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2005年01月29日

ニュースメモ(2005/1/23-2005/1/29)

News

【2005/01/29】
[society] 「男スイッチ」
多くの男性が(ワーク・ライフ・バランスにおいて)仕事に偏り過ぎだから、同じ量の仕事をこなようとすると「男性化」せざるを得ないだけで、男性の仕事スタイルが変われば「男性化」も何もなくなるはず。

[partner style] はてなQ 相手の深い恋愛経験を、あなたなら何人までなら許せますか。
想いとともに生きていく。

[communication] 偏愛マップ
あー、「キラいな人がいなくなる」って、嫌いな人と離れられるってことじゃなくてみんなが好きになるって方ですか。
ともあれ、TPOで複数の偏愛マップを使い分けないといけない人はそれだけで大変な訳ですね。

[communication] 質問:一度もデートしたことない彼女についての質問です (via かえる日和)
…ネタですよね、きっと。再度質問を投稿しようとされていたようですが、次の質問がないみたい。

[misc] 自殺死亡統計の概況
性別、地域別、職業別、手段別など様々な切り口での統計。

【2005/01/28】
[psychology] 続・母子にある不安 臨床心理士・金盛浦子
愛情量保存の法則…人は自分が受けた愛情の分しか人を愛せないのでしょうか。

[partner style] 恋愛相手と結婚相手は違うか?
以前当サイトで実施したアンケートでは30°のズレという回答が一番多かったですね。30°、つまり1:2:ルート3の3角形な訳ですから。…いや、訳ですから、って訳分かりませんが。

[society] 社会階層的背景への視点

[misc] 「リスク」の意味。
何割かはチャンスがあるからこそ「リスク」と言うのに、しばしば「回避すべきもの」としか捉えられていないことがあります。

【2005/01/27】
[partner style] [平成版]お見合いのススメ
実態は機会の提供だけであって、いずれにしろ愛+安定なことは変わらない(だからこそ普通に恋愛できる人でなければなかなか決まらない)訳ですから、名前を変えた方がいいのかもしれませんね。ともあれ、恋愛能力のミスマッチが大きいのを解消するには、能力別学級ならぬ恋愛能力別情報サービスってのが解でしょうか?

[partner style] 女性科学者、子どもが産めない——公的サポート欲しい、ポスト・研究の遅れに不安
研究におけるワーク・ライフ・バランス問題。

[partner style] 私がときめく異性のしぐさ

[society] 失業中だからこそニートをまもります宣言
[society] ネット上で、つながってみようよ。
少子化にしてもそうですが、昔から少なからずニートに相当する人がいたにも関わらず、ここに来て急に問題視されるようになったのは、ある意味で「クリティカルマス」を超えたということかも。皆経済的・精神的に余裕がなくなって来た訳ですね。単に危機感を煽って安価な労働力としての移民導入を進めたい意思が働いてるだけかもしれませんが。

【2005/01/26】
[society] 公的年金改革のシミュレーション分析 -世帯類型別の影響- (pdf)
年齢だけでなく世帯の種類によっても格差が存在。平均としては一応今のところ払った分ぐらいは貰えることになっている訳ですが、生涯独身男性世帯に限ってはすでに払った分も貰えないとのこと。未払いの人がますます増えそうですね。

[society] わが国の基本問題を考える〜 これからの日本を展望して 〜
経済界の人が考えていること。

[society] 2004年度・新卒者採用に関するアンケート調査集計結果
重視する要素として「コミュニケーション能力」「主体性」「協調性」が増加。

[communication] 「起伏」

[partner style] ひとりの生活に必要な資金はどれくらい?
「年収300万円時代」だと35年で1億500万か…。投資は計画的に。

【2005/01/25】
NHKの朝のニュースでBlogが(イントネーションも合ってた)。普及しましたねぇ。

[society] ものづくりの現場

[society] 定年退職人材の再活用と人材ポートフォリオ調整を円滑化するための仕組み革新 (pdf)
この辺と関係しますか。一体人は足りてるんだか足りてないんだか(使える人が足りてないんでしょうけど)。
IT業界でもオープン系では老害あっても定年退職人材が必要な場面というのがほとんど浮かびませんが…。

[society] 日本の若年層と子どもを巡る教育・雇用の現状と、将来的な経済への影響
最新号だけなんですぐ消えます。

【2005/01/23】
[society] 日韓ひきこもり会議<上> 教育研究所所長・牟田武生
SNSはある種の補完的コミュニティにはならないかな…?

