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バリフライトツァー2006年4月

Issue 2006.04.16

2006年4月05日   6日  7日  8日  9日  10日  11日  12日  13日  14日   15日  16日   

2006.04.12(水)

夜中、雨音でめが覚めた。時計を見たら、午前3時45分だ。約1時間、雨音は続いた。夜が明けた頃には、すっかり止んでいた。太陽が高く上がっている。青空だ。果たして、今日の風はどうだろう。

朝食を食べながら、DVDの「優しい時間」を観ていたら、小早川ご夫妻が来られた。奥様は、今晩の飛行機で広島に帰られる。2週間、広島に滞在して、またバリに戻ってくるそうだ。少しの時間、ご夫妻と楽しいお話をした。私が帰る日の「最後の晩餐会」は、奥様はいないので、ご主人だけだが、例の「ママ・プトゥ」でお会いすることを約束した。

DVDを観ながら朝食 小早川ご夫妻が訪ねてきてくれた リタ土産店の孫、3歳

ご夫妻と話している最中、ショートパンツをはいていた足にあちこち蚊が刺した。かゆくて堪らない。かゆいだけなら時間が経てば、治るがバリの蚊は種類によっては、「デング熱」と言う恐ろしい病気を媒介するそうだ。赤血球の数が減少して出血が止まらなくなる。高熱で始めは風邪の症状に似ている。治療方法は確立していなくて、安静にして免疫力で自然治癒力に頼る以外ないとのこと。但し、蚊に刺されても発症する人としない人がいるそうなので、免疫力の強さが関係するのかも知れない。バリへの旅行の時には、「虫除けスプレー」と刺された時のかゆみ止めの薬品は必須だ。それと日焼け防止のクリームも。

ティンビスもそうだが、海岸通りのあちこちに犬がいる。朝早くは、犬の会合か知らないが、沢山の犬がたむろしている。犬好きの私だが、バリの犬には要注意だ。可愛いからと言って頭をなでたりしてはいけない。驚いた犬は、必ず噛みついて来る。ここの犬の殆どは、放し飼いで狂犬病の予防注射など受けていない。噛まれたら、狂犬病にかかる危険が大きい。もし、狂犬病になったら、99%以上の確率で死ぬそうだ。

11時頃にぷーたさんから電話があり、サヌールビーチの風は弱いのでティンビスも弱いだろうと言う話だ。クトゥに電話して聞いてから再度考えようと言うことになったが、すぐに電話がかかって来て、クトゥも「今日は、無理だろう」と言う話だ。残念ながら断念した。今日も、DVDとホームページ更新に費やそう。

昼過ぎ、リタ土産店を訪ねた。昨年来た時にシャツやスカートを沢山買い、その時撮った写真を渡しに行った。店に行くと若い女性が出て来て「スラマシアン」写真を見せたら、写っていた男の子が出て来て大喜び。店の中にいる人を呼んで皆で大喜びしていた。昨年会ったおばさんが「安くしておくから買って」と店に入れられた。昨年は、恵美と留理にスカートとかブラウス、穂高やマナにアロハシャツを買って帰ったが、バリなら着られるけれど東京では恥ずかしいと言われた。「もう買ってこなくていいよ」と今回は、念を押されて来た。そう言うこともあって、写真を渡したらすぐに昼食に行くつもりだった。しかし、人が好いおばさんに英語でまくし立てられるとつい、店に入って行ってしまう。でも、買わないぞ。

と思って店に入ったら、私用の襟付きのシャツが目に入った。「100,000 Rp」だと言う。私は駄目もとで「10,000 Rp」と言った。「2枚なら200,000 Rpだけれど特別に150,000 Rpにするよ」とおばさん。「いらないよ」と言って帰ろうとすると「いくらならいいの?」「2枚で70,000 Rp」と半額を示した。そしたらおばさん、「120,000 Rp」私「75,000 Rp」おばさん「110,000 Rp」私「80,000 Rp」おばさん「100,000 Rp」ええっ?初めは、1枚100,000 Rpと言っていたのに・・・。私「85,000 Rp」するとおばさん「ラストプライス、95,000 Rp」私「ラストプライス90,000 Rp OK?」「OK」結局、2枚買わされちゃった・・・(^_^;)

