記事No.777 へのコメントです。
あなたの論旨について触れるつもりはなかったのですが、それでは片手落ちという面もあるかもしれんので、一言だけ書いておきます。>これを行っても危害が加わったときのみ、その人に怒る権利が与えられるのでは。
こういう考えは、翻って言えば
・交通事故について何らかのアピールを行わなかった人は、事故に遭っても怒ることすら許されない
という主張に近いですよ。
怒る権利 というのは、ナニを指してますか?
感情を爆発させること、批難すること?
それだとするなら、そういう部分まで遺族に他者が(事故が起きた直後に)求めるのは、ある意味ものすごい傲慢です。極端に書けば、「冷淡そのものな行為」に等しい。
遺族が怒るのは当然だし、その瞬間に怒り、嘆くことが許されるからこそ、人は未来に向けて進んでいけるのです。感情の抑制が必要とされるのは、むしろそれを報じるマスメディアの側でしょう。
例を別に取ります。
数ヶ月前に、アメリカの原潜がハワイ沖で浮上し、日本の実習船が沈没した事件がありましたが……あの例でも、あなたは
>これを行っても危害が加わったときのみ、その人に怒る権利が与えられるのでは。
と、主張されますか?
というわけで……書きこむのはいいけど、もっと本を読みましょう。
あなたが得ていい知識は、まだまだ無数にあります。それらを噛み締めて、考えるところから始めたほうがいい。
学校の先生の中に、本が好きな人はいませんか?
図書館に担当の人(図書司)はいませんか?
そういう人に「読んで面白かった本はないか?」そう尋ねるのもいいでしょう。
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