『飲んでません・が酔ってます・から書いた』 -2006年12月-

■あやややややややややややややや・・・・・2006-12-07 (Thu)
ど修羅場もど修羅場の今月。

どーして風邪で熱を出すんや<ワタシ。

もーアカン動かれへん次は明日、せめて缶コーヒーと真夜中の3時にマンションの階段を下りていくワタシに「ダシ巻きタマゴ」の香り。

うむ・・・この時間に作っているのは早く出勤する人か、それとも朝食の早い人か・・・。

そんな事はどうでも良くって、ワタシ、この深夜のダシ巻き卵の味方です。

どんな人やろうかなぁ・・・なんて想像するけど、いわゆる「地の塩」な人なんとちゃうかなぁ。

冷めてもほのかにダシの香りがする「ダシ巻き卵」・・・ワタシの好物やでぇ。


今日は、いきなりMIDIチャンネルとミキサーの入力数が足りなくなってパニくった。

どんな再生環境にあっても、「それなりの効果」を出すために、擬似アナログ4chを選択した自分に間違いはないと思う。

デジタルモンの売り込みで何回も被害に遭うてるからなぁ・・・。

そやけど。

ミキシングにこんなにchを必要とするとは・・・一生の不覚。

たーーーすーーーけーーーてーーー

■ねぇ・・・管理人さん・・・2006-12-08 (Fri)
・・・ここでラプラスの68k版のBGMダウンロード販売やて。
http://www.amusement-center.com/project/emusic/

「・・・。」

この時からやよね、音源ドライバーを1クロックでも速くって、ワタシがアセンブラで組みはじめたん。

「・・」

ワタシが論理的な最適化をして管理人さんがプログラム的に最適化をかける。

そういうコンビのデビュー作やよね。

こくこく。

あれから何年コンビ組んでるんやろ・・・全てが懐かしいなぁ。

こっくりこっくん。

ひょっとしたら98のあのドライバ乗せたあのゲームのBGMも出るかもしれんってさ。

「!?」

うん・・・アレ。

Windowsのさらにその上をいこうとして血ヘド吐きながら作ったアレ。

「・・・・・・・・。」

うん・・・今さらなぁ・・・って気もするよね。

こくこく。

でも、アレ以上の能力のドライバ・・・未だにWinに乗ってないもんねぇ。

・・・・・・・こく。

志だけでMSの上いこうなんて・・・若かったんやろうねぇ。

こくり。

若かったよねぇ・・・。

こくこくこくこく。

管理人さん、これからもよろしくね(ZZZzzz・・・)

・・・・・・・・・。

■昨日インターネットの未来についての・・・2006-12-11 (Mon)
・・・番組を食後に実家で見た。

ダメだわさ、程度が低いのがグダグダ。

大体二択の設問に視聴者が答える手段がケータイしかないというのが笑える。

ケータイでのWeb閲覧に関してフィルタリングすべきかどうか?

