記事No.170 へのコメントです。
今晩は、ボブです。販売店の店員としては。
>教訓:カタログスペックや店員の言葉は信用するな!
> 自分の耳で確めた事が全てだ! 何故なら、買った後聴く
> 人間は自分だけなのだから。
と、いうのは、非常に耳に痛いですね(汗
・・・まったく、その通りだと思いますが。
僕は、基本的に、パソコンの販売店なんで、いわゆるオーディオ機器に関しての販売はしませんが。(Mac屋です)
音楽をやりたくてパソコンを、って方は、結構いらっしゃいます。
んで、一番多いのが、
「プロツールスを使いたいんですけど、どの本体がいいですか?」
「デジパフォと828を使いたいんですけど・・・」
っていう、機種や、ソフトを指名する方。
・・・売ろうと思えば、そのままたたき売れますけどね。
僕は、必ず1回は追い返すような形で接客してます。
なぜか。
実際にお客さまの環境であるとか、音楽のジャンルであるとか、
制作行程など。
そういった面を訪ねていくと、大抵、
・まだなんにも考えてないけど、取りあえず、プロツールスとやらがいいらしいと聞いた。
・音は聴いてないけど、雑誌で誰々が使ってたから。(もしくは、知り合いが使っているから)
・見た目。
等など。
とりあえず、買おうって考えの方が、以上に多いのです。
僕は、高いお金を出して買っていただくのだから、後悔はさせたくないのですね。
売り上げたてないと、店がヤバいっていうのはありますけど。
ですので、機材選びは熟慮してほしいなと常に考えています。
そこを事前に考えてきていただければ、
話はスムーズに進むのですから。
と、いつも思ってます。
できれば、飾ってある楽器屋さんとかにいって、
・操作方法は自分にあっているか?(シーケンスソフトなど)
・音質は自分にとって満足できる物か?
・自分のやりたいジャンル、制作方法に、機材はあうのか?
・どれくらい、マシンパワーに頼るのか?
(プラグインエフェクトの数、同時録音トラック数など)
ここら辺は、高いお金を払うわけですから、
調べてもいいんじゃないかな?なんて思います。
やっぱり、自分の耳で、手で実際に確かめるというのは、
非常に重要ですので。
以上、販売店員の憂鬱でした。
ではでは。 [ この記事にコメントを返信する ] [ 原文引用 ]