貯蓄不足に転じた家計と大幅な貯蓄超過が続く企業
家計は所得の減少が続いて貯蓄もマイナスに転じ、企業だけがひとり貯蓄超過になっている。これでは個人消費も伸びないため、企業に滞留する余剰資金を家計に還流させること、具体的には雇用増や賃金の引き上げが必要とする。企業にとっては、自社だけが賃上げをしても恩恵がない合成の誤謬状態なので、どうやって、全体で引き上げるかですが。
中小工業における規模間業績格差の要因について (pdf)
資本装備率の格差は広がっておらず、受注単価の低下や、受注先数の減少が、中小企業で起きている。円高や不況で事業環境が厳しくなる中で、大企業が発注先を絞って、価格交渉力を高めようとしてきたのが、逆から見ると、受注単価の低下や受注先数の減少という形で現れているのでしょうか。
話題の数字 No.26 -5万人- 21 年ぶりの新成人の増加 (pdf)
団塊ジュニア世代の子どもの世代は、もはや団塊という程の山は形成していないけど、微妙には増えている。
はてなブックマーク – 就職氷河期と重なった団塊ジュニア世代が“貧しい高齢者”に…深刻な2042年問題 (1/5ページ) – SankeiBiz(サンケイビズ)
ずっと指摘されてきたのに、放置されてきたからなー。ただ、これから寿命が伸びる伸びる、と言われているけど、雇用環境も生活水準も悪化しているから、今の団塊ジュニア世代以降の寿命が伸びるというのも、いまいちピンと来ないところもあるのだけれど。
はてなブックマーク – 巨大銀行の巨大システム開発で大変素晴らしい経験を得たという話 / 魚拓
過去には、1つの机に2人座るプロジェクトも見てきたから、2つの机に3人なら、まだ本当のデスマーチはこれからなんだろうな。
はてなブックマーク – ゼネコンが自らの手で招いた「建設業の衰退」 | 企業戦略 | 東洋経済オンライン | 新世代リーダーのためのビジネスサイト
建設業の衰退を招いたのは取りも直さず公共投資の急激な抑制と不況による民間投資の減少による需要減以外にはないんじゃないのかな。需要変動が大きくなれば、どうしても人を社員として固定的に抱えているわけには行かないから、下請けを使うしかなくなる。需要が安定して見込めるけど、人がいない、ということなら、IT化・自動化などの資本装備率の向上による生産性向上が進むだろうし。
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はてなブックマーク – 異物騒ぎ……消費者の勘違いと、裸の王様セブン、ファミマ | FOOCOM.NET
消費者の勘違いの場合も多いのではないか、と。だろうな。