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ジンラミー


1.「ジンラミー」について

 card(トランプ)を使った麻雀に似たゲームと言えば分かりやすいでしょう。他のJavaScript Card Gameがパーティゲーム等の比較的単純なものだったのに対して、「ジンラミー」は若干high society(笑)なゲームです。

2.ゲームの目標

 10枚の手札で、同suit(キャラ)の3枚以上のシークエンス(連続した数:A,2,3,4,5,6,7,8,9,10,J,Q,Kの順)の組を作ります。cardは、Aが1点、2〜10がそれぞれ2〜10点、J,Q,Kがそれぞれ10点の点数を持っており、3枚以上のシークエンスを作るとそれは0点と見なされます。目的は、この10枚の合計点数、すなわち役になっていない余りのcardの点数を出来る限り0点に近づけることです。2人の点数を比べて、小さい方が勝ちです。

 例えば、下の場合、コレットのAとタマの2と澪のQが余りですから、合計点数は1+2+10=13点です。

 cardは、2人のプレーヤが交互に取り、それは場札(相手が捨てた札)かストック(裏向きの札)かどちらかから取ることができます。

 余りの点数が10点以下になった場合、cardを捨てる際に「ノック」と宣言してゲームを終了することができるようになります。しなくても構いません。また、0点になった場合、「ジン」と宣言してcardを裏向きにして捨て、ゲームを終了します。「ノック」の場合、相手は1回だけ捨札を手札と交換することができます。「ジン」の場合は捨札が裏向きになっており、交換することはできません。「ノック」の場合はもしかしたら相手の方が残りの点数が小さくなって、逆転負けになってしまう可能性があるということに注意して下さい。

3.このJavaScriptゲームについて

 本来は、シークエンスだけでなく、同じrank(数字)の3枚以上の組でも役と認められるのですが、ここでは実装が面倒になるので省いています。お陰でかなり単純になっていて、ゲームバランスがだいぶ違います。(同rank3枚以上を役と認めた場合の混合した手札を簡単に点数計算する方法がお分かりの方は教えて下さい。(^^;)

 また、本来は、ゲーム終了後、点数を計算するときに、余りの手札の中に相手の手札にシークエンス等で付けられるものがあれば、つけて点数を下げることができます。これも実装が面倒なので省いており、逆転の可能性が減っています。

 なお、最初の場札を取るかどうかメッセージが出ますが、Netscapeでは真中に出るためその場札が隠れてしまいます。お手数ですがズラして見て下さい。

「Game Start」…ゲームを開始します。
「カードを並び替える」「←→」「sort」…手札を並べ替えますが、今のところは自動でsortされるので必要ありません。

4.バグ情報

  • 特に見つかっていません。

5.更新履歴

日付バージョン更新情報
99/05/270.10.000とりあえずシークエンスのみだが遊べるものが完成。