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■-事件について - 三木原慧一 (06/08 22:37)
 └Re:事件について - ヴィンセント=ベイン (06/08 23:27)
  └Re[2]:事件について - 三木原慧一 (06/08 23:54)
   ├Re[3]:事件について - Saga@lain(Lモード稼動中) (06/09 00:20)
   └Re[3]:事件について - 狼朗(ラン) (06/09 00:38)
    ├それじゃ - Saga@lain(Lモード稼動中) (06/09 00:43)
    │└Re:それじゃ - 狼朗(ラン) (06/09 00:47)
    └Re[4]:事件について - 三木原慧一 (06/09 01:04)
     └Re[5]:事件について - 狼朗(ラン) (06/09 01:23)

■ 事件について
投稿者:三木原慧一 さん  ( uid 27009, posts:133, since 2001/06/01 )
投稿日: 2001/06/08 (金) 22:37 No.158 | 編集 | 削除

 ……は、Sagaさんが日記で書かれているように、薬は適量以上の量をとると毒になります。
 お酒も同じですね。適量を飲む分には問題ありませんが、飲み過ぎてヒトを殺してしまうヒトなんかも当然います。
 数的には、今回の事件より年間の殺傷数は多いと思います。
 だから今回の事件は……という言い方は誤解を招くのでできませんが、量が問題であって、薬そのものが問題、という言い方には反対します。

 あと、セキュリティに関して、あまりに抽象的なコメントを返している学者先生などもおられるようですが、これは「安全にコストをどれだけかけ、不便をどれだけ忍ぶか?」という、実質的な問題であって、抽象論で片づく問題ではありません。
 アメリカの例を挙げれば、
・警備員の常駐
・銃器所持のチェック
・場所によっては金属探知機の設置

 などをやっている学校もあります。
 この問題はチェックすべき項目が多いので、実は簡単に「これはこうだ」と、書くのが大変難しい問題です。
 単純にこの問題について断定的なコメントをしているヒトがいる場合、そのコメントを鵜呑みにするのはとても危険だと思いますので念のため。



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Re:事件について
投稿者:ヴィンセント=ベイン さん  ( uid 25970, posts:10, since 2001/06/01 )
投稿日: 2001/06/08 (金) 23:27 No.160 | 編集 | 削除

記事No.158 へのコメントです。

確かに,お酒は飲み過ぎればアルコール中毒(あのれこのーれではなく(あうぅぅ))
コーヒーも取りすぎればカフェイン中毒になり,,,

休まずにひたすら働きすぎたらワーカーホリックで死ぬかも知れないし.
笑い笑って笑いすぎれば腸捻転で死ぬかも知れない(をい)

でも,,,それがいわゆる”覚せい剤”等だったら,それは所持するだけで罪であって.
あれは,精神安定剤とそれと同じような扱いをしたコメントだと思いました.


私は今,学生なのですが,突然こんな事態が起こったら...

「ま,ないだろう」

で,事が起こってしまってから愕然とする,こういったモノ一つ一つが・・・

・・・あうぅぅぅう,,うまく書けないよぉ(泣)

・・・いきなりこんな事件に遭遇して殺されたら...どうなんでしょうね?

・・・何か運命というモノを感じさせて,嫌いです.

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Re[2]:事件について
投稿者:三木原慧一 さん  ( uid 27009, posts:134, since 2001/06/01 )
投稿日: 2001/06/08 (金) 23:54 No.162 | 編集 | 削除

記事No.160 へのコメントです。

>・・・何か運命というモノを感じさせて,嫌いです.

 私も嫌いですが、ある意味そういう部分があるのは避けられないのです。

 16年前、スペースシャトルが打ち上げ直後に爆発し、乗員全員が死亡した事故がありました。
 この事故、私、新聞配達に行く前にたまたまテレビをつけて知って(ふだんはテレビなどつけない)以来、ず〜っと気になっていて、機会を見ては情報を集めていました。
 そこで出た結論は『事故を回避する機会は幾度かあったが、信じられないような錯誤と偶然と運命のいたずらによって起きてしまった。あの場にいた乗員たちは、ある時点から避けられぬ死への道を気づかぬままに進んでいた』
 というものです。
 具体的にどれがどうと書くと、原稿用紙で100枚あっても全然足りないので書きませんが、天候一つ考えてもそういう部分がありました。

