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1998年10月〜12月のフライト日記へ行く岩屋山ロールアウトでのフライト日記1999年
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1999年03月25日更新

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1999年01月02日(土)63日 (確率63/74)

年が明けて又、今年も安全に飛ぼうと誓いました。昨日は、新年早々仕事でした。朝、の始発便のハンドリングをして空を眺めたら、大阪伊丹空港の空は、とても綺麗に晴上がっていました。風も穏やかでした。しかし、兵庫北部の気象情報では、余り良くありませんでした。さて、今日は、12月31日に東京から来た妻と初飛びしようと岩屋へ向かいました。流石に正月です。道は空いていました。ロールアウトショップには、8時半に着きました。まだ、誰も来ていませんでした。

暫くして加藤さんが来て、新年のご挨拶。残念ながらテイクオフには、南西の風が吹き荒れています。ショップの望遠鏡で吹き流しを見ましたが、無情のフォローでした。今日の予報では、西の風でしたが、岩屋では、南西の風と言う最悪の向きでした。
昼過ぎまで、様子を見ましたが、変わりそうもないと判断し、東京に帰る妻を空港に送る為に、12時半に青垣を後にしました。
1月4日から31日迄、ロールアウトニュージーランドツァーの為にロールアウトの講習は、休みとなります。私は、自由に飛んで良いのですが、私にとっても1月は、引っ越しがある為に色々と忙しくなりそうです。初飛びは、2月までTake overとします。
なお、岩屋のパラのメインランデイングが、1月1日から変更になりました。新しいランディングは、黄色のマットで表示されています。今まで通り、河原へのランディングは可能です。

1999年02月10日(水)

東京から妻が来たので、青垣に行きました。天気図を見て、飛べそうもないのですが、お酒も切れていたので、例の「小鼓」を買いに行き、ショップにより、加藤さんに会いに行きました。飛べそうもないので、道の駅の登録はしませんでした。ロールアウトのショップに行ったら、加藤さんがひとりでビデオの編集をしていました。今年のニュージーランドのビデオを見せて貰いました。フライト確率はとても良かったそうです。広々としたニュージーランドのフライトエリアは、ビデオで見ていてもとても気持ちが良かったです。
テイクオフを望遠鏡で見ていた加藤さんが「飛べるかも知れませんヨ。上がりますか?」外を見たら小雨です。初飛びは、条件が良い日にしたいので、「今日は、止めときます」と言ってショップを後にしました。帰りに小鼓を3本買いました。

1999年03月23日(火)(確率64/75)

妻が21日に東京から来ました。25日迄リフレッシュ休暇を取って来たのです。22日は、連休の最終日でしたが、全国的に大荒れの気象でした。東北・北海道地方は大雪となりました。大阪でも、一時激しく雪が降りました。ロールアウトのショップに電話したら、加藤さんの奥さんが出て、「青垣も大雪でしたヨ」との事。昨日は、一日、のんびりと過ごしました。
昨夜の気象情報によると今日は、移動性高気圧に覆われて良い天気になる予報です。途中の道路は、雪も無く、凍結もありませんでした。念のためにチェーンを持って来ましたが、無用でした。道の駅で、登録を記入して、事務所で1999年度の年間登録の手続きをしました。大阪府連の会費と4月に行われる岩屋クラシックXCコンペの会費も支払いました。

ショップに着いたら、平日だと言うのに結構な人が来ていました。獅子吼の仲亀さんと表川さん来ていました。雲辺寺の大会に出た帰りに寄ったそうです。雲辺寺は、残念ながら悪天候の為、大会は成立しませんでした。2台の車に分乗してテイクオフに行きました。車の謝礼は、今年から400円になったそうです。400円でも他のエリアと比べたら安いと思います。
北西の風でした。弱い風が吹いています。蔀さんが出ました。加藤さんは、タンデムでテイクオフです。南のノーマルルートの上でセンタリングしてあっと言う間にトップアウトしました。タンデムでいつもトップアウトする加藤さんに感心します。
妻が出ようとしたのですが、風が弱くてなかなか出られません。クロスでは無理なので正面から出ましたが、傾いてしまい中止しました。久しぶりのフライトなので少し緊張している様です。少し前に出た講習生の武貞君がサーマルにヒットして上げています。加藤さんのタンデムと一緒のサーマルを使っています。丁度良い風が来て、妻もやっとテイクオフしました。出てすぐにサーマルがありましたが、突っ切って行きました。南の尾根の突端でサーマルにヒットして上げ直しました。体重移動も出来ているし、まあ、良いかなと見ていました。