そんなモノ、ケータイを持っている未成年がどう反応するか予測は可能じゃん。

この質問の前に、ケータイを持たせるかどうかという選択肢があるべき。

しかも、そのコーナーの最後まで司会者が18歳までが児童として保護されるという事を言わないのはドドドドドドマヌケ丸出し。

ケータイからの返答を年齢別で見れば18歳未満はフィルタリングに反対が多数・・・って、そんなモノ当たり前。

18歳未満でもフィルタリングを受け付けないのであれば「児童としての保護を行わない」・・・その状態で天秤にかけるべきこと。

そんなことよりもっと前に「自前でケータイ料金払えないなら、ケータイ止めるか、保護者の監督下におくか」って議論が出てしかるべき。

未成年者のケータイ料金は保護者が払う・・・それが当たり前なんだろか。

国営放送でさぇそれが当たり前なんだろうか。


ケータイから作れるサイトに載せる写真を撮って貰う女の子の話題が出てきた。

それに対してランキングが作られて、上位の人がダクションに入る・・・って話。

そういうランキングを見せて広告を取ってるサイトについてどうなのか。

ランキングを上げるために徐々にセクシーな写真をアップする中学生についてどうなのか。

そういうネットの暗部についての話が一切無い・・・・・・・・。


甘い・・・甘すぎる・・・そういう感想だけが残る番組だった。


ただ一つ、坂下教授の「タブーに対して、フィルタリングを潜り抜け見たならば、それはアッパレ」という言葉だけが残った。

技術者なら「ふふふ」と笑った部分だろう。

■ここ数日・・・2006-12-13 (Wed)
・・・食べていない、寝ていない。

ついでに言えば吐き気の嵐。


家族が心配して「ノロウィルスがどーたらこーたら」って言うけど、あれは海産物でしょ?

世界一の豪華客船で集団感染とか報道してるけど・・・原因は「生ガキ」とか、「ひょっとしてキャビア」ぐらいしか思いつかないなぁ。

多分前者だと思うんだけど。

そんなモンに縁がある生活しとるかいな。

一番最後に食べたんはモダン焼やな・・・イカもエビも入ってない。

ちゅうわけでぇ。

高級食材にしか縁が無い食中毒にはかからないって事や、あはははあっはは。


いや、中毒になった人については「気の毒やなぁ」と思うで。

それなりの社会的地位を勝ち取った人なんやろう。

ただ・・・ワタシとは月とスッポンやがな。

ニュース言う方も、そういう「豪華客船でしか出ない食材」の事を勉強してから言えよ。

モダン焼でノロウィルスに感染なんてあり得へんがな。

そういう混乱を巻き起こす報道は止めて欲しいと思った今日このごろ。

■Winnyについて・・・2006-12-17 (Sun)
・・・判決が出たみたいやね。

まぁ、著作権で食ってる身にしては妥当かなとは思うけど。

でも著作権を自分でコントロール出来ない音楽屋としては「それだけで良いんか?」って疑問も残るんやね。

例えば、「自分の生涯最高の演奏」を放送局によって黙殺された音屋の想いはどこへ行くんやろ・・・って。

それが商品になって、それゆえにタダではなくなった・・・それは納得できるんやわ。

そうじゃなくって、例えば放送局の倉庫で生殺しになった時・・・。

YouTubeを見る事の出来る人は「Song From The Old Country」で検索をかけて欲しい。

「Pullen Adams Quartet」の演奏が引っかかると思う。

凄い演奏なんやけど、この演奏は1988年の、Mt.Fujiフェスの演奏で、実はこの前年に同じJazzフェスで「ダニーリッチモンド」というドラマーが参加して同じ曲を演奏している。

この頃の日本人の聴衆はレベルが高かったのかどうかは知らないけど、本国では「前衛的なヘンなバンド」としか受け取られなかった、このバンドに対して最高の歓声を返してる。

それ故かどうかは分からないけど、名だたる名門バンドを向こうに回して、まさに「歴史に残る名演」が行われたのが1987年の夏。

これは一度だけ深夜テレビでオンエアされた。

この演奏がどれほどのショックを日本人ミュージシャンに与えたかは、1988年の夏のJAZZフェスでその曲がどれだけ演奏されたかで判る。

でも、その1988年には・・・本家のドラマーは故人となっていたんやね。

それをトリビュートして、メンバーを変えてMt.Fujiで演奏されたけど、でもドラマー「ダニー・リッチモンド」一世一代の演奏は戻って来ない。

それ以後、彼のあの演奏がオンエアされたとは聞かない。

音楽家の生涯で最高の演奏の生与抹殺権を放送局が持って良いのか???

