■90 / ResNo.2) |
ゲームミュージック界の良心
| □投稿者/ ABI 2回-(2005/09/29(Thu) 22:38:43)
タイトルの意味が分からない人は、 「GADGET original soundtrack」を買いましょう・・・って感じです。 いや、むしろ買え! という願い込めた遊び心なのです。 ・・・そして、雉も鳴かずば撃たれまい・・・なんても思ったり。
さておき。 「GADGET original soundtrack」を購入しました。
まだ何周かを流してかけたのと、 ヘッドホンで3,4周くらいしか聞いてないのですが、 恐縮ながら感想なんぞを書かせて頂きます。 乱文&乱筆を前もってお詫びしておきます(汗) 話題が同じなので、ここのツリーに繋げてみたりしてます。
・購入前 音楽には全く関係の無い話なのですが、 自分、つい最近まで、GADGETというゲームの音楽にSagaさんが関わっておられるということを、 「全く」知りませんでした。
・・・いや、ここのHPに、ここ1年くらい訪れていなかったから・・・ なんですが・・・・(自称ファン、失格(滝汗))
・・・まぁ、そんな過去の過ちは兎も角(汗) きっかけは友人の送ってくれましたビデオでした。
「最近、ゲームやアニメなんかのオープニングに凝ってるんだー」 「音楽と映像の工夫がされているのムービーなんかも、多いよねー」 「筆頭は、「映像の世紀」のオープニングだよねー」
なんていってたので、雑誌の付録(?) なんかについているものをビデオに録画して、送ってくれたのですね。
在り難や・・・と思いつつも拝見。 一度だけでは、詳細に気づかないものなので、 暫く置いた後、2度目を見ていたのですが・・・・
「ん〜、GADGET? あー、結構音楽がイイ感じのやつだっけかー・・・」
とか見ていたら、
「サウンド:風水嵯峨」
とか出たので、 「ヲヲヲヲヲヲヲオヲヲヲ!?」 という感じでした(汗)
その友人は自分がSaga音楽ファンだということを知っておりましたので、 ・・・確信犯だったようです、ハイ(汗)
・Let's Buy? 「Saga氏の音楽を使うとはなんていいそふとはうすなんだ!」 と、いうことで、早速購入しに週末、ShopへGo!
「戦えプリンセス」や、「セラフィムスパイラル」にすら手を出した自分です。 もう恐れるものなど何もありません(謎)
・・・と、思っていたのですが、 ショップで見つけて、パッケージを手にとってみると・・・
「あの催眠学園のBLACRAINBOWがおくる黒い純愛AVG」
・・・ 「あの催眠学園・・・・?」(「催眠学園」を手に取ってみる(隣にあった))
・・・(汗)
「・・・黒い純愛?」(再度GADGETを手にとって裏を見てみる)
・・・う〜む・・・(滝汗)
別に今更このジャンルのゲームに対する抵抗は無いのですが・・・ ちょ・・・と、好みのジャンルじゃないような気がするなぁ・・・としばし熟考。 買うべきか、留まるべきかと、エロ本を初めて買う中学生のごとくしばらく店内を行ったり来たり、ソフトを手にとったり置いたりしつつ・・・と、不信極まりない行為に耽った後、 結局は、「保留」ということにして、店内から出ることになりました(汗)
で、 一旦飯でも食うか・・・と歩いていたところ、 「ゲーム音楽専門ショップ」 といった看板を発見。
「はっはっは、GADGETサウンドトラックでもないかなー、 あるわけねーよなぁ、久遠の絆だってやっとサントラが出たのに・・・」
とか思いつつも店内眺めていると・・・・ 「GADGET original soundtrack」 の文字。 なんだか、おっされ〜な紅茶のパッケージ。 いやいや、きっとこれは何か別のGADGETというソフトのサントラに違いない・・・ と思うも、そんな不安を吹き飛ばすオビの文字。 狭い店内で小躍りした自分は、きっと怪しい人間に写ったに違いありません(汗) そうして、ソフトの購入は「保留」にしたまま、自分は帰途についたのでありました。
・解説の感想 Sagaさんのサントラつったら、解説だよな。 ということで、あやうくケース破りそうになりながらも、CDを取り出し、解説もGET。 ぱっと、見開いて文量を確認してニヤニヤ(危) セラフィムのサントラでは解説が少なかったので、ちょっと不満があったのです。 ちょっと、フォントがでかすぎだったと思うのです(謎)
