2000.03.31の出来事
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| 南テイクオフから出て、加藤さんからの無線で大箕山に取り付きました。大箕山は南西の風を受けていて上昇風に乗って上がりました。しかし、シンクもあって不安定な為、前山の方に移動しました。前山上空で1100メートル以上の高度で飛んでいましたが、無線機の電池が切れた為に降りる決心をしたのです。ランディング上空に来たら、翼端折りしていてもグングンと上昇して行くではありませんか。シンク帯を探して飛んでいるうちに大きく潰されました。この様子を見ていたスクールの人達は、「まるでスーパーの買い物袋が飛ばされる様な光景」と表現していました。 覚悟を決めてショップ裏のタンボを目指して飛び、遂に生還する事が出来ました。着陸した後は、喉がカラカラになっていました。加藤さんからは、きつく叱られましたが、「飲んで下さい」と差し出された冷たい缶茶に加藤さんの優しさを感じて涙ぐみました。 |