうだ。ホテル日航バリに宿泊している筈なので「明日、14時頃には、ホテルの前をパラグライダーで飛びますから展望台で見て下さい」と言ったら信じられないような顔をしていたが「はい、行って見ます」と笑っていた。

デンパサール空港には、現地時間で22時40分に到着した。遅れて出発したが、到着は、何となく辻褄が合ってそれほどの遅れではなかった。

入国前の最初の手続きは、VISAの料金の支払いだ。7日以内のステイなら10 US$でそれ以上30日迄が25 US$だ。今回は、9日間のステイなので25 US$の支払いとなった。入国審査は時間がかかる。並んだ列を間違えた。審査官が両方にいるブースを選べば、倍の速さで進むのに、一番端に並んだからなかなか進まない。しかも、アメリカ人には時間をかけている。日本人は比較的早いが・・・。

バゲジクレームエリアに入る前にXRAY検査場を通る。客が自分の荷物を検査機の中に入れて終わったら自分で取る。係員は見ているだけ。バゲジクレームエリアのベルトコンベアの周りには、係員が大勢いるが、有料のポーターなので相手にしない方が無難だ。すぐに荷物が出て来て税関に行く。前回は「タバコ持っている?」と聞かれ「No, I'm no smoking」と言ってすんなり通れたが、今回は、バリオケースを指さして「それ、開けて」と言われた。開けて中を見せると覗き込んで「これなに?」とコンパスを指す。「コンパス」と言うと、次は、バリオを指して「これは?」「バリオメーターだけれど分からないでしょう?」と日本語で言うと、手を出口の方に向けて「行って」と言われた。

出口に歩いて行くとぷーたさんが笑顔で手を振っていた。握手(*^_^*)二ヶ月ぶりだが、そんなに長いとは思えない。メールでやりとりしていることもあっていつも情報を共有しているせいか・・・。

少し前に雨が降ったそうだ。バリとしては今の時期に雨が降るのは珍しいそうだ。
青森からの4人が今日の便で帰国したそうだ。

約20分でいつもサヌールのホテルに到着した。

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