で、早速音楽も聞き始めたのですが、 その前にどうでもいいことをまた1つ。
・「風水」 えー・・・っと、自分。 「ふうすい」って読んでました(脱兎)
あ、いや、 ここのページなどで「かざみ」なのは知ってはいるのですが、 どうにも、久遠の絆の音楽が初見だったせいか、
「風水」+「嵯峨」=「陰陽五行」+「京都」→「平安京」
という風に、脳のシナプスが確立されてしまったようでして・・・ よって、Saga氏の御姿は、自分の中では烏帽子被った陰陽師なのです(断言) セーマンが後光で輝いていますとも、ええ。
・現在のところの全体の感想 昴さんは、「暗い」という印象を持たれたようですが、 自分としては、「ほんわかまったり」な曲が多いなぁ・・・という印象でした。 で、ちょっと考えたのですが、それ以外の曲が「暗い」というか、 「物悲しい」というか、どこか郷愁的な雰囲気なものが多いのかな、というイメージです、今のところ。 でも、まあ、その印象は多分にSagaさんのコメントの影響によるものかもしれません。 おそらく、ゲーム音楽というからには、ゲーム内で使用されることを想定しており、故にゲームの内容と相乗効果もあるわけで・・・またそれがゲーム音楽の醍醐味だと思っているのですが、矢張り、ゲームをプレイしていないので、それが無い。 よって、Sagaさんのコメントに納得する、というよりも、ひっぱられる感が、どうしてもあると思うのですね。
・CDの曲。ゲームでの曲。 そこで気になったのが、Sagaさんは、CD化を行う場合、 ゲームとはまた違った形で曲を収録するという点です。
実は、コレ。 自分にとって凄く新鮮なことだったのですね。 久遠の絆のCDを聞いていたり、コメントを見ていてようやく気づいたわけなのですが、 ゲーム内の音楽とではバックに流れる旋律やリズムの強弱が変わったり・・・ と随分イメージが変わる曲が結構あります。 正直、 「オリジナルサントラなんてゲーム内で使われる曲だろ、改めて金だすのは勿体ねーじゃん」 と思っていた自分には、頬を叩かれたような感じでした。
こんなに気を使ったオリジナルサントラもあるのか! と、いうか。 ・・・っていうか、それって「ゲームオリジナル」なのか? とか(笑)
決定的だったのは、セラフィムスパイラルのサントラでした。 久遠の絆で気づいていながらも、 ゲームの中にCD−DAで音楽が収録されているので、 それでいいや、って思っていたのですね。(ファン失格) ピアノ曲に苦手意識があるせいもあって、強烈に気に入った曲がなかった、 というのも理由だったのですが・・・(汗) しかし、聞いてみると、どうだ! ゲームでは然程・・・というお気に入り度の曲が、 かなりお気に入りになってしまった・・・というのが、何曲がありました。 これは、正直自分でも驚きでした。 そんな経緯がありますので・・・ 今回は、その逆が気になっているわけなのです。 「・・・もしかして、ゲームで使われている曲は、またCDと違うのでは?」 と。 で、コメント見る限り・・・どうもそのようですね・・・(汗)
・思案事項 更に気になるのが、解説によるSagaさんのコメントです。
なんだか、Sagaさんが自分に無理に納得させているような気がしないでもないですが(汗) Sagaさんの作品に対するコメントを見ていると・・・なんだか作品を好意的に考えられるようになりました。 元々Sagaさんの音楽を使用している時点で好意的に写っているわけなのですが・・・それにプラスワンストライク・・・という感じでしょうか。
1曲1曲に対するコメントも、なんだか結構考えさせられるテーマが多いです。 もしかすると、こういったテーマが掘り下げられた作品なんだろうか・・・ と、最近本気で考えている自分がいます。
まあ、まだファールを打ちつづけて粘っている、という状態ですが。
・・・で、そんなことを考えながら曲を聞いているので、 しっかり曲を聴いていなかったりしてしまう罠だったりします(汗) ・・・それでなくても、解説に触発され、いろいろ耽りながら聴いているというのに(汗) ・・・まあ、全くそんな内容ではなくても、 コメントと使われるシーンのギャップを楽しむのも吉かなぁ・・・とか、良からぬことも考えていたりします(笑)
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