『飲んでません・が酔ってます・から書いた』 -2004年01月-

■2004年元旦・・・2004-01-01 (Thu)
・・・やねんわ。


あれれ?と気付いた人はカンのえぇ人。

永らく『飲んだ・酔った・書いた』で日記のようなコラムのようなモン書いてきたんやけど。

酒を止めました。

もう二ヶ月になるかな。


理由はヒミツ。

体調上のというよりも、気分の問題やねんけどね。

眠れられへんから寝酒を飲んでたんやけど、眠られへんかったら仕事でもしたらえぇか・・・と。

一生の間にいくつの仕事に関わるんか判らへんけど、無駄にできる時間は無いし、今の商売は時間が自由に出来るんが「お得」なところやから、それを精一杯利用してもえぇかな・・・と。


ということで、これからは『飲んでません・が酔ってます・から書いた』と新たに題して書いていくつもり。

性格的には酒が入らなモノが書けん訳やなし、飲んで無くても飲んでる性格してるから、書くモンは変わらんやろうね。

「飲んでないのに飲んでるようなヒト」ちゅうんも、見方によっては「アブナイ」のかもしれんけどね。

その辺りは深く突っ込まない事。


「・・・・・・。」

あ・・・久しぶりやね管理人さん、どこ行ってたんよ。

「・・・・・・。」

はぁ、11月末から12月末は鳥類にとって受難の時期やから姿を隠してた・・・と。

こくこく。

で、どないしたんよ?

「・・・・・・?」

え?ホンマに酒止められるんか?って?

こくこく。

大丈夫ちゃうかな、ジン1日1本から一気に断酒出来たっちゅう事は、カラダが欲してたんとはちゃうんやろうし。

「・・・?」

え?ココロが欲してたん?って??

こくこく。

まぁ、そうかもしれんねぇ(遠い目)

ココロで飲んでココロが酔う・・・と。

「・・・。」


とまぁそういう訳で新年年賀お年玉ツヅラ、2つ用意しました。

「・・・!!」

え?今年は2倍!用意しております!・・・って?

こくこく。

内容は、聴いての「お楽しみ」ということで。

こくこく。

実は「試聴」してくれはった「モニタ」さんがおってね。

その人の反応はっ!

「・・・・・・!」

・・・管理人さんえらい素直なツッコミやん?

「・・・・・・。」

え?新年サービス??

こくこく。

・・・で反応は『_| ̄|○ 』・・・やそうです。

あははははは♪

「・・・!・・・・・!」

え?そんなモンを!アップして良いのか!って?

こくこく。

ええのええの。

マジメに作れば作るほど「衝撃がある」ということで。


今年もこんな奴ですがよろしくお願い致します。

『あけまして、おめでとうございます』

「HumanProductStudio」
代表:風水嵯峨(種別:人類、特徴:lainアタマ)
管理人:sword(種別:ヌケサク鳥?特徴:サカサマ飛び)


■アップして気付く・・・2004-01-01 (Thu)
・・・後悔かな。

聴くに毎に「ボーカル曲」をアップしたのは「あややややややややや」だったと思うてももう遅いがな。

もう開いて直るしかないかも〜♪

今日は元旦特集として『生きる』(←こっちが本来の題というか副題抜きやったりする罠)製作秘話を少し。

まぁ、曲が出来たバックグラウンドは付属のドキュメントに書いてあるから割愛するとして・・・。


●『ボーカルの録音はウチのダイニングキッチン』

だってそこしか場所が無いんやもん(爆)

風呂場という案もあったんやけど風呂場は換気の関係で以外に声が漏れるし、湿気が機材に悪いがな。

よその部屋に音が漏れへん程度の音量で歌うて・・・もし大声でシャウトしたら近所の人から小一時間(以下略)


●『ボーカルは1発録りの3回重ね』

いや、なんか便利なオートパンチイン・アウト(つまりは一部の録音のし直し)っちゅう機能が付いてるらしいんやけどね、「未だに使い方が判らへん」という。

スタジオでは神業のようなタイミングでレコーダー操作する人がおって任せてたけど、あれはそれだけで修行ン年という「それだけで立派な芸」やからね。

それやりながら歌えたら上海曲技団に売られて(やっぱり略)


