■63 / ResNo.1) |
Re[1]:感想ありがとうございます
| □投稿者/ Saga@lain 1回-(2005/02/11(Fri) 00:48:28)
> 音楽も、どれもいい曲で、「風水さんだー」というような曲あり。「ゲームっぽくない」けど、プレイしている最中には全く気にならない(=場面に合ってる)曲あり。 > 楽しませて頂きました。
楽しんでいただいてありがとうございます。
レスを返したいのですが、実はワタシは「曲は提供するけど題名はディレクターさんに付けて貰う」ってスタンスで作曲をしてるのれす。
それはワタシは注文に応じて作曲と演奏をするがゲームに組み込む時には「現場の人達がその曲をどう感じか感想をまとめて頂いて、それを反映して組み込んで頂きたい」からです。
ところが今、手元にSONGナンバーと題名の対照表が無いので、判る部分だけレスさせて頂く旨お許しくださいませ。
> 「無限の彼方へ」
この曲は少しシカケがあります。 バンドの演奏パートの外と奥にオーケストラ系の音が定位してるんです。
これは「富田勲さんが一連の作品で利用した擬似4chのバイフォニック」という技術を利用しています。
技術はもう1970年代のものなのですが、色んな再生環境を考慮した時に最近の4ch技術を使うとメチャクチャになる事があるのですが、バイフォニックはそういう「再生化け」が少ないのです。
ゲームの再生環境は様々なので、あえてこういう方法を取りました。
その為のバイフォニックプロセッサーという機械はレア中のレアなのですが、見つけて即買いました(笑)
> 「懲りない面々」 > 後半に入ってから、一転して出てくるハードロック?のような調子がよかったです。
あれ実はパロディなんですね。
まずレッドツェッペリンのパロから入ってディープパープルのパロしてます。
> 「チェイス」 > 暴れまわるピアノなどの鍵盤が、すごく熱くて大好きな曲。 > プレイしながら、昂揚感が刺激されました(笑)。
ロック系フュージョンの王道を目指しました。
少しギターはジェフ・ベックを意識しています。
> 「おかえりなさい」 > 「僕にはまだ帰れる場所がある…」(マテ)
鋭いっ!
まさに「船が自分の帰る家だ」というコンセプトで作曲しました。
それは最近のSFアニメに良く見られるんですが、やっぱりワタシのアタマには昴さんの指摘したセリフが浮びました。
> 「新たなる旅立ち」 > どちらも、「これで終わりじゃない」というような、「未来」を感じさせる旋律がステキです。
やっぱり帰る家があって、明日にはまた日常がやってくる。
その前のリムランナーズ達の一時の休息をイメージしました。
これもワタシなりの解釈なんですが、「ハイ、おめでとう」じゃなく、ゲームを終えても、キャラ達は彼ら世界で彼らの人生を送っていくんだ、ゲームはその人生のなかの一瞬の「事件」を見せてくれたんだ・・・って解釈しています。
まぁ、これは続編の予感もさせながらお話をたたむというスケベ根性もありますが(爆)
> しかし、サントラの予定なんかは……やっぱり未定でしょうか。
予定は未定です。
でももし作る事になったらまた手を入れると思います。
ユーゲーの記事でワタシのサントラに対する姿勢を書かれちゃったので(苦笑)
これは何が何でもまた磨き直すっていうことになるでしょうね。
全曲にレスできなくて申し訳ありません。
続きはまたの機会にきっと・・・という事で。
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