 一方で今回の事件は、それと類似した点があると思われます。たとえば、精神医学に対する日本人が抱えている無知や偏見という要因もあれば、犯罪を起した個人のパーソナリティも無視できず、同時にセキュリティに関する日本人全体の考えの甘さ、逆の意味で生じている人権意識の希薄さ、社会コストに関する認識の甘さ等、あらゆる要因が絡んでいます。
 だから、簡単には書けないのです。
 事故や事件による人間の死は、常に起りうるものです。
 そこで生じた死に関しては、当事者や家族でない限り、「気の毒に思いつつ日常を続ける」しか、対処する方法はないでしょう。その上で、いろいろな問題を考える。可能ならば、考えた上で行動できる余地があればする。
 人は万能ではないので、せいぜいそれくらいしかできないのです。
 むろん、担当公務員や議員等、社会的な意味の影響力をより行使できる方は、自分のできる範囲でやれることをやる。
 社会に生きている以上、まどろっこしいのは確かですが、それくらいしか人間にはできないのです。
 無力であることを噛み締めつつ、それでも今を生きるしかないのです。
 少なくとも、私はそう思っています。

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Re[3]:事件について
投稿者:Saga@lain(Lモード稼動中) さん  ( uid 26945, posts:247, since 2001/06/01 )
投稿日: 2001/06/09 (土) 00:20 No.164 | 編集 | 削除

記事No.162 へのコメントです。

>一方で今回の事件は、それと類似した点があると思われます。たとえば、精神医学に対する日本人が抱えている無知や偏見という要因もあれば、犯罪を起した個人のパーソナリティも無視できず、同時にセキュリティに関する日本人全体の考えの甘さ、逆の意味で生じている人権意識の希薄さ、社会コストに関する認識の甘さ等、あらゆる要因が絡んでいます。
>だから、簡単には書けないのです。

そうですね。
「再発しないように措置を考える」と公安当局から発言は上がっていますがどうするのか。
犯人は日常的に安定剤を入れたお茶を飲んでいたそうですが、普通そんなにクスリは出しません。

複数の病院に通って同種のクスリを何重にも貰う人がいます、今回の犯人もその可能性が高いですが、それをチェックできるか。
データベースを作ってチェックしたとして人権問題は無いのか・・・。
ハンセン病よもう一度にならないのか。

無関係な話に思えますが中年以降の自殺者が確実に増えています。
不況のなか各社最高利益云々の見出しの裏にあるコストとはこういう事なのです。

年金・保険の予定利率下げ、日銀の0金利政策・・・そういう変化は何かコストを要求します。
それが末端の市民生活にどういう影響で出るかについて、あまりに無知というか新聞で言えば経済面と社会面のリンクか出来てないですよねぇ。

>無力であることを噛み締めつつ、それでも今を生きるしかないのです。
>少なくとも、私はそう思っています。

そしてその「今」は非常に不安定な状況だと思うのです。
かつて過ごした時間のなかでも比較対象が見つからないぐらい不安定なのです。
経済用語の踊る文書の影で人間の命が「安い」時代なのです。


「昼は何の仕事をしてるか判らない人だった・・・」
明日の朝刊に多分出るインタビューですが、ワタシも三木原さんも、なんか辛くなりそうな予感。

いややなぁ。

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Re[3]:事件について
投稿者:狼朗(ラン) さん  ( uid 27069, posts:31, since 2001/06/05 )
投稿日: 2001/06/09 (土) 00:38 No.165 | 編集 | 削除

記事No.162 へのコメントです。

 総論で同意、各論で疑問ありです。

 各論を箇条書きします。

 1、ニュースで言う「精神安定剤」とは10日分飲めば、誰もが喪失状態になるものなのか? ひいては容疑者の言い訳なのか、それとも犯行に及ぶためのジャンピング・ボードなのか?
 2、最初から実名報道していたフジサンケイグループ。夕刻より転換した各社。実名報道にどれだけの意味があるのか?
 3、学校等の公共施設でのセキュリティに限らず、不特定多数が集まる場所の防犯に即効性の妙薬が実際あるのか? そのコストはどのくらいかかり、我々はどのくらいの負担が必要なのか?
 4、おそらくニュースを見た方すべての疑問でしょうが、容疑者が公務員及び準公務員にあたる職業に次々と就いていた事の裏事情が、果たして本件の温床だったのか?
 5、「入院歴」「精神治療の効果」等の事由以前に、反社会性と既知外とが同義語になってはいないか?そういった方向に報道が世論を誘導してはいないか?
 6、何よりも、この事件がもたらす「不条理の恐怖」。それを拭う事の出来る対策など、そもそもあるのか?
 

 お酒飲まなきゃやりきれない事件なので、BBS2のほうが良い話題かな?


 


 

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それじゃ
投稿者:Saga@lain(Lモード稼動中) さん  ( uid 26945, posts:248, since 2001/06/01 )
投稿日: 2001/06/09 (土) 00:43 No.166 | 編集 | 削除

記事No.165 へのコメントです。

>お酒飲まなきゃやりきれない事件なので、BBS2のほうが良い話題かな?

