記事No.194 へのコメントです。
いらっしゃいませ。>「作曲をするにはやはりある程度の楽器の音は、頭の中ですぐに反復出来る方が良いのでしょうか?」
>例えばピアノやアコースティックギターなどは、普段そんなに音楽を聞いていない僕でも頭の中で音をイメージしやすいのですがバイオリンやチェロの音の違いとなるとお手上げです。(笑)
自分の場合を書きます。
全部の楽器を知る必要もないし、義務もない。
だって一生使わない楽器もあるかもしれませんよ(笑)
ある人に同じ事を「逆向き」に昔聞かれました。
どうやって「その楽器らしいフレーズ」を作るのですか?と。
色んな音楽を聴いているうちに、好きなフレーズが出てきます。
例えば、それがホルンなら「それが君のホルンの好みであり、君の中のホルンの音なんだよ」と回答しました。
楽器奏者は、その楽器の能力をフルに発揮する事が要求されますが、作曲する側はそういう事を考える必要はないです。
自分の好きな使い方をすべきです。
ピアノやアコースティックギターはイメージしやすいと書かれていますが、その楽器の「好きなフレーズを含んだ曲」でお気に入りのがあるんじゃないでしょうか?
例えばワタシはハーモニカが好きですが、トゥオーツシールマンスという奏者のアルバムを聴いて好きになったんですね。
それで、「ハーモニカらしさ」を活かすフレーズを作れるようになった。
楽器単独じゃなく、あるフレーズ(もしくは使い方)と楽器がペアになってる事に注意してください。
これで、「作曲家の好み」が決まります。
後は「打ち込み人」としての能力ですが・・・。
ヘタでもいいから色んな楽器(出来れば安いの)を弾いてみる事です。
ワタシはハーモニカ(ブルースハープ)とケーナを吹きますが、管楽器の音で演奏する時はその経験に基づいて、表現を工夫します。
弦楽器については、高音楽器はギター、低音楽器はフレットレスベースの経験を参考にします。
まとめになりますが・・・。
フレーズ(使い方)、楽器、(表現の)経験。
この3つが揃って初めて作曲の役に立つのではないでしょうか。
まずは色んな曲を注意深く聴く事。
それから始まると思います。
>では年も押し迫って参りましたがお身体に気をつけて良いお年を。(ちょっと早いかも)
ありがとうございます。カラダの方は「柳に風折れ無し」みたいです。
レギオンさんも良いお年を。
[ この記事にコメントを返信する ] [ 原文引用 ]