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Re:D/Aコンバータ考察について。
投稿者:岩倉鈴音@Saga さん  ( uid 26945, posts:801, since 2001/06/29 )
投稿日: 2001/09/05 (水) 19:41 No.176 | 編集 | 削除

記事No.170 へのコメントです。

詳しいレポートありがとうございます。
ワタシの考えられる範囲でレスを考察してみたいと思います。

>トータルで言えば ONKYO C-1E Ver.2のほうが一般的に良い音ではあります。
>それは縦(ダイナミックレンジ)・横(ステレオセパレーション)・
>解像度・レスポンスに優ってる事から判りますが、どちらかと言えば
>ポピュラーや激しい音楽に向いています。ですがソースによっては、
>例えばクラシックとかバラードでは、マランツの方が雰囲気に合う事が
>多いです。その辺を使い分けていたのですが。
>ただ、楽器を演奏する人だと、文句無しにマランツを選ぶ様な気はします。

かなり周波数の低い正弦波の再現性を調べてみれば良く分かるかもしれません。
奥行きというのはディレイ+リバーブで表現されるんですが、リバーブがリバーブであって単なる音の最後をループで引き伸ばしたものでない理由はリバーブ音に癖がつくという事があります。

その癖というのは想定される部屋の大きさ、壁面の材料等によって変わるのですが、その部屋が持つ固有振動周波数に左右されるのは間違いありません。

ということは可聴域を下回る低周波で変調が掛けられている可能性があるわけです。

>そこで「久遠の絆サントラ」は、電子音源主体なのに何故かマランツ
>で聴く方が断然良かったりします。

たぶんそれは上の理由と同じだと思います。
「風雨来記サントラ」のストリングスの奥行きはスプリングリバーブという過去の遺物でつけてありますので奥行きではっきり差が出るようだと、当然ですがスプリングは可聴域以下の共振周波数を持っている訳で、低域の正弦波の1ビットD/Aでの再生について、考察し直す必要があると思います。

かつ、可聴域以下の周波数で変調された音の再生についても同様です。

>音の厚みがイマイチなのは、1bit D/A特有の癖なんですかねぇ?

それがアコースティックなホールで録られたものだと、やはりホール鳴りを再現出来てないのかもしれません。
ホール鳴りというとやはり可聴域以下の周波数によって変調された音です。

音の厚み云々に関して言えば、やっぱり楽器レベルでも言われています。
最近はそういう面に気をつかったモデルもあるようですが、正弦波1発再生してみれば音の厚みの違いがあります。

何か特性が高い方へ高い方へとシフトしていってるように思うのはワタシだけでしょうか。

何だかなぁ。

最近のモデルの方が音が薄いのはお約束です。

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