[misc] 自分マイニング! - Blogでよく使うフレーズは?
どれ…キーとなる名詞では「恋愛(308)」「社会(264)」「結婚(123)」「問題(121)」「女性(113)」「コミュニケーション(110)」「少子化(104)」「日本(100)」「男性(95)」「ニート(89)」「格差(72)」「経済(72)」「仕事(72)」「負け犬(57)」「労働(55)」「ビジネス(54)」「おひとりさま(49)」ってところですか。当たり前ながら偏ってます。

「日本の恋愛社会においては、女性とのコミュニケーション格差に加えて、経済状況により仕事に恵まれず結婚できない男性が増えており、少子化が問題になっている」とか。どうとでも組み合わせられそうですね。

[partner style] 結婚紹介業の「認定」制度導入へ
悪質なサービスはどんな業種であれとがめられるべきでしょうけど、「望む相手と会えない」は苦情言っても仕方ないような…。ともあれ、サービス提供側としてはビジネス上、長期間決まらない方向に動機づけられてしまうので、一定期間中の成約率で格付けすればいいんでしょうか?

[partner style] OR的な発想
元の掲示板にもありますが、合コンとかでの通りは慶應の方が全然いいでしょうね。タブンそんなことじゃないと思いますけど。

[economy] ローカルな経済のグローバル化。
一部で製造業が国内に戻って来たりしていますから一概には言えませんが、大きな流れとしてはハイタッチなサービス以外はグローバル競争に晒されるのは避けられません。コミュニケーションスキルを特別視することはいけないのかもしれませんが、最後にはコミュニケーションしか残らなくなる可能性があるという危機感を持っている訳です。

[misc] 人は正常でなければいけないのか。 (via hotsumaのURLメモ)
…どこの田舎も同じですね。

Posted by seraph : 15:44 | Comments

2005年01月22日

ニュースメモ(2005/1/16-2005/1/22)

News

【2005/01/22】
時間がないので軽く。

[society] ウツ本
確かに現在の状態を「納得させる」効果抜群のようです。それで心が軽くなるのであればいいんですが。

[partner style] 逆転勝ち犬VSあえて負け犬
タイミング。

[society] これって引き分け?
「引き分け犬」。母娘のカンケイが良い家族が多く、「いつでも戻ってこい」的スタンスのため、実家の方が居心地が良いってことになりがち。

[society] フランスの少子化対策

【2005/01/20】
[partner style] プリンセスの素質
愛される才能。

[society] 親対象就職セミナー
結婚版もアリかも?(すでに代理見合いは流行ってるみたいですが。)

[society] 既卒の就活
企業は「年相応」を求める傾向が強いですよね。25歳なら社会人としてのベーススキル、30歳ならリーダ・マネジメントスキル、といった具合に。その辺が「リスタート」の壁になっていそうですが…うーん。

[marketing] 「消費ごころ」新時代—心のひとり暮らしをねらえ—
2年以上前のですが、この2年でどうなったでしょうか?

[misc] 突然襲うバーンアウト(燃え尽き)症候群
最後は体力・ストレス耐久力勝負の仕事が多いかも。

【2005/01/19】
[partner style] ★望む将来は「安定した生活」「結婚」
「超・安定思考(…志向?)」って、ここのところの就職戦線もそうですし、世相を反映してますね。
(via プリキュア様崇拝日記)

[partner style] ココが変だよ! 結婚相談所
…何か、男性向けQA(上)と女性向けQA(下)で回答が微妙に一貫性なくないですか。

[partner style] はてなQ 好きな異性にはそっぽを向かれ、別にどうでもいいと思っている異性ばかりに告白されたり、いい寄ってきます。この状況を聞いてあなたは・・・
「20年後」か…しみじみと重い言葉です。

[society] 人口減少時代の到来と農協の組織基盤(pdf)
一口に「人口減少」と言っても、地域によってだいぶ違いがあるようです。

[misc] 女子、厨房に入らず?