これには疑問を持つ。

そういう記録について・・・同時代の人類の遺産として共有する事も出来ないのは寂しい。

そんな風に思う。

■年の瀬に・・・2006-12-21 (Thu)
・・・逝く魂ありて二度と帰らん。

ただ、自ら鏡を覗きこみ、しゃれこうべの影が日々濃くなることを知れ。

それが・・・追悼だ。


青島幸男さんに続いて岸田今日子さん、お笑いコンビ「カンニング」の中島忠幸さんが亡くなった。

最後の中島さんはあまり知らないのだけど、これから芸の花が開く時期だっただろうと考えると、気持ちが重くなる。


あたかも昨日、ボクシングで「どんなもんじゃい」があったみたいやね。

青島さんの言葉には「毒」があったが、自分で苦さを味わった上での「毒」だったと思う。

アタマが悪い親子が逆上して口から吐く「毒」とは違ってるわな。

岸田さんが舞台で放つオーラには重さがあって、その視線には「優しげな圧倒的圧力」を感じたけど、サングラスを取ってリングに上がった「チャンピオン」にはオーラは無く、必死で弱気を隠そうとする「メンチ」だけがあった。

岸田さんが麻雀好きで、あの独特の声で「ロン」と言われるとショボイ手でも満貫のダメージがあったとバラエティ番組で語られていたけど、芸能レポーターに「ウド鈴木さんに似てますね」と言われて、「もう一回言うたらキレるで」という声には虚勢しかなかった。


世の中いつからこうなったんやろう。

「キレるで」と言えば「キレてみぃ」と答えよう。

その場で「傷害事件発生、資格剥奪さよーならー」になるのは見えてるがな。

場末のケンカやあるまいし。

威嚇と言えばアントニオ猪木を思い出す。

「お前、いつでもかかって来いブチのめしてやる」って咆哮を何度聞いてワクワクしたこっちゃろう。

けど、リングの中、もしくは競技場の中以外で、しかも競技者相手以外に暴言を吐いた記憶は無い。

この国はいつからこうなってしまったんやろう。


「どんなもんじゃい」・・・サングラスで目を隠して威張って見ても、お前さんの影にも髑髏は映ってる。

それは世界中の誰も逃げられない影やけど、アンタの場合は職業が職業だけに2倍濃く影が映ってる。

それに気付いた時に、腕が動かんようになったらそれまでの人。

それでもなお前進するんやったら、その時こそ若きチャンピオンの咆哮はホンマモンになるんやないかと思う。


我より先に逝く人あり。

せめてその背中が消える瞬間を想い自らの糧にしたい。

■みなさまいよいよこの日が・・・2006-12-24 (Sun)
・・・って何の日やねん。

悲喜こもごも・・・て何が悲喜や。


あーっ・・・そうそう、一年で一番管理人さんが○焼に・・・

どかっ、ゴカッ!

「・・・=□」

管理人さん・・・それなんやねん。

「・・=□」

え・・・今日は音声が明瞭とちゃうんやけど。

「!!!=□」

は?マスク??

こくこく。

インフルエンザよけ?

こくこく。

まぁそらそうやわなぁ・・・病気をしたら焼却処分。

『でへへへ汚物は消毒だぁ』

・・・ってワタシモヒカンしてないがな。

「・・=□」

え?今日は厄日やから早く帰る?

こくこくこく。

ぱたぱたぱたぱたぱた・・・・・。


ふーむ、世間にも色々な立場があるんやなぁ。

えーっと、クリスマスメッセージ下さった人ありがとうございます(ぺこぺこぺこぺこ)

・・・ということで

『みなさま、健やかな聖夜をお過ごしくださいませ』(風水嵯峨&管理人)

■久し振りにお仕事の・・・2006-12-25 (Mon)
・・・話になるんやけどね。

まぁ、そういう事を知りたい「風水は何しとんねん」という人もおるやろうし。

ミキサーのchが足らん、エフェクトのための「送り」が足らん、挙句の果てに電源が足らなくなって便所から延長する始末。

もー差し替えはイヤやぁぁぁぁぁ(魂の叫び)

