『飲んでません・が酔ってます・から書いた』 -2004年06月-

■昨日の夜は・・・2004-06-02 (Wed)
・・・ベースを担いでセッションに行ったんやわ。

なんで?と聞かれても「そういう気分やったから」としか言われへん。

だって、そんな気分やったんやもん。

作曲はメロディとかコードみたいな上モンだけやないんやな。

メロディやコードは空を飛ぶ風みたいやけど。

それを支える「地に足のついた」パートを知らないと、それを支えきれへんのやな。

支えの無くなった上モンはあっちこっちで見るわ。

そやからワタシはベースを弾き、ドラムを叩く。


例によって訳わからん言い方やけど、グライダーを引っ張るクルマがベースやドラム。

それがフニャフニャやったら墜落するんやわ。

なんぼ譜面の上で出来ていても、墜落するんやわ。


それが「ノリ」とか「グルーブ」ちゅうもんやろうな。

この「グルーブ」って言葉、ハウス系で多用されるんで、ワタシはちょっと訳ワカメ。

相手の演奏に反応出来てこそのグルーブやんかいな。

そこまで出来るテクがあるならOK。

でけへんのに言葉を振り回してるんやったら、なんか出来るテクを考えておくれ。


ともかく、ベース、弾きまくって来ました。

少し浮いたかもしれへんけど、ドラムの人の反応を見てる限り、「やって良かった」ちゅう感想。

必死に「気」が出てるのん判ったもんな。

ありきたりの自動伴奏みたいなんやったら、「ホイホイ」と合わせられるんやね。

上モンやなくって、それを支えるメンバーのコールアンドレスポンス。

ちょっと無茶しすぎての失敗と苦笑い。

必死になって弾いて良かったと思う。

一緒に演奏したドラマーの「音を聞こうとする姿勢」、絶対に自分にプラスになったと思うた。

指の皮は減ってしもたけど・・・得るモンはあった。

それで満足。

ホンマに満足。

■あらららららら・・・2004-06-03 (Thu)
・・・国民の3分の1がアレルギーなんやてね。

症状は、皮膚に関するモン、それから目に関するモン、それと呼吸器に関するモンの3つやそうな。

つまり、かゆみが出たり、涙が止らなくなったり、咳、鼻水なんからしい。


ワタシ、前からキノコ類にアレルギーやと言う事を表明してるんやけど。

「そんなん聞いた事ないでぇ」って言う反応がほとんどなんやわ。

それでググってみたけど、いわゆる一般向けサイトというか、「HowToアレルギー予防」サイトには出てへんのよ。

それどころか、「キノコ類をよく摂って免疫を高め」っちゅう記述があったり、アレルギーの特効薬として「キノコ成分」のクスリが出てたり。

そやけどねぇ。

ほんの小さなコドモの頃やから、記憶は定かでは無いんやけど、何回かお医者さんに通うて、お医者さんも悩みに悩んで、ワタシを寝かしつけて、隣の部屋でキノコ料理したカラダの反応調べたあげくに出た結果が「キノコアレルギー」やったから、ウソとはちゃうと思うんやけどなぁ。

で、もう少し執念深く調べてみると、医師向けの学会誌にありました。

「キノコアレルギー」。

しかもアナフィラキシー(アレルギー反応のうち、生命にかかわる急激な全身性の反応)を伴うと書いてあるやないの。

ブルブルブルブル・・・怖い怖い怖いがな。

今まで奇人、変人、ワガママと言われ続け、小学校では給食にシイタケが入ってたら絶対に食べないで、昼の授業抜きで監視されても耐え抜いた甲斐があったというもんや。

今はそうやないらしいけど、ワタシが小学校に通うてた頃は、一部のセンセの間には「ハイ、何々やりなさい」という「流行り」があって、団体行動におけるワガママは矯正の対象やったんやろうなぁ。

そやけど・・・。

あの時、無理矢理食べさせられて、アナフィラキシー出たら、センセどうするつもりやったんやろ。

今やから思うけどセンセなりに「家庭医学書」でも見て「キノコのアレルギーなんて無い」って確認してたんやろうなぁ、お仕事やからそれぐらいはするやろうなぁと好意的にとってるけど。

センセに医者の学会向け雑誌の報告まで読め、ちゅうのは酷やわなぁ。


アレルギーは世に蔓延して、ガッコのセンセも責任重大やなぁと思うた次第。

ということで、宴会の鍋はキノコ抜きでお願いしまっさ(ぺこぺこぺこぺこ)

