『飲んでません・が酔ってます・から書いた』 -2001年06月-

■人間最後は・・・2001-06-01 (Fri)
タンパク質を食べないと駄目ですが、日々の精進は食物繊維です。

食物繊維をクスリで取るのは邪道、ということは野菜になるわけですが、「生だとカサバる」という欠点がありまして・・・。

結果、熱を加えた野菜を如何に大量に摂取するかというのが今回の目的に・・・なのかな〜?


ということで夕食に洋食焼きを作る。

早い話が小麦粉を溶いて薄く焼いた上にキャベツを乗っけて蒸し焼きにする「ビンボ人のお好み焼き」やわね。

しかーし。

一枚100円で、ある程度の食物繊維を取れるというのは、少なくとも100円バーガーよりはカラダに良いと思う。

半額バーガーを修羅場に食べ続け、胃腸の調子を崩した経験者が言うのだから間違いない。

閑話休題。


天カス、紅ショーガ、その他薬味を用意して、キャベツを刻む。

蒸し焼きになるので、細い千切りにしておく。

まぁサラダボールに3杯ぐらいでカンベンして置こうかね。

もうこの時点で「夕食を作る」事から「如何に沢山のキャベツを入れるか」と目的が変化している気はするが、それはそれでえぇんやと言うことで・・・。

タマゴ、かつをダシを入れてユルめに溶いたタネの8割ぐらいをフライパンに広げ天カスをパラパラと。

そしてチクワの輪切りや紅ショーガを混ぜたキャベツやを「どりゃー」と入れる。

もはや「標高がフライパンの深さを越えている」のはお約束。

これをコテでひっくり返すのは奇跡に近い。


しかし窮鼠猫を噛み、人間苦労はするものなのだった。


タネが固まったところで、フライパンを傾け、中身を別の皿に移動する。

この時焦るとタネが破壊してしまうので慎重に。

別の皿に移動したキャベツの山に残り2割のタネを掛けて、手のひらで皿を持ちながら上からフライパンを被せて一気にひっくり返す。

この状態ではフライパンの中に皿の裏が見えているというマヌケな状態なので、隙間にスプーンでも入れて皿は取り除くべし・・・なのです。

後はフライパンにフタをして弱火で約7〜8分。

出来上がりです。

また皿をフライパンに載せてひっくり返して取った方が吉。

見かけは「超巨大ドラヤキ」のようでも、実は厚さ1cm以下の薄皮の中にはちきれんばかりのキャベツが入った物体。

取り扱い危険度はAなのです。

後はお好み焼きのようにソースなりマヨネーズなりカラシなりを付けてどーぞ。

食べようと切った断面にキラキラ光る蒸されたキャベツの甘さがタマラないのでしたぁ。

お好みでモヤシを入れても良いし、今の季節なら、さらにホーレン草を入れても可。


なんとなく食の進まないこの季節、一人暮らしだと、ついつい「もうイイヤ」と野菜を食べなかったりするので、そういう方にはオススメなのでした。

■今の晴天が過ぎたら・・・2001-06-02 (Sat)
梅雨になるんでしょうか。

個人的には好きになれないんですが。

無いとお米が育たないらしいので、お米の為にガマンするといったところかな。

なんか蒸し暑くて、ソース物がますます食べたくなるんですけど。

食べた瞬間に「キレ」があるからでしょうかねぇ。

でもワタシの得意な大豆ものでソース味って無いんですよね。


トーフ、厚揚げ、薄揚げ・・・全部基本的にはショー油味で食べますもんね。

納豆・・・なぜかウチの母はお好み焼きに入れてソースで食べますが個人的には「×」

煮豆の類も違うし・・・。


チリビーンズなんて、そっち系っぽいですが、そもそも大豆じゃ無いし。

大豆で作ったハンバーグ・・・やっと見つけたけど、なんかパチモンくさいなぁ。

梅雨と大豆は相性が悪い。

そーゆーことに、しときましょう。


ところがトーフも納豆もちゃんと在庫があるんだわな。

在庫が無くなることに恐怖感を抱いているので無意識に買ってしまう。

しかもちゃんと賞味期限が新しいのを買ってるところが「なぜか」泣ける。


梅雨の湯豆腐・・・。

ヤセガマンの美学でも追求しようかな。

うん。