●『実はマスタリングちょっと失敗かも(え”?)』

いやー長い間ロックのボーカル入りの録音やってへんかったから、「歌詞を明瞭に」ちゅうのにこだわって、聴く人の環境による「音量差」による「ラウドネス」に考慮するん忘れてたがな。

小さい音量で再生したらヘロヘロさ3割増しやがな。

リマスタリングしよかと思ったんやけど公開直後にそんな事したら、かかか・・・管理人さんにどんな事言われるか、想像しただけで背中の毛が・・・。

まぁ、スキを見てVer.1.1に変わってるかも・・・変わってたら笑って許してな。

MP3再生環境に「Rock」とか「HardRock」とかいう設定があったらそっちを利用して下さいな、リマスタリングすると言うてもそれだけやし。

大きな音で聴くときは変われへんねんけどね。

Ver.2になってたら何か録音し直したという事で、それはまぁなんか事情があったんやな、と邪推してもかまへんよ。

Ver.Live!とかになってたら大事やけど、そんな事は・・・無いと思うで。


●『ノド飴は「●ィックス」より「ハー●キャンディ」な事』

ライブ前にジャンキーのように舐めてた「ハー●キャンディ」、売ってへんがな。

「アレガイチバンキキマース」ってアメリカ人のマット(名前やで「Mat」やで敷モンと間違えるのは禁止)から教えてもらって以来アレ一本やのに(泣)

やっぱりノドの「抜け」がちゃいます。

「●ィックス」の方がハァハァするんで効くと思うたんやけど、あのハァハァは罠やったんかぁ〜!


・・・と言うことで。

世の中「寂しい」ことや「独り」なことが「まるで悪」みたいに見る風潮がある(そうやないのんも「ギャグ扱いする」んはアンマリや)けどな。

「独り」やから「自立」しとるんちゃうんかいな。

「自分が独り」な事に気付いて、その「寂しさ」と折り合いをつけられて、そこから始まる一生かいな・・・みたいなモンやから。

まぁ、そっから今年一年始めましょか。


で・・・Ver1.0Rev2とかになってたらそれはもう管理人さんの個人的趣

ブスブスブスッ!

あっあっあっ・・・血が、血が・・・。

「・・・・・。」

あぁ意識が、パトラッシュ

「・・・。」

パトラッシュ!!

「・。」

パト・・・(ザァァァァァァァァァ)

プチッ

『このまましばらくお待ちください・・・というのはウソ』

「♪」


■ぼちぼちと・・・2004-01-02 (Fri)
・・・梅田辺りでは店が開き始めてるみたいやけど。

まだ、下町は正月な感じで、明日ぐらいから店が開き始めるんかなぁ。

意外に三が日は休み、ちゅうとこも多いみたいやけど。

年末の牛肉騒動の余波もあるから、その方が対策を立てる時間ができるんかなぁ。

それはそれとして・・・。


三が日ぐらいは仕事を休んで・・・。

楽器の練習を・・・してたらどこがいっつもとちゃうっちゅうねん!