【2005/01/18】
[partner style] はてなQ 男性にとって何歳が行き遅れ(男の場合はどういうかわかりませんが)のボーダーラインですか?
男性版アンケート結果女性版アンケート結果。どちらも35歳あたりが境界っぽい。

[society] シッター利用抵抗薄まる、保育園の送迎や残業対応——金銭負担より就業優先
教育バウチャーもいいですが、シッターバウチャーもアリかもしれません。

[society] 蛙の子は蛙
子は親に似ることの例え。昔と違うのは、親の仕事を引き継ぐっても家族経営の商店とかなかなか厳しいところですね。かと言って親が背中の疲れたサラリーパーソンってのも。

[society] ★平成15年度少子高齢化が機械産業等に与える影響に関する調査研究報告書
自動車産業、住宅産業、教育産業に与える影響に関するレポート。

[society] 学校にいけない先生がいる
以前IT業界でもやっていましたが、どこでも同じですね。

[society] 裏社会NPO
制度は利用した者勝ちとはいえ釈然としないものがあります。

[technology] ソーシャルネットワーキングの「招待制」、快適な利用者と不公平感の非利用者
以前にも紹介した「好きな人同士でグループに」この言葉嫌だった人に通じるものがあるかも。

[business] 「オンリーワン」に意義あり に同感
ビジネスでも、「オンリーワン」になれるのならその方が価格決定権が強いのでいいのでは…? 大抵は模倣する企業が出てくるので「ナンバーワン」を目指さざるを得ないのでしょうけど。

【2005/01/17】
[society] 一般公開される米犯罪者、身近な「監視社会」の現実
技術はそれがいいことかどうかはともかく、色んなことを可能にしてくれます。

【2005/01/16】
[society] ★「奈良幼女誘拐殺人事件」という物語
プレゼンの仕方を考えようという話。その点、マスコミはプロですから。

[misc] 「がんばったから幸せ」捨てる/いまを味わい尽くす-アエラの記事より
「自己肯定感」ですか。「幼児的万能感」とのバランスがどうなってるのかな、と思ったんですが、「否認・・自己欺瞞としてのパチンコ」などを見ているとむしろ「幼児的万能感」が強く残っているからこそ逆に「自己肯定感」がなくなるらしい。

[partner style] 30代独身女性の4割が「負け犬」?
んー今では「負け犬」が別の意味で使われてるですかね。もとは思うか思わないか、じゃなく単に定義の話だったんですが…(定義上は30代独身な時点で100%)。

Posted by seraph : 01:46 | Comments

2005年01月15日

ニュースメモ(2005/1/9-2005/1/15)

News

【2005/01/15】
[society] 静かなるテロリズム
「自壊する社会」のイメージが一瞬フラッシュしました。

[society] ≪課題共有≫に向けて
直観的には真に多様性へと開かれた社会、「オープンソサエティ」を想起します。が、この言葉は他の文脈で使われていて手垢にまみれてますね。オープンと相性のいい言葉として「レセプティブソサエティ」とか。直接的に「再復帰」のニュアンスはないですが、それだけなのも違和感があるかも。

[communication] 自立をイメージする
考えすぎる女たち」ではないですが、「考え過ぎる」ってのも色んなところで共通してそう。DQN系の人との対比とか。

[partner style] Dr.北村 ただ今診察中 : セックス禁止条例
少なくとも、「もう理解することさえ不可能のように思」っている人たちだけで決めてはいけないような。

[subculture] NHk教育 マイジェネレーション (via オレンジ色の服)
何と言うかその…「オーラ」だと思うんですけど、うーん…どうやったら変えられるのかなぁ。
ホントのところは趣味を認めてほしい、というより、自分を認めてほしい、なのだろうし。

【2005/01/14】
[society] 「努力すれば報われる」の違和感
結果は与えられるものではなく、自ら創りだすもの、か。スーパーポジティヴな方は捉え方が違います。
努力に応じて結果が与えられるってのがそもそも学校の勉強(とか付け加えればゲームの世界)ぐらいなんだよ、と。