11時40分、私もテイクオフしました。クロスで一発で上げましたが、浮力を感じて、飛び乗ってしまいました。再びランチャーに足を着いてランチャーを思いっきり蹴っ飛ばしてテイクオフしました。あ〜あ、また、やってしまった。磯根で飛んでいる時からの癖です。講習生に教える時は、「飛び乗りをしてはいけませんヨ」といつも言っていながら、自分が出る時は、してしまう、人間とは、なんと愚かな動物なのでしょうか。出てすぐに南のテイクオフの裏で上げを感じましたが、回せないので、突っ切りました。ノーマルルートの上を飛んだのですが、シンクです。「久しぶりのフライトだから、このままぶっ飛んでランディング行こう」とランディングに向かいました。そうしたら、妻がヒットした所でサーマルに当たりました。すかさず回してセンタリングしました。ぐんぐんと上がって行きました。先に出た豪君が飛んでいるすぐ傍に行きました。暫く、豪君と同じサーマルで回しました。950mを越えた頃、豪君は、西の方向に移動しました。私も付いて行こうとしたのですが、シンクです。やばいと思って引き返しました。豪君は、シンクの後、高く上げて行きました。後で、聞いたら、やはり 、難しい風だったそうです。私は、ノーマルルートに戻りました。TAKの正ちゃんが下を飛んでいます。私は、上で同じサーマルを使って回しました。仲亀さんと表川さん、正ちゃんと私の4人で、同じサーマルでセンタリングしました。久しぶりのフライトで、疲れを感じて、私は、外れてしまいました。気持ちが良いフライトでした。ノーマルルートの突端で又、サーマルにヒットしましたが、少し回しただけで、ランディングに向かいました。新しいランディングは、黄色のゴムのホースで囲いを作って表示してあります。上空から見ると、降りられそうですが、下に降りてから見たら、ぐちゃぐちゃでした。加藤さんに言われた通り、河原に降りました。吹き流しは、街の方向からでした。無事にランディングして、23分間の初飛びが終わりました。先に降りた人達は、再度、テイクオフに上がっていました。機体を畳んでから、ショップまで歩いて戻りました。
この後、2本飛びましたが、2本共、妻とタンデムフライトをしました。タンデムで飛びながら、妻にフライトのルートを説明しました。いつも妻は、変な所を飛んでいるので、不思議に思っていましたが、やはり、ルートを勘違いしていたのです。タンデムフライトでは、パッセンジャーと共同で体重移動をする必要があります。妻もパイロットなので、指示すれば体重移動をしてくれます。弱いサーマルでセンタリングしてレベルキープをしました。加藤さんは、下から見ていて、「綺麗に回っていましたヨ」と言ってくれました。サーマルが出る場所とか、ルートの説明をしながら、飛ぶのは、とても楽しい事です。妻にブレークコードを持たせて写真を撮りました。

タンデム2本目は、南テイクオフからです。風が弱くなったので、タンデムのテイクオフは、難しいと思い、ソロのフライヤーに先に出て貰いました。TAKの高藤さんが出た後、私達もセットしました。3人で持って貰い、クロスで立ち上げました。クロスの場合は、もし、駄目なら中止すれば良いからタンデムの時は、安全です。正面から走って立ち上げた時は、二人で走っている為に中止した時は、転倒してとても危険です。丁度良い風が来て、綺麗に翼が出来上がりました。正面を向いて、妻に「走って!」と言い、無事にテイクオフしました。もう、サーマルタイムは過ぎていたので、ぶっ飛びでした。とても穏やかな風の中、気持ちよくぶっ飛びました。只、ランディングの時に、妻が急に立ち止まったので、二人とも転倒してしまいました。どうして立ち止まったのかと聞いたら、ハーネスがきつくて左足が出なかったそうです。見たら、左のベルトがきつく締めてありました。これでは、立てない筈です。タンデムは、テイクオフとランディングがひとりの時より、数倍難しいと思いました。これから、妻とタンデムフライトの機会が多くなると思いますが、この経験を生かして行こうと思います。
黒井屋で夕食を食べてから、久しぶりに黒川温泉で汗を流しました。今夜は、加藤さんが新しく借りた、新居に泊めて貰いました。電気・水道が入っていませんでしたが、とても広くて綺麗な家でした。この日の写真