こら責任者出て来・・・って責任者がワタシやからマヌケの二乗やがな。

年末のセッションでの演奏に、ある方から「笑えた」というコメントをいただいて、調子に乗って「もっと笑ってもらえるように」練習をするというのはどーなんやろ。

笑ってもらえると言う事は、とりあえず「音楽鑑賞」なモードで見られてはいないと言うことで、ライブやったらそらえぇこっちゃから。

で、もっと笑ってもらえるように「あまりにバカらしい」練習をして指がツったワタシはどー考えてもアホやけど。


笑いのネタにも一発ネタと練習が必要なネタがあって・・・。

一発ネタは使い捨てになりやすいからなぁ、というか二回するとクドいわな。

無茶苦茶アホらしいけど実際やると艱難辛苦システムキッチンなネタを「いかにも楽な様に」やるんが最高にクールなんやろうけど。

それで練習中に沢山指ツっておく・・・と。

で、本番でさらにツったらシャレになれへんがな。


なんかなぁ・・・指がツりやすなった気がするんやわ。

去年の11月ごろ、録音半日、で、パソコンに向かってドキュメント書くのん半日なスケジュールな時はホンマに毎日ツったもんなぁ。

うーーーーーん、これはキケンやな。

指がツりそうな事をしてツったら恥やから、ここは一発、絶対にツりそうにないところでツる練

つんつん。

「・・・・・・・。」

は?管理人さん何?

「・・・・・。」

え?それは根性が曲がってる、って?

こくこく。

こんなに素直なワタシが?

土地欲しい、オカネ欲しい、金の延べ棒欲しい、五重塔欲しい、嫁さん欲しい、可愛いコドモ欲しい、ついでに若い愛

「・・・・・・・・!」

え?それは欲望に忠実なだけや!って?

こくこく。

素直とちゃうのん?

こくこく。

怒られたらスンマセン、税務署が来たらマケてーな、オマワリさんにはワタシ無実です、老人には席を譲りましょー、隣近所のお付き合いも円滑に

「・・・・・。」

は?それは小器用?

こくこく。

じゃ素直って何よ?

「・・・・・・♪」

は?それが自然体??

こくこく。

「・・・・・・♪」

・・・・・・♪

「・・・・・・♪」

・・・・・・♪

「・・・・・・♪」

・・・・・・♪

「・・・・・・♪」

あの〜リラックスしてるとこ悪いんやけど、それってほとんど呆けてるんと一緒みたいな気ィが・・・。

ふるふるふる。

「・・・・・。」

え?雑念は駄目、って?

こくこく。

「・・・・・。・・・・・。」

しようがないから見本を見せてあげる、って?

こくこく。

「・。・。・。・・・・・・♪」

それが見本??

こくこく。

「・。・。・。・・・・・・♪」

・。・。・。・・・・・・♪

「・。・。・。・・・・・・♪」

・。・。・。・・・・・・♪

「・。・。・。・・・・・・♪」

・。・。・。・・・・・・♪

「・。・。・。・・・・・・♪」

あの・・・再び悪いんやけど、それって三歩歩いたらみんな忘れるってネタでは?

「・」

管理人さんも相当根性が曲がってるような

「・・・・・・!」

え?アンタに言われたくない、って?

こくこく。

あ!判った。

ワタシは根性が外向きに曲がってて、管理人さんは内向きに曲がってるんや。

げしっ!!!!

・・・あうあうあう・・・真実は迫害されるんやなぁ・・・。

■あは・・・あは・・・2004-01-03 (Sat)
・・・・あはははははははははははは。

あああ・・アクセスカウンタが、ままま回る〜クルクル、クルクル・・・。

あややややや・・・目が・・・目が・・・クルクル〜♪

けなげに日陰でそっと咲く不ぞろいの花がいきなり炎天下に展示されたような。

梅田のド真ん中で急にもよおしてクルマの影でコソコソを立ち●●をしてたらクルマが急発進したみたいな。

ここここれはもうハッキリ言って「羞恥責め」・・・あははははははは♪(汗)