ちなみに本Blogでも何度も出てくる「希望格差社会」の要点はこの辺が簡潔にまとまってるかな。

[society] 少子化問題は斬るより刻め
万能な解決策があるはずもないのでターゲットごとに対策を考えようという話。企業に負担を押し付けようとしてもアウトソースとかオフショアとか雇用の「多様化」で対策してくるだけ、と。「ライフバランス社員制度」というワーク・ライフ・バランスを意識した制度を打ち出して来ている企業もありますが、まだ余り広がっていなそうですね。

[marketing] 役に立たなくなったテレビのコマーシャル (via finalventの日記)
それに比べるとネットの広告って下手に効果測定ができてしまうのがいけないですね(ブランド認知目的広告は別ですが、そもそもその目的ではWebは余り適してないかも)。

【2005/01/13】
[partner style] ★「パラサイトシングル、負け犬、年下の彼氏」の研究 (via finalventの日記)
男女とも31-35歳が余るのは需給問題上自然という話。でも考えてみれば、第2次ベビーブーム層の前後が少ない以上、前後10年の平均取ったら下がるのは当たり前ですね。

というか前後10年ってのがかなり乱暴な気も。年齢によって希望範囲は変わってきますし(20歳で10歳年下だと相手は10歳…好みは人それぞれですがやはり色々とマズいんじゃないでしょうか)。「結婚相手への希望年齢は、男性は年下を望む傾向があります。一方女性は年齢が上がるとともに年上の男性をそれほど望まなくなります。」を反映した方がより正確になるかも。

[society] イギリスでは高齢出産がはやりです
昨日の話のように、非婚化が止まらない中で少子化の第1子の因子に影響を与えるには、多夫多妻制は非現実的としても、嫡出子と非嫡出子の法制度上の差をなくす、事実婚と法律婚の権利の差を少なくする、ということが考えられますが、システム的に変えても人間側の変化への対応がなかなか難しい気もします。

【2005/01/12】
[partner style] ★未婚男性急増: 幸福と可処分所得のカンケイ
うわぁ、山田昌弘氏、身も蓋もない。

[partner style] 世界で一番幸せな言葉を聞かせてください。プロポーズの言葉100選
たまには明るい話題も(実態はお役所の煽りな訳ですが)。

[society] 新明解国語辞典にみる「世の中」の変化
な、何なんだこの後ろ向きな「世の中」観は。

[society] 労働参加率とインフレのリスク。
どっちをむいて政策を実施する?

[society] 「2人目を生まない」理由について考える
何人目を産まないのが少子化を起こしているのか、というのは以前に紹介した「少子化の決定要因と対策について:夫の役割、職場の役割、政府の役割、社会の役割(pdf)」で分析されていますが、第1子が50%、第2子が30-35%、第3子が15-20%となっていて当然ながら第1子減少の影響が一番大きい。とはいえ、第1子は非婚化が冒頭のように男性の可処分所得の低下や雇用形態の「多様化」により進むことはあってもカイゼンが期待できないので、2番目の因子をカイゼンしていこうという動きが妥当なのかもしれません。

【2005/01/11】
[society] 子どもが嫌いな社会人たち
「子どもが嫌い」とはっきり書かれるとギョッとしますが、(比較して)「自分が好き」と考えればこういう感覚は広く若い人に浸透してると感じます。「カネがかかる」は余りに普遍的過ぎるので「なぜ」をもっと掘り下げていかないといけません。「もらってうれしいけれども」も合わせて。

[society] 専業主夫になりたい
えーっと…結論としては専業主夫自体はアリだけど、「逃げの選択」はNGってことでFAでしょうか。以前の「就職せずに専業主婦になりたい!!」と同じですね。

【2005/01/10】
[society] 「希望格差社会」は何を提案しているのか
[society] 社会を引き裂くものは何か
[society] 希望は社会を引き裂かない
[society] 私は断固として同意出来ない
希望格差社会」に対する意見としては今まで見た中でも相当長く、かつ明確に反論をしているという点で結構貴重な記事かも。とりあえず鵜呑みにしがちな人はどうぞ。一言で言えば「負け組に自分の立場を受け入れさせようとしていることに対する反発」と言うことになるでしょうか。
「立場を受け入れさせる」というマーケティングでは、以前の森永卓郎の「年収300万」もそうでしたね。