ちょっとカッコ良いかもしれない。

梅雨の鍋焼きウドン。

これはあんまり拒否感を感じないのは、多分コドモの頃、こういう時期に冷たいものの飲みすぎでオナカをこわして、熱いウドンを食べさせられたりしたからだろう。

治るまで長く感じたもんだったよね〜。


■スズメの仔・・・2001-06-03 (Sun)
ウチの近所の公園はスズメだらけと言っても良いようなトコロなんですが。

散歩をしているといやに地面にスズメが多い。

近づくと40cmほど飛んで逃げる。

尾羽が少し短いのと、色が少し薄いので判りますが巣離れ直後のスズメみたいです。

羽毛がフニフニしてて可愛いんですわ。

捕まえてほお擦りしたいぐらい可愛い。


気づいて周りを見れば、5mしか飛べない、2mしか飛べない、とてもmは飛べない・・・。

いろんなスズメがわんさかわんさか。

オチコボレというのはどこにでもいるものでさっきの40cmスズメなんかはその最たるもんですな。

「幼児虐待みたいなぁ〜♪」とココロに思いつつ、しばらく追いかけて遊んでやる。

夜までに木の上に戻らないと、まぁネコの餌食でしょうから、ここは特訓が必要なのです。

テコテコ歩いて逃げて・・・もうアカンと思ったら飛ぶ。

飛距離40cmで墜落してまたテコテコ逃げる。

しばらく特訓をしてたんですが、公園にいる親子連れがワタシを見る目が少しイタい。

まぁ、この髪型ですし〜。

逃げてきました。あぁ、情けなや。

あのオチコボレ、明日まで生きてるやろか。

家に連れて帰りたいという欲望がムラムラと起こるけど、それは自然の摂理に反するしなぁ。

夜に無事を確かめに行こうかなぁ。

われときて あそべやおやの ないすずめ

・・・みたいな〜♪

■最後の肩書き・・・2001-06-04 (Mon)
・・・は詩人なんだと。

新聞のコラムで詩人がそう書いていた。

うーんと唸らされることがイッパイ書いてあったんだけど、何者にも束縛されそうにない「詩人」という肩書き自体がカッコ良い。

同じようなものとして歌人というのがありますが、これもカッコ良い。

俳人というのもありますが、廃人と混同されなければカッコ良い。


ワタシの名刺には「作曲・編曲」と書いてあります。

あえて言えば作曲家なんですが、この「家」っていうのがイヤ。

作家、小説家、書家、作詞家、建築家・・・。

「家」の付く肩書きは「センセイ」の意味なのか、それとも「それで家の一軒でも維持してる」の意味なのか判りませんが、まぁ「敬称」の一部なんでしょね。


自分で「敬称」を名乗るバカもんがどこにいるのか。

ワタシだったら顔から火を噴くほど恥ずかしいぞ。


というわけで、詩人、歌人のような淡々とした肩書きが欲しいんだけど・・・。

曲人ではなんのこっちゃ判らないですし、歌人はもう取られてるし。

ということで、せめてもの抵抗が「作曲・編曲 風水嵯峨」という名刺なのです。

その前に屋号のオフィスKAZAMIというのが書いてあるので、「オフィスKAZAMI 作曲・編曲 風水嵯峨」という、「まるでオフィスKAZAMIという曲があって」それの作・編曲をワタシがしたかのようにツッコミどころ満載の名刺はなんだかなぁ・・・。

そう思いつつも、「曲人」よりはマトモな肩書きが見つかるまでは、これでしのいでいこうと思うのでした。


■もうすぐ・・・2001-06-05 (Tue)
20万Hitですねんなぁ。

ホンマにありがとうございます。(ぺこりん)

「・・・。」こくこく

なんやけどね。

なんかしたいと10分の8ゴロシのカラダで考えてはいるんやけどね〜。

ただ、6月6日に20万になる可能性が高いのは・・・なんだかなー。

運命なんですかねぇ。

1年365日、365分の1なんですけどねぇ。

うーん・・・ワタシ悪いことしてないんやけど。

管理人さんかな?

「#$%&’+++#・・・!!」

え?ワタシの運命だって?

こくこく。

でも悪いことも何もしてないのに。

「&(’”%$・・・%%。」

そんなの無関係生きてるのが罪?

