■209 / ResNo.10) |
どんどん長くなっちゃうので2つだけ
| □投稿者/ Saga@玲音 28回-(2003/08/26(Tue) 19:46:08)
> 私は演奏者としての立場の方が強いので、その立場から一言。 > > 作曲家の曲を拘束する力は自分の手を離れてしまった時点でゼロになるというのが私の普段の考えです。もちろん曲を作って演奏者の人が弾いて居るのを聞いて、
それについての意見。
演奏者が人前で演奏するとき。
もう譜面はボロボロになっている・・・がワタシの持論。
ワタシは美人画を書いてるんですよ。
もしくはグラビアを撮っている。
演奏者はそれをしゃぶり尽くして「判ったっ!堪能した!」って演奏に出て行く。
ワタシは娘を見つめて・・・うん、可愛がってもらったんやね・・・可愛がられすぎたかも・・・でも嫌われるよりシアワセだよ・・・。
と一言。
そんなもんです。 > 前風水さんのピアノが下手だ、と言いましたが撤回させてもらいます。 > そういう風に思われるのは一部の頭の固い大学の教授方だけで結構だと思います。 > もちろんそういう方に言わせれば、リズムの揺れなどは「減点対象」かもしれません。
それに関してははっきり書かせて頂きます。
『リズムが揺れないことを目差す演奏(訓練としての練習を除く)は、メロディの解釈を、音楽が鳴る「場」の解釈を間違っている。』
まずメトロノームで練習するっていうのが、今のテクノロジイでは「間違い」。
カチカチって連続した時空間を「切断して」どうなるのか?
現在のパーカッショニストはもはや時間を「切断しません」。
ワンツースリーフォーって指を鳴らしながらカウント取る時にはワーントゥーゥスリーィフォーォって拍のアタマで指がイチバン左に来て手を右に移動しながら「ー」の部分で指が鳴る、そして最後の「ン」「ゥ」「ィ」「ォ」でゆっくり手が左に戻っていく。
リズムというのは『時間軸の切断ではなくて、緊張・開放の連続、もしくは「場」の濃密を表す』という立場から見ればそうなんです。
ですからブゥゥゥンブゥゥゥンっていう電子音のメトロノームが出ればいいな・・・と思います。
テイク5という5拍子の曲があります。
スタンダードな曲なのでご存知だと思います。
譜面上は4分の5拍子ですが、「あの曲は4拍子」です。
あれを5拍子に解釈するのは演奏家の練習、もしくは譜面屋さん。
聴き手にとっては付点四分音符2つに四分音符2つの4拍の曲なんです。
あの曲に合わせて4つ手拍子をするお客さんを笑っちゃいけないんです。
つまり拍によって緊張度合い・もしくは濃密さが違うんです。
その辺り、「安定して受け入れられやすい変拍子の曲の対称性」を研究すれば得るものがあります。
リズムがそういうものであれば、変拍子でなくても演奏中の「場の濃密」によって揺れて当たり前・・・そう思っています。
> でもそういう見方は自分が一番嫌ってた見方だったのをいつしか忘れてたようです。 > デリカシーのない発言、どうか平にお許しを。
いえいえ、ピアノがもう少し上手くなりたい気持ちはホントなんですよ(笑)。
> バッハの「無伴奏チェロ組曲」や「無伴奏バイオリンパルティ―タ」もその類に入るのでしょうか。あれらのCDを出す人は弾き方を他の時以上に悩むそうです。
うーーーーん。
それを、即興でやってその完成度で行えというのは、譜面がある以上に辛い練習があるんだと思います。
だって、本番は練習と違ったことを行うわけですから、その為の練習って・・・想像がつきません、きっとテクニックの練習の向こうにあるものの練習なんだと思います。
> そういうソフトがあるって言うことは良く聞くんですが、欲しい・・・。
確かフリーウェアなんですが・・・ホントに忘れて申し訳ないです。
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