BBS2へ行って、飲むだけ飲んで、娘を持った親の魂の叫びをするの。
あそこはそういう場所なの。

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Re:それじゃ
投稿者:狼朗(ラン) さん  ( uid 27069, posts:32, since 2001/06/05 )
投稿日: 2001/06/09 (土) 00:47 No.167 | 編集 | 削除

記事No.166 へのコメントです。

 酔っ払いおやぢの止まり木に移ります(笑)。

[ この記事にコメントを返信する ] [ 原文引用 ]

Re[4]:事件について
投稿者:三木原慧一 さん  ( uid 27009, posts:135, since 2001/06/01 )
投稿日: 2001/06/09 (土) 01:04 No.168 | 編集 | 削除

記事No.165 へのコメントです。

> 1、ニュースで言う「精神安定剤」とは10日分飲めば、誰もが喪失状態になるものなのか? ひいては容疑者の言い訳なのか、それとも犯行に及ぶためのジャンピング・ボードなのか?

・ケースバイケースで簡単に言えません。耐性その他の要因が絡みます。

> 2、最初から実名報道していたフジサンケイグループ。夕刻より転換した各社。実名報道にどれだけの意味があるのか?

・人権的な点から意味はありません。
 この場合、さらし者にすることによる報復感情の満足だけで、匿名にしても報道の内容が制限されることはほとんどありません。復讐したいという感情面の満足だけで、マスコミがこれを振りかざすのは、アメリカのハーストがさんざんやった手法です。最大の例は、戦艦メイン号が爆発した原因をスペインと書き飛ばし、大衆を煽ってアメリカ・スペイン戦争を引き起こしたことです。
 事実は、爆発にスペインは無関係でした。

> 3、学校等の公共施設でのセキュリティに限らず、不特定多数が集まる場所の防犯に即効性の妙薬が実際あるのか? そのコストはどのくらいかかり、我々はどのくらいの負担が必要なのか?

・アメリカの例で言うなら、かなりの負担になるはずです。
 人件費から考えましょう。警備員を三名常駐させるとして、会社に払う金額が30万円とします。一ヶ月で90万。90×12で1080万。学校ごとにこれをすべてやるとなると、幾らになるでしょう?
 ご自分が知っているエリアの学校数を考えてください。
 なお、適用を小中学校に限定してもかなりの数になるはずです。

> 4、おそらくニュースを見た方すべての疑問でしょうが、容疑者が公務員及び準公務員にあたる職業に次々と就いていた事の裏事情が、果たして本件の温床だったのか?

・なんとも言えません。
 現時点で結論らしいことを言う人を私は信じられません。
 何も判ってない、という視点がないと、大変まずいことになります。
 松本サリン事件でもそうでしたが、報道って一つのトーンで進むとたいていミステークを、時に壊滅的なミスを犯します。
 最近の例では、筋弛緩剤連続殺人事件の守容疑者が冤罪である可能性を無視しているマスコミ、というのがあります。
 時間的に不可能な犯行。現場の捜査課の刑事たちが「守はシロ」と確信しているにも関らず、県警の偉いさんが勝手に暴走した経緯。
 大手マスコミでこれを間接的に報じたのは、今のところTBSだけのようです。

> 5、「入院歴」「精神治療の効果」等の事由以前に、反社会性と既知外とが同義語になってはいないか?そういった方向に報道が世論を誘導してはいないか?

・自分たちがこの問題にどれほど無知かを自覚せぬまま報道しているケースがかなりあると思われます。

> 6、何よりも、この事件がもたらす「不条理の恐怖」。それを拭う事の出来る対策など、そもそもあるのか?

 あれば聞きたいです。
 ホミサイドの刑事たちの台詞が答えだと思いますが。
「それでも、ただ、生きていくんだ」

 BBS2には、私は書きません。
 少なくとも、自分にとってはバーチャルで酒を持ちこんで酔って書けるネタではなく、その一線は明確に引いておきたいものですから。

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Re[5]:事件について
投稿者:狼朗(ラン) さん  ( uid 27069, posts:34, since 2001/06/05 )
投稿日: 2001/06/09 (土) 01:23 No.169 | 編集 | 削除

記事No.168 へのコメントです。


> BBS2には、私は書きません。
> 少なくとも、自分にとってはバーチャルで酒を持ちこんで酔って書けるネタではなく、その一線は明確に引いておきたいものですから。
  
 実はリアルワールドですでにお酒が入っているもので・・・。
 しかしながら、「飲み屋のネタ」にするにはあまりにあまりな出来事ですので、僭越ながら三木原さんのスタンスに異論はありません。

 自分が理性的な意見構築が出来ないくらい酔った時は・・・(たとえ見た目にほろ酔い程度であっても)、どのような話題であっても「ごめん!酔っ払ったからこの話はここまで!」といって寝ます(爆)。
 
 たとえ「だらしない」とか「卑怯」とののしられても・・・それが僕のスタンスであり、ちょびっとだけ残った良心とプライドによるルールだと思うからなのです。

 つたない疑問にレスいただきました事、大変感謝しています。
 有難う御座います。


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管理者:sword
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