歌がヘロヘロという「正直な感想」はもう貰っちゃったし。


テキストは真面目なんやけどね。

少し書き忘れたこともあるから追加しとこうか。

別に断崖絶壁、下は海という場所に立っている「ちょっと待て」というカンバンを書こうと思った訳で無いんやよ。

「傷つく」ちゅうのは「楽しくない」って事やよね。

つー事は「楽しい事」を知らなかったら傷つかないという、無茶な論理もある訳で。

「傷ついた人」って少なくとも「楽しい事」を知ってるぞ、そう思うんやわ。

「楽しい事」の数珠繋ぎなんか無いもんな。

「私は傷ついた」ってアピールを簡単に出来るインターネットの世界。

アピールに色んなレスが返って、ますますアピールが雪ダルマになって、現実世界が「絶望のカタマリ」だと思い込みやすい時代。

「こんな悲しいことがあった、けどこんな楽しいこともあった」って並列する人少ないわな。

同じく「去年はこんなに不幸やった、そやから今年はえぇ目に会うようにこんな努力をしてます」ちゅうのも見んよね。

でも、フツーそうするんとちゃうかな。

ワタシ、去年は景気がアレやったから、今年は仕事して仕事して仕事して仕事して仕事して儲けて儲けて儲けて儲けて儲けて儲けて儲けて儲けて儲けて儲けて儲けてやろか・・・って思うもんな。

過去に対しても、「悲しい事もあった、けど楽しいこともあった」と思うし。


「私は傷ついた」で思考停止するのはそれ自体が悲しい。

そう思うんやわ。

まぁ、そういう事、固い話はここまで。


またアナクロ、もといアナログな機材を買うてしもたがな。

どんなのかはヒミツ。

25年ぐらい前の機材やねんけど。

でも工夫次第でワタシの音楽をもう一段押し上げてくれる可能性を秘めた機材。

入手はどどどどど困難、ググっても出てきません。

10年探したもんなぁ。

使い方を知ってる人も少数。

今年の作品には使うつもり。

と、いうか・・・この作品には使いたいと思っていた機材がちょうど出てくるとは・・・。

これはキザシやな。

「こんな最新の機材でどーたらこーたら」っちゅう今の風潮に風穴を開けろという神サンのお告げやな。

うひゃひゃひゃひゃひゃ・・・。

クるクるクる、アドレナリンが血の中に・・・。

・・・と、これぐらい楽観的に生きてみようということかも〜♪

まぁ、「その機材の一番有効的な使い方」の実験でまた四苦八苦はするんやけどな。

楽しい苦労なんやでぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜♪

■明日から・・・2004-01-04 (Sun)
・・・正月明けの人も多いんやろうけど。

えぇ正月でしたか?

ワタシは「いつもの」・・・かなぁ。

それで充分っていう。


少しネットで楽器屋三昧をしたというか楽器を調べるのに没頭したぐらいかなぁ。

その勢いで「あらら」っていうサイトをいくつか見つけて、面白かったんやよねぇ。

「ラジカセの博物館」とか「BCLラジオの博物館」とか。

これで「ピピピ」と電波が来た人はハイ、オジサン認定。

寝転んで何度も眺めた機種のカタログには今見ると笑える部分もあって。

でも日本の電化製品が幸せだった頃というか、「どんな新製品が出るかワクワクしてる小僧」が電気街を歩き回ってた頃というか・・・そういう時代の気分を久々に感じて楽しかったわ。


今、待ちに待たれてる新製品ってあるんかなぁ。

新製品の発売時期と値段を予測して、少しずつお金を貯めるって、そういうお客さんおるんかなぁ?

そういう買い替えのワクワク感の裏返しが「大量消費」で、それ故に「昔の電化製品の記録」が貴重かつ興味深いモンになってるのは皮肉やけど。

でも、そういう時代には新製品を企画する人も、営業する人も、販売する人も、買う人も、みんな幸せやった気がするなぁ。


あの時代よもう一度・・・とは言わんけどね。

そやけど、時代の中に何かしら「守るべきモン」があったのに、それを見失ってしまった感じがするなぁ。

「日本をどうするべきか」って、新年の新聞にもなんやかんや書いてあったけど、「暗中模索しかない」って論調なんが多いんは寂しい限りや。

「過去をちゃんと振り返って」、「整理」したら何か見付かるんとちゃうのん?