[society] 学力二極化、63%が実感 現場教員アンケート
続く2つと合わせて。

[society] 児童手当、小6まで支給を 公明、来年度予算で要求へ
この程度で「独自性」と言われても…。12歳まで月5000円としても0.5x12x12=72万円。誤差でしょう(経済的理由により子どもを持つ気にならない人を動かすには)。少子化問題ではよく「思い切った対策」という言葉が使われる訳ですけど、カネだけで「思い切る」としたら18歳まで月8万、総計8x12x18=1744万ぐらいがライン? 財源を独身者に求めることになりますから凄いことになりますが…。もちろんそこまでやるならもっと別の方法の方がいいでしょうね。

[society] 独身女性 : 親と同居の女性、自立度がアップ−−オーエムエムジー調査
OMMGって色々調査をしていますね。「少子化社会の日韓若者の結婚 子ども 家族 生活」なんてのも。

【2005/01/09】
[partner style] もうオタクとつき合うしかない?
[partner style] ダ・ヴィンチのBlog
ダ・ヴィンチの本文見てませんが、何と言うか、「初めにタイトル(or 企画)ありき」「面白ければいい」的特集って感じ。秋葉原でホンモノと向き合えばそんなこと軽々しく言える状況じゃないってこと分かるでしょうに。

[partner style] やっぱり「負け犬」にはなりたくない!?
[partner style] 負け犬時代は、終わった?
へぇ。希望がなければもちろん始まりませんが、初婚年齢の低下に寄与するかどうかはどの程度「現実的な条件」を設定しているかによるでしょうか。単に「楽して生きたい」的発想でなければ良いですが。

[society] 壊れ行くニッポン
こういった事件には限りませんが、全体的に、「将来に対する想像力」が欠けている傾向が気になります。冷静に考えればお小言はさらりと流して「使えるものは親でも使う」「生かさず殺さず」が合理的な判断だとは思わないんでしょうか(ヒドい)。

[society] 少子化アンケ : 4人に1人が「子どもほしくない」

[communication] 嫌いな人とは付き合うな

[society] 階層化する日本…に見る典型的応酬
loveless zero読者の方には目新しくもない話ですが、コメントがまた典型。こういう応酬が今後続いて行くんだろうな、と。この名言は世界の名言、格言、ことわざコーナーなどに訳があります。

People are always blaming their circumstances for what they are. I don't believe in circumstances. The people who get on in the world are the people who get up and look for the circumstances they want, and if they can't find them, make them. George Bernard Shaw (British playwright, critic; 1856-1950 )
人は常に、現在の自分がこうなのは自分の置かれた環境のせいだと文句を言う。私は環境などを信じない。この世で成功する人は、自から自分の望む環境を探す人であり、もし見つけることができなければ、自分で自分の望む環境を作り出してしまう人である。 ジョージ・バーナード・ショー(英国 劇作家、評論家; 1856-1950
Posted by seraph : 08:06 | Comments

2005年01月08日

ニュースメモ(2005/1/2-2005/1/8)

News

【2005/01/08】
[partner style] 今、40ウオモが熱い。
これも男性版「おひとりさま」狙いですかね。

[society] ノストラダムスも言わなかった危機
「なんでみんな経済的条件の話をするの?」って言われても…ノルウェーとは育児・教育の負担が違い過ぎるんじゃないかな。全体の税負担を上げて育児・教育コストを徹底的に落としてあげれば日本でもカネの心配をしなくなるかも?
参考: ノルウェーの教育制度

[society] 的の外れた? 少子化対策
似たような話ですが、コメント欄の「対策はない」というのがホントのところでしょう。日本にまだ経済的魅力が残っているうちに、アジアから5000万人ぐらい移民を導入するというのが将来の姿になりそう。低賃金でよく働く人たちがどんどか入ってくる訳ですから、国内の競争も一層厳しくなりますけど。