今の32ch構成でやる仕事は今回が最後になるやろうなぁ。

これが終ったら56ch構成にするつもりなんやわ。


「なんでそんなにchが必要なん?」って最近の同業者から言われるのは判ってるんやけどな・・・。

ゲーム業界の中で「富田勲」の功績を引きずって生きたかったら、「それぐらい必要」が答え。

あの人、一音1ch使うてたがな。

ワタシは若い日にあの人の「惑星」を聴いた衝撃から抜けられて無い人間なんよね。

音源の進化やMIDIによって、音数は増えたかもしれへんけど、志はまだまだ追いつかへんよ。

ようやくあの人の足元が見えてきた・・・。

それで満足はせぇへんでぇ。

あの人が、「再生は2chステレオ」っていう枠で工夫に工夫を重ねた機材を、何年も探して手に入れた。

今、日本中のスタジオで実際にその機材が稼動してるのは「片手」やろうなぁ。

ワタシが背負ってるいる「宿題」については、もうみんな予想できてるわな。

その「宿題」を自分が自分に課した「今のところの最高条件」でクリアすべく・・・半死半生でやってます。


ワタシはこの仕事を仕上げるにあたって、自分の生き方の認識を変えました。

「自分は来年も生きてるやろう」・・・そんなんでは壁を超えられへんよ。

「自分の寿命はあと一月かもしれん」・・・そう思ってこそ生きるのに最低限な行為以外全部を音楽に注ぎこめる。

完成して世に問うまで、どんなあざけりをうけてもえぇ。

出来上がりを聴いてから、「最後の審判」を下しておくれ。


たとえば2ちゃんで「ボロカスに言われよう」と「神認定されよう」と甘んじて受けるでぇ。

歌い手に無理矢理「ロリ声」出させてヌクヌク安住してる連中とは共存でけへん。

そんな仕事をやってます。

一人っきりでやってます。


・・・作曲家なんかそんなもんやんけー。

変なダクションとつるんで、そのために「曲」を生産するんやったら・・・。

若くして死んだ作曲家の伝記を次々と小一時間正座して朗読してみせろと思う今日このごろ。

・・・ワタシは狂ってるんやろうか。

それでもワタシは叫び続ける。

■巨星逝く・・・2006-12-25 (Mon)
・・・ってジェームズ・ブラウンが死んだことを今知った。

それにしても因果な日に・・・。

これからソウル屋はクリスマスのセッションを追悼セッションも兼ねてやらなあかんのかいな。


「そんなに大騒ぎせなアカン人なの?」という問いには言っておこう、「それだけ大騒ぎせなアカン人なんや」・・・と。

音楽に地方性があるか、無いか・・・。

「そんなモンあれへんで」という答えには一応「そうやね」と言っておこう。

それでも!

どんな因果か、ソウルは大阪が強いんよ。

理由なんか判れへん。

ただ事実があるだけや。

これが神戸に行くだけで、R&Rが強くなる。

・・・・・・・・なんでやろう。

電車で40分かそこらやのに明らかに変わるんやね。


マジで落ち込んだワタシ。

やっとれんわ。

・・・ホンマにやっとれん。

以上。


■欲しくも無いのに・・・2006-12-26 (Tue)
・・・病院で風邪をもらってくる。

・・・というか「新しい症状」をもらってきた・・・が正しいか。

セキが出る出るノド乾く乾く。


クスリを待ってる時に隣に座ったオッサンが疑わしいぞ。

まるでホンダのV−TECのような勢いでセキをしてたもんなぁ。

マスクがパホパホとエンジンのバルブのように動いてたし。

あれではマスクの意味無いやんけ。


さすがに3分ぐらいで席を立ったけど、あの時にムリョ数万のビールスがワタシに向かって突進したに違いない。

Q:風邪にもっともかかりやすい場所はどこでしょうか?
A:病院です。
Q:風邪にかかったときにはどうすれば良いでしょうか?
A:病院に行け

っていうパラドックス丸出しな体験やなぁ。

そやけど「防御法」・・・無いよなぁ。

医学は日進月歩で進歩しとるのにこういうドロ臭い部分は変われへんのやねぇ。

患者ごとにエアカーテンで区切るとか。

なんか素晴らしい方法がありそうなんやけどなぁ・・・

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