それは、後ろ向きに見えて、しかも手間がかかる、割の合わん事のように思われるけど。

「今ほど過去を振り返りやすい環境」もあれへんのとちゃうかな。

アタマを使えへん「検索」は「無意味」なんやけど、それは「無能力」ちゅうことで、「検索」が「無意味」なんとちゃうで。

「能力のある人」に過去を振り返らせれば、「宝の山」。

そんな発想をするところは無いんかいな。

資源の再生が叫ばれてるけど、「過去の記録」も立派な資源。

まぁ、そんな風に思った正月やったなぁ。


■世の中全てこれ即・・・2004-01-05 (Mon)
・・・罠かも〜♪

ということで、今日はこの罠について考えてみよか。


自分が仕掛ける罠は別にして、罠の被害者側から見た場合、「あ、罠だ」というんは罠の内側に入った時に判るんやね。

で、「罠の第一法則」

『罠に気付いた時にはもう罠の中』ちゅうのが出てくる。

それではアンマリやないか、と思って罠は無いか罠は無いかと探しても、見付かったときには既に目前、しかも加速度付き。

で、「罠の第二法則」

『見つけた罠には必ず引っかかる』ちゅう訳で。


この第一法則と第二法則から「罠に掛からない第一法則」

『罠は他人に探させよ』・・・って極悪非道な考えが派生するんやな。

これは人の道に対してあまりにあややとちゃうんかいな?

そう考える先達達が考えに考えて寛永元年一夜にして思いついたのが・・・

「罠の第三法則」

『罠がありそうなところは絨毯爆撃で全部潰す』や。

くしくも時は流れて20世紀後半、ゲリラ戦における罠に悩んだアメリカ軍が選んだ道が同じというのは、この第三法則が「罠に悩んだ人類にとっての普遍的な解決方法」やったんやろう、昔のヒトはエライなぁ。

しかし敵も去るもの引っかくもの、「罠に掛ける第一法則」

『罠はいかにもアリマセンというところに配置する』を開発してドロ沼に・・・。

これに対応すべく20世紀末は「罠の第四原則」

『もうとにかくどこにでも絨毯爆撃』の是非を問う時代となったんやけど、実行せんかったんは賢明やね。


・・・ってなぁ。

まぁ、読んでる人は冗談が判るヒトやろうから・・・。

冗談はともかく、たしかに仕事にせよプライベートにせよ、「とかくこの世は罠だらけ」や。

ゲーム一つ作るにも「企画の罠」「仕様の罠」・・・で「バグの罠」と3つは罠があるがな。

「いかにもアリマセン」に相当するのがバグ。

それ以外は「第三法則」で突破せなアカンわな。

その時の「ありそうなところ」は「メモリの内容が入れ替わる」とか「外部機器からデータを読む」とか「重要な設定を逆から読んでみると」とか・・・。

経験からくる「野生のカン」で見つけるんやわ。


他の仕事でも一緒とちゃうかなぁ。

今一番ホカホカの話題やけど。

聞いた話やと、牛丼屋でも「その地域特別メニュー」ちゅうのがあるらしいわ。

牛丼は牛肉がイノチやけど、そのイノチが罠になった場合に備えて、そういう事もやってるんやろうな。

メニューにして出してる限り、客の反応も、食材の流通も、「試してはいる」訳やもんな。

「罠」のフォローとしては、そのとき慌てるよりマシやよね。

これが家電メーカーでもガッコの先生でも政治家のセンセイでも「罠と対策」はあるんやろうな。

まぁ、そう思う罠の多いこの世界。

■謹んでお詫びを・・・2004-01-06 (Tue)
・・・申し上げます。

例によっての大ポカです。

「生きる」の歌詞ならびに付属の歌詞に自殺が17秒に一度起こるという表記がありましたが・・・。

『17分の間違いでした』

うううううううう、一生の不覚。

17分に一回、未遂は約10倍なので90秒に一回。

うげげげげげげ・・・秒単位かいな!