【2005/01/06】
世の中しばしばロジックじゃなくて感情で動いてるので、論理的に間違いを指摘するだけじゃなかなか人々の共感を得られないですよね。

[society] ニートを脱出する為の助け合い コミュニティ誕生
ログインしないと参照もできないのはなー。雰囲気が分かりません。

[society] エグゼクティブフリーターBlog
フリーターの名付け親らしい方道下裕史さんのBlog。最近はマイナスイメージが強くなってしまったため、「エグゼクティブフリーター」を使っているようです。

[society] 名古屋的価値観と結婚難の時代
結婚がハイリスクな贅沢品になりつつある中で、堅実な名古屋人(というより堅実なのは三河人だけですね)は余計に非婚を選びませんかね。

[society] 日本型経営はどうなる-ロナルド・ドーアの予想
終身雇用は残る、と。確かにキヤノンは終身雇用のスタンスを維持した上で成功してますし。

「正社員」とか「正規雇用/非正規雇用」という言葉がおかしいと思います。中長期(固定費)か短期(変動費)か、という期間の違いと、高賃金仕事重視か低賃金生活重視か、というワーク・ライフ・バランスの違い、という2軸による2x2のマトリクスを上手くミックスしたバランス型雇用になって行くと見ています。

[society] 平成16年 人口動態統計の年間推計
年始に記事になっていたヤツの元ネタですね。「死亡」のみが増加。

[society] 未来が見えますか : 人口減時代の日本 第1部・少子化の風景/1(その1) / (その2)
社会参加「だけ」なのであればNPO法人も候補になるかと思いますが、そうもいかないですかね。
参考: NPO法人データベース NPO広場

[economy] 窮地は脱したが、危機は続いている

[partner style] 好きでもない人から好かれる。
「好きでもない人から好かれる」のを嫌がる傾向は男女ともあるとは思いますが、女性の方がより大きいかもしれません。男性は本能的に「ばらまく機会」がより多い方が嬉しい訳ですが、女性は見極めが重要です。

【2005/01/05】
[society] 少子化対策、子供3人以上で優待カード 石川県知事表明
CSRへの意識が高まっているのでそれに訴えて行くというのはアリですね。

[society] 生活保護 5年ごと削減検討へ
不正受給にメスが入れば良いですが。
関連: 生活保護の不正受給 高松市

【2005/01/04】
単にこれまでそういったサイトを読んでなかっただけかもしれませんが、Blogなどによってネットでも質の高い文に触れることが多くなってきた感があります(発見するインタフェースのカイゼン?)。以前のloveless zeroはニッチに特化していたのでそれなりに特色もありましたが、テーマが一般化したため埋没しがち。書くことがなくなってニュースサイト化する気持ちが凄く分かる気がします。2005年の課題は考察の深さと地に足着いて行動に繋がる具体的な提言の両立。ってこれも昔から課題になってる訳で全く進歩してなかったりしますが。

[society] 戦後60年の意味
「予想以上に少子化が進んだから」は確かにもう聞きたくない言い訳。賃金も今後は増えないことを前提に見積もらなければいけませんね。

[society] people moving to
含蓄のある名文。

[society] 「オレの前ではやめてね」の論理
的確な指摘。loveless zeroも基本的に「若い人頑張れ」なんでかなり反省。

[society] 毎日新聞社説:赤字ニッポン 世代間戦争を放置するな
個人の生き方を規定する方向の政策は違和感がありますが、精神論で解決しない以上「経済制裁」に訴えるしかないんでしょうか。

[society] 財界三首脳の年頭所感
まとまっています。

【2005/01/02】
[partner style] 就職せずに専業主婦になりたい!!
昨年のトピックですが長大なレスが面白い。「今の生活レベルを下げるようなことはしたくない」は判を押したようですが、元のレベルが高ければ高いほど厳しい条件に。

新年の新聞は少子高齢・人口減少社会に言及したものが多かったみたいですね。個人の幸福抜きに国がヤバいからと言われても、という感じですが「合成の誤謬」リスクは確かにあります。将来は成功者の日本脱出が増えるでしょう。