その店から少し東に歩いて行った所にあるカフェで昼食を食べることにした。小さいが静かな落ち着いた雰囲気の店だ。女の子の店員は、英語が通じない。メニューを見て「ランチで出来るのはどれ?」と聞いたら、奥から若い精悍な男性が出て来た。英語を喋る。「ナシゴレンが美味しい」と言う。「じゃ、それ」と言うと「スペシャルはどう?サテが付くよ」サテとは、焼き鳥の串のこと。スペシャルにした。それとバリコーヒー。味は良かった。

昼食を食べたビリーズカフェ 店の中から通りを見る バリコーヒーは美味しい、量もある
サテ付きのスペシャルナシゴレン お店の皆様 塀の建築

食事が終わり会計をした。29,500 Rp、日本円に換算して400円弱だ。精悍な男性の写真を撮ろうとしたら、厨房に声をかけて「皆、おいで」と言うことで店員さん全員の集合写真となった。明るい笑顔をくれるバリの人たちが大好きだ。彼は「また、きっとおいでよ」と何度も言った。

ビーチの方に歩いていたら、塀の工事をしていた。何気なく見たら、形の不揃いの石や貝殻を塀にバランス好く貼り付けているのだ。ハンマーで形を作り、ひとつひとつ並べて行く。センスがある職人だ。「上手だね」英語で言ったが通じないみたい、でも、雰囲気で誉められているのは分かったようで「トゥリマカシ」とこたえた。

先日、ティーシャツ2枚とショートパンツを買った店の隣のおばさんが私を見つけて店から飛び出て来た。「今日は、うちで買ってよ」「今、シャツを買って来たからいらない」と言うと「見るだけ」と言って強引に店に入れられた。先日買ったショートパンツは、ポケットが無い。「ポケットがいっぱいあるなら買ってもいいよ」とつい余計なことを言ってしまった。おばさん、大喜びで「チョットマッテ」と日本語で言い、慌てて隣の店に行きショートパンツを3枚持って来た。なるほど6つもポケットがある。こりゃいいなあ。よし、「10,000 Rp」と電卓に示した。おばさん、機嫌悪い表情で「この前、3枚で110,000 Rpなのにどうして10,000 Rpなの?」う〜ん、こりゃ仕方ない。「30,000 Rp」と大判振る舞いをした。おばさん、シャツを付けて「2枚で100,000 Rp」と言う。「シャツはいらない。30,000 Rpにならないならいらない」と言って外に出た。おばさん、しつこく追いかけて来た。ビーチまでついてきて「90,000 Rp」私「50,000 Rp」おばさん「80,000 Rp」私「60,000 Rp」おばさん「75,000 Rp」私「ラストプライス70,000 Rp」と言って先に歩いた。「チョットマッテ」と言ってシャツとパンツを私に渡した。私は、ニコリと笑い70,000 Rpをおばさんに渡した。あ〜あ、また余分な買い物をしてしまった。(^_^;)

ビーチを歩いて行くと欧米人のカップルと一緒になった。「どちらから?」聞くとフランス人だった。私も聞かれて「日本からパラパ゚ンテ(パラグライダーのこと)をやりに来た」と答えた。男性は「私たちは、レスト、つまり何もしないのが目的だ」と笑った。リゾート地での最も贅沢な過ごし方が「何もしないこと」だろう。今の私には納得出来るし合意出来る。(^o^)

「何もしないのが目的」と言ったフランス人カップル 子供達は、暑い中元気に遊んでいる カメラを向けるとポーズを取り明るい笑顔をくれた

子供達が元気に遊んでいた。私がカメラを向けると一斉にポーズを取り明るい笑顔をくれた。通じない言葉だが。笑顔は万国共通だ。(*^_^*)

夕食はいつも行っているKKNの本店の方に行った。インドネシア料理でお総菜屋さんのような感じ。好きな物を注文してオントップして貰う。イスラム系の店なのでビールは売っていない。でも、頼むと外から買って来てくれる。台湾でも同じような店があったなあ・・・。

お総菜屋さんみたいなお店 私が頼んだ物をのせてくれたハンサムボーイ 味の方は、辛さはまあまあ、美味しかった

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