と驚いた時に17の下の「分」が、自分の中で「秒」に置き換わっていました。

これには、謝る以外何も思いつきません。

『どうも申し訳ありませんでした。心からお詫び申し上げます』

歌詞については

「その音が時を17回刻む度に」という表現を「その音が時を1000(いっせん)回刻む度に」と改定いたします。

ダウンロード用のアーカイブにつきましてはボーカルの差し替えに時間が掛かりますので、ボーカル入りのMP3については時間が許す限り早急にバージョン2を作ります。

アーカイブされているテキストに並びに歌詞については、今日か明日に訂正致します。

とりあえず、ご報告まで。

■ふわぁ、日付を・・・2004-01-07 (Wed)
・・・超えてしもたがな。

明日からさらに忙しく(ひぇー)なりそうなので、近所のセッションに行って二曲弾いて帰る。

まぁ、往復チャリで15分なんで〆て1時間ちゅうとこか。

酒を止めたワタシのストレス解消かなぁ。

そういう場所へ行くと酒の誘惑があるんやけど、断酒した身には「熱い緑茶」というメニューがあるので、とても嬉しい。

しかも湯飲みまできっちり温めてくれる心遣いがありがたい。


前回までのセッションで「色モノ」と見られてるかも?と危惧を抱いたので、今回は久々に相棒、連れ合い、メインギターの「A子」を出す。

家ではちゃんと弾き込んでるんやけどな。

三文作曲家の家に居候する身になったとは言え、さすが「Gibson家」の長女たるもん、えぇ音してますな。


朝に荷物が着いた。

お待ちかねのエフェクター。

一言で言うと、『音場』を広げる装置。

荷物到着のメールを打ち、電源周りのチェックをやってから、所用で外出。

帰って来てから、機能を一つ一つチェック。

これは安直な使い方はでけへんな・・・という事が判ったところでまた所用。

で、セッション行って、これを書いて、またチェックのつもり。


20年も前の機材を一体何すんねん?

という質問が出るのは当然。

答えは一つ、『使える』から。

最近のデジタルもんで同じ事は出きるんよ、もっと簡単に。

そやけど、「聞く環境によって」音がメチャメチャになる可能性があるんよな。

アナログもんでは環境が変わっても「それなりに」聞こえる。

音の位相をどうしてこうして・・・っていう面では絶対デジタルもんの方が真面目にやってると思う。

ただ、それだと「不具合も真面目に出る」んやわな。

アナログの回路でオーディオ的には「えーかげん」な部分もあるんやろう。

けど、それが「不具合がえーかげんに出るような無いような」ちゅう事に結びついて、結果的に「致命的にならない」というのは、スペック追求な今の状況に対する皮肉やろか。

ただ、効果を最適に得るには、何度も実験を繰り返さないといけないみたいや。

どうやら安直ではアカンな。

実験の苦労もあるやろうけど、そういう苦労は、楽しんでやろうと思う。

それを面倒くさいと思うなら、今の仕事やる意味ないもんな。

ま、そういう事。

でも嬉しい。ホンマに嬉しい。

■新しい機材の・・・2004-01-07 (Wed)
・・・セッティングは難しい。

他に類が無いモンやから、色々とエフェクトを掛ける時に「どの順番」にしたらえぇか迷う。

あるエフェクトの後では「ホンマに効果出てるのん?」やし、また別のセッティングやと「な〜んやねん、コレ?」という効果になる。

思うような効果を得るには経験が必要みたいやな。

ま、試して失敗、試して失敗、試して失敗、試して失敗、試して失敗、試して失敗、試して失敗、試して失敗、試して失敗、試して失敗、試して失敗、試して失敗、試して失敗、試して失敗、試して失敗、やっと成功。

・・・って基本やし。

最初から成功するんはカンニングペーパーでも無いと無理やわな。

そやけど、「カンニングペーパーには模範解答」しか書いてへんもんな。

それでは面白くないやん。


耳が疲れまくったので、楽譜を書きながら、ギターの調整をする。

いや、昨日「A子」を優遇しまくったんで、他のギターが嫉妬するとマズいしなぁ。

色々とやってるうちに、ウチのギターは「トップオブザライン」が異様に多いのに気付く。

「トップオブザライン」て、「そのシリーズでの最高機種」なんやけど。

別に「一番高いシリーズ」の最高機種を持ってる訳ではないから、お金持ちなんとちゃうけどな。

「廉価版のシリーズ」でも「最高機種」ちゅうのがあるから。

「A子」がGibsonさん家の長女、後、Grecoさん家の長女、Fernandesさん家の長女、YAMAHAさん家の長女、Ibanesさん家の長女・・・。

なんか、ワタシ長女体質でもしとるんやろうか?

