らし科辞典
頭脳パン
【食】食べると頭が良くなるという摩訶不思議な伴天連の魔法のパン。猿の脳を粉末にした頭脳粉で作られている。 ※脳の形をしたメロンパン入れのことではない。
頭脳パン喫茶
【食】コーヒータイムに頭脳パンを食べられる喫茶店で、常連の学生さんは皆、頭のよさそうな風貌をしている。たまに頭の悪そうな中年男性が来るが、肩を落として帰ってゆく。何か勘違いをしているらしい。
ゼロ戦
【名】戦時中にお国のために活躍した戦闘機。初速度が早くて鬼畜米英を翻弄させたが、時間が経つにつれてゴムが伸びてきてのろくなって失速してしまった。
ぞうさんのぽっと
【名】お笑いスター誕生で見て気に入っていたが、あれ以来見てない。いまごろどうしているのだろうか。
象煮
【名】アフリカでは象を捕えて煮て汁と一緒に食う風習がある。太古はマンモスやナウマン象を煮て汁と一緒に食っていた。この文化が出島から日本に伝えられた後、無い象は振れないので、象になぞらえて、餅を煮て汁と一緒に食う形式が広まった。しかし貧乏な民は餅さえ手に入らず、なんでもかまわず煮て汁と一緒に食っていた。これが正月に残る雑煮の由来である。古くて黴の生えた餅を煮て汁と一緒に食うのはナウマン象煮と呼ぶ。〔類〕馬煮、ワ煮、カ煮、ウ煮、マカロ煮。