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そこに人がいる感覚

最近は、もっぱらメルストロードオブナイツをプレイしています。

J-RPGやSLGを好むレガシーゲーマーにとって、ビデオゲームは、リアルの人間関係のストレースから離れて作品世界の中にひとり深く没入することを目的としているのだから、ソーシャルゲームのような、コミュニケーションを前提としたゲームは、レガシーゲーマーがガチャの課金システムを好まないのとは別に全く馴染めないはずだ、そんな思い込みがありましたが、結論から言えば間違っていた、もしくは、少なくとも別種の価値があるということが分かってきました。

こうしたソーシャルゲームは、ゲームシステム上、ギルドと呼ばれるコミュニティに入らないとまともに遊べないわけですが、ギルドに入っても無言プレイが基本です。実際、コミュニケーションを重視しているプレーヤも多いですが、少なからぬ割合が基本無言のプレーヤーのように思われます。ただ、コミュニケーションを取らなくても、他のプレーヤーがプレイしていることが分かるというのは、ある種の、人との緩い繋がり、「そこに人がいる感覚」を感じじさせてくれる場として機能しています。

これは、家でひとりで勉強していると捗らないから、誰と話すわけでもないけど図書館に行くとか、ひとりで食事をしていると侘しいから、誰と話すわけでもないけど喫茶店に行くとか、ひとりで仕事をしていると寂しいからノマドにカフェで仕事をする、みたいな感覚に近いかもしれません。

ゲーマー(特に非コミュやぼっち)の老後は、ソーシャルゲームの無言の緩やかな繋がりが生み出す、「そこに人がいる感覚」によって支えられることになるのかもしれません。