1999年03月24日(水)(確率64/76)

朝、外に出たら辺り一面、霧でした。昨夜は、とても寒かったので、霧が出たのでしょう。道の駅で登録していたら、事務所から、足立さんが顔を出して「大久保さん、昨日、大阪府連の手続きをしたけれど、東京都連の方でなくて良いのですか?」と言われました。「私の現住所は、大阪なので大阪府連でお願いします」と頼みました。道の駅の近くの「パブリック」言う喫茶店で朝食を食べました。

ショップに行くと加藤さんが、「南西の風なのでどうか分かりませんが、上がって見ましょう」と言いました。やはり、昨日飛んで良かったと妻が言いました。今日も2台に分乗してテイクオフに行きました。南テイクオフの入り口に車を止めて吹き流しを見ましたが、南西の風でした。豪君が出ると言うので、皆で、南テイクオフに行きました。時々、正面から入って来ます。豪君は、見事なテイクオフで出て行きました。南西の風の時は、とても危険な状態です。潰されてスピンしてツリーランをしているのは、いつも、南西の風だと加藤さんが言いました。私も一度、南西の風の時に出て、凄いシンクで只、ひたすらランディングに向かった事があります。潰されはしませんでしたが、ちっとも楽しくありませんでした。豪君の次に、岩屋の鳥人、蔀さんが出ました。蔀さんは、テイクオフしてすぐに豪君とは、逆の方向の鉄塔の方に向かいました。グングンと上昇してグラグラ揺らされながら飛んで行きました。見ていても気持ちが悪いフライトでした。豪君は、前山の上空で高く上げています。加藤さんが、北西テイクオフから「大久保さん達、こっちに来ませんか?良く見えますヨ」と無線を入れて 来ました。皆、北西テイクオフに移動しました。移動中、仲亀さんが北西からテイクオフしました。北西テイクオフでは、表川さんがセットしていました。風が不安定です。蔀さんは、安全山方向に移動しています。高く上げています。

表川さんがテイクオフ。仲亀さんの後を追いました。豪君は、翼端を折って降下開始しました。ショップ傍の田圃に無事にランディングしました。下は、かなり強いブローがあるらしいです。テイクオフ近くは、そんなに強い風ではないのですが、下は、煮えたぎった釜の中の様だと、加藤さんは説明していました。仲亀さんと表川さんも豪君が降りた所に無事にランディングしました。蔀さんは、強風の中、前に進まず苦労していました。この様な中、常陰さんが南からテイクオフしました。荒れた空を飛んでも楽しくないので、私達は、全員下山しました。
ショップに着いたら、玉青ちゃんが来ていました。「やあ、お久しぶり」この日、初めてロールアウトに来た、福知山の芦田さんは、昔、加藤さんがトライアルをしていた頃のファンでした。芦田さんが撮影した加藤さんのトライアルの写真を沢山持って来ました。東京の多摩テックで開催されたトライアルの大会のものです。芦田さんは、加藤さんと逢って感激していました。芦田さんは、DK朝霧でP証を取ったそうです。家庭の事情でこちらに戻って来たので、これからロールアウトに入って一緒にフライトする事になりました。芦田さんの言葉もあってか、玉青ちゃんは、X-RAYのブルーを買う事になりました。玉青ちゃん、いい買い物をしたネ!
3時過ぎ、南西の風が少し弱くなりましたが、フライトは諦めてショップを後にしました。柏原の酒屋さんで、小鼓を3本買いました。
今日は、飛べなかったけれど、加藤さんの説明で風の事を色々と学んでとても有意義な一日でした。

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