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ヨット


1.「ヨット」について

 初歩的かつスピーディなdice(サイコロ)ゲームです。diceを使ったポーカーに似たゲームと言えば分かりやすいでしょう。

2.ゲームの目標

 diceを最大3回まで振って、以下に決められたhand(役)を作ります。その際、2投目、3投目では振り直したいdiceのみを選択して振り直すことができます。もちろん、1投や2投でやめることもできます。handに応じて得点が与えられ、合計としてできるだけ大きな得点を得ることが目標です。注意しなくてはならないのは、1つのhandに対応する得点欄には1度しか書き込めないということです。ですから、何度も同じhandを作っても意味はありません。3回振ってどのhandにもならなくても、どれか1つの得点欄を潰さなくてはなりません。

 以下にhandの種類をあげます。
(i)ファイブ・オブ・ア・カインド:50点

 全てのdiceの目が同じ場合で、ポーカーのファイブカードに相当します。1投で完成しても3投で完成しても、またdiceの目に関係なく50点が与えられます。ヨットとも言われます。

(ii)ビッグストレート:30点

 5つのdiceの目が連続で並んでいる場合で、ポーカーのストレートに相当します。1,2,3,4,5と2,3,4,5,6の2通りがあり得ます。30点が与えられます。

(iii)リトルストレート:15点

 4つのdiceの目が連続で並んでいる場合で、handの中に「1,2,3,4」「2,3,4,5」「3,4,5,6」のいずれかが含まれてる場合です。15点が与えられます。

(iv)フォー・オブ・ア・カインド

 4つのdiceの目が同じ場合で、ポーカーのフォーカードに相当します。(4つの同じ目)x4+(残りの1つの目)点が与えられます。例えば、上の例の場合だと5x4+2=22点になります。結果的には5つの目の合計が与えられることになります。

(v)フルハウス

 3つのdiceの目が同じで、残りの2つの目が同じ場合で、ポーカーと同様です。(3つの同じ目)x3+(残りの2つの目)x2点が与えられます。例えば、上の例の場合だと4x3+6x2=24点になります。結果的には5つの目の合計が与えられることになります。

(vi)チョイス

 handに関係なく5つの目の合計が与えられます。例えば、上の例の場合だと、3+5+6+6+6=26点になります。目の合計は高いがhandができていない場合に使うと良いでしょう。

(vii)シックス/ファイブ/フォー/トレイ/デュース/エース

 それぞれ、6,5,4,3,2,1の目が5つのdiceの中にどれだけ含まれているかで得点が決まります。これらのhandでは、その数字以外の目は得点に加算されません。例えば、上の例の場合で、シックスだと、6x2=12点になります。

3.このJavaScriptゲームについて

 振り直すdiceを選択するには対象のdiceをクリックします。取り消す場合はもう一度クリックします。handを選択するにはhand名をクリックします。

「Game Start」…ゲームを開始します。
「Reset&Restart」…全てのデータを初期化して最初からゲームを開始します。
「ダイスを振る」…diceを振ります。
「これでいい」…1投あるいは2投でhandを確定させます。

4.バグ情報

  • 自宅のWindows版Netscape Navigator 4.05では、「ダイスを振る」クリック時にブラウザが落ちてしまうので、Internet Explorer 4.01 SP1でしか動作確認ができていません(Windows版NC4.5やLinux版NN4.05では大丈夫だそうです)。これはWindows版NN/NCにおけるJavaScriptの動作が不安定なためなので、対応のしようがありません。また、IE5や他のブラウザで動作するかどうか報告して頂けるとありがたいです。エラーが出る場合は何行目でどんなエラーが出るか具体的に教えて頂けると対応できるかもしれません。

5.更新履歴

日付バージョン更新情報
99/05/250.20.000CPU(タマ)追加。ちなみに現在の単純な思考アルゴリズムで20回テストしたところ、平均合計得点は131pointでした。まだまだ人よりは20〜30point程弱いですが、油断していると負けます。もちろんイカサマはしていません。
99/05/240.12.000High Score表示をつけました。
99/05/240.10.0001人遊び版完成。