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バリフライトツァー2005年9月-10月

Issue 2006.03.24

2005.09.25   9月26日　　27日　　28日　　29日　　30日　　10月1日　　2日　　3日　　4日　　　

2005.09.30(金)

こちらに来てから、朝はいつも遅く起きている。7月に来た時は、メイドさんが朝7時に朝食を持って来てドアをノックする音で起こされたが、今回は、私が起きてから朝食を持って来てくれる。お陰でぐっすりと眠れる。小鳥の鳴き声がとても爽やかな朝だ。

午前中は、ホテルの部屋でのんびり過ごしたり、サヌールの街を散策した。28日に両替で手品のように誤魔化されそうになったのを、どうしても見破りたくなり、再び、出かけた。今日の両替レートは、90.0から96.59と幅がある。先日の店は閉まっていた。96.59の店で声をかけられて中に入る。1万円の両替を頼んだ。例によって計算機に96590と表示する。実は、この時点で0が一桁足りないのだ。

20,000Rpの紙幣を5枚ずつ分けて並べて、9つのブロックを作った。900,000Rpである。次に、5,000Rpと1,000Rpを置いて、「100Rpバック」と言う。906,000Rpしかない。「60,000Rp不足だ」と言うと、20,000Rpを2枚出して「どうだ？」と言う。946,000Rpだから「まあいいか」と言う気持ちになった。全部の紙幣をまとめて受け取り店を出た。店の外で数えたら何と、20,000Rp紙幣が34枚しかない。47枚ある筈なのに・・・。13枚、260,000Rpはいつの間にか抜き取られていたのだ。すぐに店に戻り「34枚しかない」と言うと「ポケットにいれなかったか？」「入れていない」彼は、10,000円札を返して「これでいいか？」とニヤリと笑った。「君はすばらしいマジシャンだ」と言い握手して店を出た。

しかし、いつの間に抜き取ったのだろうか。なかなか見事な手さばきだ。残念ながら今回も見破ることが出来なかった。しかし、実害はなかった。

12時40分にRITAを出発した。クタの麺屋MIE 88に行き昼食。ここでノニジュースを3本買った。55,000Rpだ。

ティンビスには、14時20分頃に到着した。売り子のリナ家族、クトゥが来ていた。福岡の宮島さん、バリフライト協会の会長のパトニーさん、ジンのテストパイロットのマティ(?)が来た。ブーメラン4に乗っている。宮島さんは、私のことをホームページを通してご存じだった。「ホームページの更新を楽しみにしています」と言われて恐縮してしまった。今日の風も「バグゥス」正面から6〜7m/secの強さで入っていた。私は、14時46分に準備をしてテイクオフした。ビデオカメラをぶら下げて飛んだ。ハイビジョンデジタルビデオカメラには、0.5倍のワイドコンバージョンレンズを付けている。一番ワイド側にして撮影すると四隅が黒くなる「ケラレ」が発生する。26日に撮影した時は、ワイド側だけで撮影したので、水中メガネを通して覗いたような画面になってしまった。昨日は少しテレ側にしてみた。このところ穏やかな風が吹いている。それでも6mから7mの風だ。日本のエリアでは殆どクローズになる風だ。海風のリッジエリアでは、丁度良い強さだ。

日航ホテルとバリクリフの間を4往復した。福岡から来た宮島さんも飛んだ。新しいジンの機体、ズールだ。DHV1-2だそうだが、一昔前のDHV2-3の性能があるのではないかと思う。
風が穏やかなためか高度が取れない。100m以下の高度で日航ホテル方面に移動した。石切場の工事現場周辺で、高度が70m以下になってしまいました。そのままホテルの展望台まで行ったが、何と、60m以下、後でバログラフを見たら、56.8m迄下がっていた。急いで西側に移動してリッジ風を利用して少しずつ高度を獲得した。何とか90m以上に回復してテイクオフ方面へ向かった。
何度も飛び慣れたリッジだが、のんびりとフライト出来るティンビスはまさに癒しのフライトだ。極楽フライトとぷーたさんは言う。私のように2年以上のブランクがあるフライヤーにも優しく迎えてくれるエリアだ。

バリクリフの手前にお寺でヒンズー教の儀式をしていた。
大勢の信者が集まってお祈りしている。このような時は、上空を飛ばず、避けてフライトするのが礼儀だ。

フライト中の装備 　
コンパス、バリオメーター、GPSの他にカメラ、左の黒いバッグの中にはハイビジョンデジタルビデオカメラをぶら下げている。右のふたが開いているケースにデジカメを入れる。
そのほかにぷーたさんとの連絡用に430MHZの無線機も持っている。

機影 　
バリクリフのプールに私の機体アルゴンの影が映っている。

夕食は、クタの中華料理店が集まっている場所で食べた。満腹(*^_^*)

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