[society] 2004年生まれ、過去最少の110万人・4年連続で減る
[society] 【待ったなし 人口減少時代】高齢ニッポン存亡岐路
は事実認識はともかくとしても、やはり家族復権論が「結婚の条件」のような「現実」とのギャップが大き過ぎて違和感がありますが、かと言って、

[society] まだまだ生ぬるい政治家の過激度
はまた暴論ですし。

Posted by seraph : 01:02 | Comments

2005年01月04日

2004年記事アクセスランキング

Misc

2004年は当サイトの方向性が大幅に変わった1年でした。2004年(2004/01/01-2004/12/31)のアクセスランキングでこれまでの記事を軽く振り返っておきます。

30位までのアクセスランキングを末尾に載せましたが、トップ3は「属性」の心理的・関係的側面に注目した「属性とエゴグラム(6507 hits)」、「利用シーン」の観点から時間やカネの点で枠を超えて「競合」を認識する必要性を指摘した「利用シーンで考える(5171 hits)」、今なお問題の残るアクティベーションシステムに触れた「アクティベーションシステムは何を変えるか(5118 hits)」。有名ニュースサイトで取り上げられたのが大きいですね。4位「オタク論と資本主義(4990 hits)」や6位「属性ポジショニングマップ(3345 hits)」も同様。簡単に2,3000のオーダで変わってきます。

もう1つの経路はGoogleやYahoo!経由の一本釣り型参照。1位の「属性とエゴグラム」は「交流分析」や「エゴグラム」といった検索ワードで来られる場合が多かったのが、同じく有名ニュースサイトで取り上げられた中でも抜け出した理由になっています。検索して来られた方に満足して頂けたかと言うとかなり怪しいですけど。

一般テーマで健闘しているのは負け犬が2種類あるのではという「負け犬マトリクス(3782 hits)」と、ニートと非モテの類似性を可視化した「退却マップ(2893 hits)」。ただこれも「一般テーマ」とするのは語弊があるかもしれません。先の「属性ポジショニングマップ」もそうですが、可視化シリーズは分かりやすい為か人気が高いですね。

以前のloveless zeroはニッチなテーマに学際的な視点や経営的な視点を持ち込むことである種のユニークさを打ち出していた訳ですが、こういったテーマは一線から離れてしまった以上、今後の記事でメインカテゴリとして扱うことはほとんどなくなりますので、導線としてかつてのように有名ニュースサイトに期待するのは困難になっています。一過性のアクセス数に頼るのではなく、Blog等からのリンクや、検索エンジンで来て頂いた方に満足して頂けるよう、根本的に記事の質を高めて行くことが課題と認識しています。

【2004年記事アクセスランキング】

  1. 属性とエゴグラム(6507)
  2. 利用シーンで考える(5171)
  3. アクティベーションシステムは何を変えるか(5118)
  4. オタク論と資本主義(4990)
  5. 負け犬マトリクス(3782)
  6. 属性ポジショニングマップ(3345)
  7. 退却マップ(2893)
  8. 「選ぶ側」と「選ばれる側」(2689)
  9. 出会わない系(2619)
  10. ライフタイムバリュー(2608)
  11. 「キャラクタが似ている」とはどういうことか(2240)
  12. ラブハラスメントの「発見」(1857)
  13. 恋愛マニュアルの是非(1825)
  14. 「見られる」という感覚(1588)
  15. 結婚の「ビジネス」化、そしてフェミニズムの死(1470)
  16. 良いところを見つける(1464)
  17. 「気づき」の仕組み(1442)
  18. ベーシックラブ(1417)
  19. マイノリティと正論(1379)
  20. 欲求データベース説(前編)(1277)
  21. 恋愛競争戦略概論(1259)
  22. ニュースメモ(2004/11/7-2004/11/13)(1252)
  23. 一億総恋愛社会から恋愛階層化社会へ(1184)
  24. ニュースメモ(2004/11/14-2004/11/20)(1135)
  25. 私的領域と公的領域(1058)
  26. 人には言えない。(1048)
  27. 論争・少子化日本(967)
  28. マス政策の限界(873)
  29. 恋愛の格差…?(848)
  30. ニュースメモ(2004/10/17-2004/10/23)(717)
Posted by seraph : 07:29 | Comments