■かなりマジメな・・・2004-06-04 (Fri)
・・・話だから午前中に書く。

イラクで亡くなった橋田さんを襲撃した犯人達の中にビデオカメラで撮影をしていた人が居た模様。

ニュースソースは週刊文春。

これは外国人を殺害したらカネが動くということを意味してる。


何度か書いたけどテロはカネや利権と結びついているとワタシは思うてる。

世の中には「イラク=敗戦国」「現在の状況=敗戦処理」と考えている人も多いと思うんやけど、これは敗戦処理やない。

「体制崩壊、そして新たな利権の配分をめぐる内戦」と考えるんが正解やと思う。

かの国は敗戦後の日本とは違う。


改めて書いておくけど、ワタシは自衛隊派兵反対派でも、狂信的な宗教差別をする人間でもない。

それでもイラクは「外国人狩り」の舞台になってしもうた。

国連の要請にしたがって自衛隊を出すなら、「狩られない」装備で出すべきや。

人道支援に対して感謝する人々のココロはホンマモンやろう。

でも、その中にカネや利権と結びついた外国人狩りをする「卑怯モン」がおる限り、その襲撃に対する装備を持たない人間を送り出すのは無茶やと思う。

橋田さんはゲリラ戦について最後は「利権をめぐる外国人無差別攻撃状態」になる事を熟知の上で、イラクの土を踏んだに違いない。

橋田さんの志と勇気は簡単に真似できるものでも、後を継ぐことが出来るもんでもない。

願わくば、それを勘違いしたヒロイズムが蔓延しないことを。

■国会感想・・・2004-06-05 (Sat)
・・・とも言えないような。

・・・・。

「・・・。」

ねぇ、管理人さん。

こくこく。

・・・そうやよねぇ。

こくこくこく。

いくら政治に首突っ込んだ話をしない管理人さんでも、あれはねぇ。

こくこく。

正直、延々と続く演説と牛歩に関しては、前例があるから、ワタシ、個人的に「時間の無駄」とは思うんやけど、政治家のパフォーマンスというか意思表明をする自由の範疇やと思うたんよ。

でも、議長不信任案出して、副議長が代理になって「散会」宣言した時、「事務方」が「それは出来ません」って制止したんやろ。

別に「事務方が与党の味方」やのうて、あの人等は自分の仕事を黙々とする「公務員」なわけで。

「中立な立場」の人の制止を振り切って、退席して自爆やモンなぁ。

こくこく。

せめて「制止される理由」を冷静に聞いたら、こんな事起これへんわなぁ。

前半に疲れる戦法取りすぎて、アタマモーローとしてたんとちゃうやろか?

「・・・。」

将棋で最後に「絶対の自信がある王手」って掛けて、「これで詰み」ってスタスタ席を立ったら、「2歩でした(将棋で同じ筋に2つ歩を並べる事はルール違反)」っていうみたいなミスやで。

「やりとげた」ちゅう思いでアドレナリンが出まくっとったんか、それとも体力の限界でマジで意識モーローとしてたんか、理由は判れへんけどなぁ。

これは経験的に思うこっちゃけど、人間「さぁパフォーマンスするぞぉ」ちゅう時、パフォーマンスが派手なほど、参加人員が多いほど、意識が高揚するんやよね。

意識が高揚してる時に冷静でおるんは難しいけど、国会議員さんにそれを求めるんは酷なんかなぁ。

「・・・・。」

今のところ「ミス」を認める発言は野党から出てなくて、「採決無効を裁判で訴える」みたいな発言が出てるんやけど・・・ねぇ。

こくこく。

「ミス」を素直に認めた上で、「その後の手続きに問題あり」ってするんが、真っ当な手の打ち方やと思うなぁ。

そら「憲政史上ない秘策」がフタを明けたら「憲政史上ないポカ」やったからメンツにこだわるんも判るけど。

それやったら「憲政史上ない潔さ」を見せて次に進むべきちゃうんかな。

メンツのために「ポカ」でフタ閉じてしもたら、それまでやと思うでぇ。

どうやろう?管理人さん??

「・・・・。」

人間について考える機会はいくらでもあるもんやねぇ(遠い目)

こくこくこく。

■6月6日は・・・2004-06-06 (Sun)
・・・縁起が悪いので一回休み(は?)

■いつかきっちり・・・2004-06-07 (Mon)
・・・書いておかんと思うてたんやけどね。

少しだけ気持ちが落ち着いたんで書くわ。

例の長崎の事件の事。


ワタシなりの切り口が見えたから書くんやけど。

映画・小説の『バトルロワイヤル』がどーたらこーたらってマスコミさん書いてるわな。

ホームページに書かれた文章とかいうのんの断片を見てちらっと思うた。

「こんな漢字小学生が書ける漢字やない」・・・って。

陰惨、凄惨、壊滅・・・こんな漢字小学6年生で書けた人、手ぇ挙げてみて?

