とっくに皆様お気づきでしょうが、今回の安全宣言は丸のみできません。
・背割りに代表される処理段階の改訂が成されていない
・現段階で流通している肉は完全な確認が成されていない
この二点だけ挙げても、まだまだ危険、としかいいようがありません。
今回、食肉関連業界がさして同情されないのは、「正すべき機会が数年に渡って
ありながら、結局何も手をつけていなかった」という点にあります。
ある意味で今回の騒動は、国家と業者の癒着による共同正犯ですね。
というわけで、同情はしません。というか、できない。したら、これからの危険に目をつぶることになる。
とことん非情に「システム的な安全策」が講じられるまで、国産牛肉を口にすることのないようお願いします。
これはむしろ、業者のためなんですよ。安全宣言出した後に狂牛病が大量発生したら、今度こそ日本の牛肉関連産業は崩壊します。
その意味で、今回の国と業者の対応は、問題の大きさをまだどこかで舐めてますね。愚かとしかいいようがない(-.-)
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