この辺り、ウチの師匠は明らかに末っ子体質なんがまた対照的やなぁ。

長女やから、しっかりモノやけど気は強そうなんで、「公平に使うからね」と念じて調整。


アホ丸出しやけど、ギターやベースはシンセに比べてホンマに不安定やから面白い。

久しぶりに弾くと、明らかに「あ、拗ねてるわ」と思う事あるもんなぁ。

そういう時は「悪かった、オレが悪かった」と平謝りに謝って、「今から一時間弾き込むから」ってフォローして、えぇ音を出してもらう、ちゅうのが面白い。

やっぱり木材は生き物で感情があるんやろうか?

愛情を込めて磨いたりすると、微弱な電流が流れてたりすると面白いなぁ。

誰かそんな実験せぇへんやろか?

ワタシ?そんな機材も時間も無いよ。


どっかの楽器メーカーで実験して「何か反応があったら」面白いやろうなぁ。

説明書の注意書きに「このギターは愛情を込めて演奏して下さい、そうしない場合音質に影響が出る場合があります」とか書いたりして。

そんなシャレのあるメーカー希望やな。

■愛することは・・・2004-01-08 (Thu)
・・・難しい。

人間でも楽器でもな(あうっ!)

世の中には女房子供を質に入れても手に入れたい名器があるらしいけど、ワタシが言うのはそんなモンやのうて。

他人のモノサシがどうあれ愛するっちゅう事で。

・・・それも人間でも楽器でも同じか。


まぁ、ギター偏愛者の「あやや」な生活という事で。

ギターっちゅうのは人間が手先の延長として使う道具としては重いんやわ。

大体4kg前後やからノートパソコンより重い、釣り竿より重い、ゴルフのクラブ一本よりも重い。

ゴルフのクラブは揃ってなんぼじゃぁという見方もあるやろうけど。

それやったらギターも複数本持ち歩くこともあるもんなぁ。

・・・という事で持ち運びには工夫がいるんやな。

クラシックの楽器みたいに、ファイバーの中にフォーム入れ放題なハードケースは却下。

重くて演奏場所についたときには握力が無くなってるがな。

背中に背負うベルト付きのハードケースもあるけど・・・あれも「自転車移動以外」却下。

人間は背中に目は付いてへんから、他人の邪魔になるのに気付かへん。


ということでソフトケースの出番になるんやけど。

その前にギターの「弱点」を知っておかなアカンな。

一番の弱点は、糸巻きの付いてる「ヘッド」と「ネック」の間。

材質的にも構造的にもあそこが一番弱い。

はいはいはい、ギターケースを肩に掛けて道を歩いてるミュージシャン志望の兄ちゃんネェちゃん。

その部分を自分の後ろ側にしてどーすんのん?

対行者を避けた時に標識やカンバンや電柱や電柱や電柱や電柱にぶつける、のが一番危ないで。

普段と逆に掛けてごらん・・・。

・・・って上下サカサマって何考えとるんじゃ〜!

「・・・・。」

はい、管理人さんは何も考えてません。

こくこく。

普段と逆にギターがカラダの前に出るように肩に掛ける・・・と自分の顔のすぐ横に「弱点の部分」が来るやろ。

ネックを腕で抱え込むようにして、これでOK。

ネックが壊れる時はオレのクビが壊れる時じゃぁ!

そういう目つきで前方を見据える。

これで、愛する楽器は無事でした・・・と。


何?カッコが悪い??

カッコの為に持ち歩くんやったら、ケースに新聞紙でも詰め込んで歩いておくれ。

そっちの方が軽いがな。

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-2004年01月- 『飲んでません・が酔ってます・から書いた』