ワタシ、小学校で神童、中学で天才、高校で異才、それ以降変人な人生送ってきたけど、さすがに書かれへんわ。

多分、読めたやろうけど、書かれへん。

『バトル・ロワイヤル』が好き、ちゅうんはそんなに個人の性格に影響する事やとワタシ思うてへんのよ。

背伸びする子がおるんは世の常や。

『銀河鉄道の夜』をはじめとする宮沢賢治の作品、身に染みて味わって、自分の行動、宮沢賢治の人生、そんなモンまで込みで鑑賞出来る年齢っていくつやろ?

それでも、『銀河鉄道の夜』を図書館で読みふける小学校高学年の子はおるやろ?

魔術についてなんたらかんたら、やっぱりマスコミは書いてるけど、あの手の話も中高生向けファンタジー文庫本見たら、山積みやろ。

そういう方面だけの解説書も出てるがな。


『人は読む言葉によって呪縛されるけど自らが書いた言葉によってもっと呪縛される』・・・それがワタシの意見。

陵辱、陰鬱、惨殺・・・変換キー1つでなんでもござれの時代。

「初めて自分がPCのエディタで文章を書いた時・・・自分は天才かもしれへんと思うた」っちゅうんは、前に書いたわな。

その後、やっぱり凡才や、とヘナヘナとなったんも。

でも、一瞬錯覚させるだけの「字には魔力がある」んもホンマや。

日本語IMEとかその他のFEPとか・・・年齢別に用意でけへんかなぁ・・・というんが、ワタシの意見。

英語圏ではどんな単語であれ綴りを知っていれば書ける。

その場合の問題は単語が行にまたがる場合のハイフネーションだけや。

日本語の場合はそれとは違う。

小学6年生が「刺殺」なんて言葉を目の前で入力するのを見たくない。

その感情はオカシイやろうか?

もう一度書くわ。

『人は読む言葉によって呪縛されるけど自らが書いた言葉によってもっと呪縛される』

■またまた某所でベースを・・・2004-06-08 (Tue)
・・・弾いて来た。

ちょっと面白い発見があったんやわ。

お題は「コンテンポラリー」って何?って。

コンテポラリージャズとか、コンテンポラリーブルースとか、そう言われるジャンルがあって。

フュージョンというか、ワタシ曰くのクロスオーバー以降、そのジャンルがそれぞれのルーツに解体して、また組みあがったジャンルと言えるかな。

まぁ、演奏者それぞれに個性があって全部がどこを切っても金太郎状態では無いんやけど。

それでも何か一味違うて、プレイするんが厄介やねんな。


今日思った「これがコンテンポラリーかな」ちゅう事は、「リズム隊」と「上モン」が同レベルで「仕掛けられる」事。

何度も演奏行為の本質は「コール&レスポンス」にあるって書いたけど。

普通、ボーカルやギターやソロ楽器に代表される「上モン」が「仕掛け(何かの行動を起こし)て」、それに対してリズム隊が反応するんやな。

そうやなしにリズム隊から「仕掛けて」、「上モン」が反応する、っちゅうやり方もあって、こっちの方が予定調和的でないというかマンネリにならへんねんね。

つまり「仕掛け」の行動はどのパートにもあるということ。

上モンを演奏してる時は、その演奏に陶酔してしまう事が多くて、別のパートの小さな動きに気をつけるのは物凄い難しいねん。

例えばワタシがベースで「仕掛ける」とドラマーは「コイツいきなり何すんねん」って感じでニヤニヤしながらそれに答えてくるんやけど、それが上モンに伝われへん事が多いねんなぁ。

あ、ここで全員に伝わったら、イケる・・・そう確信出来たんは幸運やと思う。

勿論、気付く事によって仕事のややこしさは少し増すと思う。

「リズムに対する主旋律やオーケストレーションの反応」を考慮するのは、パートが増えると楽なことやないやろうね。

それでも気付いた事は大きい。

気付かなかったよりずっと大きな意義があると思う。

重いベース担ぐのは難儀やけど、それだけの収穫があったな。

■ネットはどこを見ても・・・2004-06-09 (Wed)
・・・鬱々としたことばっかりやなぁ。

基本的に「何か面白い事は」という体質なんで、気分は低調。

しかも阪神は去年は一点差のゲーム勝ちまくってたのに、今日もトホホホホ。

ネット上に明るい話題が少ないなぁ。

こういう時は息をひそめてやり過ごすんが一番かな。

話題が無いわけやないけど・・・。

どどどどどどどどど暗くなる予感。


只今、アタマの中を音符の電波が飛び交ってますが。

急がず落ち着くまで待つのがよさげ。

何ていうても、八分音符や十六分音符のイキのえぇピチピチを油断して握ると、あのカマというかチョンというかで、手ぇケガするがな。

そう言えば4つまとまって一本線になったんは、魚河岸の箱に入ってるんに似てるな。

それから、吟味するのが上手いやりかたかも。


って、アタマの中は魚市場かいな。

魚と言えば、最近静岡の三島産のウナギ、食べました。

富士の雪解け水で身が締まるちゅうウワサは聞いてたけど、なかなか善し。

浜松に勝つかもしれん。


来月はウナギな日なんやな。

近所のお婆さんがやってるウナギ専門店に予約要れとかな。

まだ淀川でウナギが採れてる時から焼いてる店やから、当日は無理やもんな。

近所ではここがNo.1。

No.2のトコのウナギは朋に食ってもらったけど、今年は会えるやろうか。

2番目でも「シャレにならんぐらい美味い」わけで、ぜひトップを食うて欲しいんやけどな。

巡りあいは運やもんなぁ。

■なんか知らんけど・・・2004-06-10 (Thu)
・・・光るスピーカーちゅうんが発売になるらしい。

どうやら、ゲーム機とかパソコンが主なターゲットらしい。

音にあわせてイルミネーションで青や赤や緑にぼやーっと光るみたいやね。

そやけど疑問。

あくまで個人的な考え方やねんけど、スピーカーって「ここにあります」っちゅう「自己主張」するモンなんやろうか?

音楽を作るというか、仕上げの時にいつも気にしてることやけど、突き詰めてしもうたら、音は「2つの点」から出てるだけやねんな。

そやねんけど、奥行きとか幅とか、そんなモンを感じてもらうために四苦八苦するわけよ。

意地の悪い言い方すれば、「なんとか音が2点から出てる事を忘れてもらおう」としてる、そう言い換えてもえぇんやね。

そこに「ここにあるよぉ」と光るスピーカーが登場するんは、掟破りの反則というかなんというか・・・。

厄介なモンが出てきたなぁ、とまでは思わへんけどね。

そやけど、「声付き」ゲームの場合、セリフに合わせてピカピカ光られたら、どんな気がするんやろうなぁ・・・と果てしなく疑問。

そっちの方が影響大きかったりして(笑)

■・・・・・はぁ?・・・2004-06-11 (Fri)
・・・と驚くソフトが発表された。

「Check IT!」ちゅうソフトなんやけど、「PCに保存されているわいせつ画像ファイルを自動検知して一括削除できる」らしい。

なんでも「肌の色や××を検知することでわいせつ画像を判定する」らしいんやけどね。

早い話がパーツが「人間の体と同じ連結状態」で「肌色の範疇の色」が一定の割合を超える画像をわいせつ画像と判定すると見とるんやけど。

そのあたりの判定の強弱は調整できるらしい。

「ああん、この夏彼と海に行ったときの写真がぁ」って事になれへんかちょっと心配。

・・・ちゅうか、オンナのヒトはわいせつ画像は持ってない・・・んとちゃうかなぁ。


どうもターゲットがはっきりせんのよね、このソフト。

ユーザーにせよ、使い方にせよ。

そういう画像を持ってる人間が、「え!管●人さん??今駅??10分で来る!?」・・・えらいこっちゃえらいこっちゃ、なんぼなんでも●理人さんの目を誤魔化そうと思うたら、キャッシュ削除して、5層ぐらいの深いフォルダに保管して・・・」とかするんやったら、基本動作は「削除」やのうて「移動」とか「圧縮して移動」やろ。

そういう人間は、「自動検知してもらわんでも管理してる」わい。

かと言って・・・。

教育的見地たら、家族の絆たら・・・そっち系の理由で親が子供のパソコン、嫁が夫のパソコンを「自動検知して削除」したら、どんな事件が派生するか考えるだけでも怖い。

とはいえ、ネットワーク対応について書かれてないので「あやや」な画像収集に精を出す社員に上司が下す鉄槌・・・というのは無理でしょ。

社内LANに対応してたとしても、間違えて消した画像が業務上必要なモンやった場合のダメージは大き過ぎるがな。

免則事項はいっぱい書いてあるんやろうけど、ややこしい事を抱え込むんは避けるに越した事はないわな。


やっぱり、使い方、ユーザーともに絞込みがアマいと思う。

思いつくのはインターネット喫茶の「お茶目なお客様使用後のお掃除」ぐらいやけど、それやったら画像以外にキケンなモン抱え込んでる可能性もあるから、リカバー用のDVD作って一気にお掃除・・・がベターでしょ?

う〜ん・・・どんな用途なんやろか。

マシンにキラーアプリがあるように、アオウリケーションソフトにもキラー使用法があってしかるべしと思うんやけど。

どうなんやろうねぇ。

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