こくこく。

ヒドイ。管理人さんそこまで言うこと・・・(ぼろぼろぼろ)

ぽんぽん

え?

「)”&%$#=〜‘・・・・・!?!」

そういう時にこのツボを買えば前世の悪行が消える?

こくこく。

かかかかか・・・管理人さんいくらなんでも。・・・ぶんぶんぶんぶん

ぐるぐるぐるぐる

『竜虎の拳』

そんなこと無いって。

こくん。

アンヌ△ツベ!

バシュ!

うふふふふ。管理人さんにはこれがイチバンみたいな〜♪

■『居酒屋:腐海』・・・2001-06-06 (Wed)
・・・の営業形態をしばらく変えることについて。

ご迷惑をかけるのです。
でも体力にも精神力にも限界があるのでした。

11時10分前に接続、急いで返すレスを返して。

11時5分前:いらっしゃいメッセージを書いて待つ。

その間に贈答品カタログや食べ物の本を回りに揃えて。

11時00分開店。

書き込みがあると、ワタシのマシンに転送されてくるの。

で、注文に応じて、おツマミ決めて。

「はぁ、風呂上がりだからビール」ってお客様には淡白で涼しげなモノを、「ふぅ、熱い熱い、ビールおくれ」ってお客さんには、時にはビールが進む、ピリっとスパイシーなモノを。
「はぁ、残業たまらんわぁ」ってお客さんには何かお腹が膨れそうなモノを。

何も考えずにオツマミを出した事はありません。

それが自慢。

元々バーチャルな空間、3Dポリゴンがグルグルしなくても、そういう心遣いが心情的な仮想空間を織り成していく。

慣れるのが早い人は酔ったフリしてみたり、キゲン良く振る舞ってみたり。

それが『居酒屋:腐海』です。

違うよう、ワイヤードとリアルワールドも繋がってるんだよ。

ただ心情的な仮想空間を2時まで維持し続けるために料理の本に埋まるのは・・・想像以上に精神力、体力を奪うのでした。

本当の客商売をする人、尊敬します。

ついに6月6日カンバン前に久しぶりの発作の傾向が出るに至って、しばらくの休息を決意しました。

『居酒屋:腐海』については閉鎖も考えたのですが、せっかく仮想的に酔うのを覚えた人達の社交場を無くすのも勿体無いと思い、セルフサービスで営業を続ける事にしました。

酔った気分で何か書きたい方、ご利用していただけると幸いです。

そういう仮想的に酔うのを楽しむ方が増えると、復帰後も少しワタシ、楽が出来るかと思います。

しばし、本業に専念させていただきます。

『居酒屋:腐海』
店長:Saga@lain
板前:管理人sword 拝


■まったりと眠って・・・2001-06-07 (Thu)
・・・脱水症状みたいな〜♪

とりあえず、落ち込んだ体力を取り戻す、その為に寝て寝て寝て寝て寝て寝て寝て・・・。

が本当なのか、体力が落ち込んだので、起きていられなかったのかのが真実か。

何も口にせず、時々起き上がってはトイレに行く生活。


ふと気が付くと腕に力が入れへんがな。

なんか起き上がるんもタイヘンっぽい。

さて、どうしたんかいな?と考えて「脱水症状」というのに思い当たる。

6月の日本で脱水症状で倒れたら、それはちょっとミステリー。

お茶を飲む飲む飲む飲む。

で、なんとかソーメン一把食べて、今の状態。

なんかまだ疲れてるみたいだけど。

とりあえず水分補給は忘れないようにしようっと。

ごくごくごく。

まだ意識が半分しか覚醒してないみたいな〜♪

■体力が回復しないカラダで・・・2001-06-08 (Fri)
・・・フラフラと夕刊を取りに出た。

んだけど、来てないやんか。

「大きな事件があったから遅れるんとちゃう」という近所の人の言葉にネットにアクセスして痛ましい事件を知った。

『小学校に刃物男 8人死亡』

はぁ・・・有無を言わさぬほど犯罪だわ。

弁護の余地がありませんな。


ただ「精神安定剤が、精神安定剤が・・・」という報道の仕方に疑問を持つ。

精神安定剤が危ないクスリのように報道されてるが、もっと危ないのは「それを10倍飲む」精神状態ではないかいな。

その精神状態になるに至った経緯が判らないので、なにか「悪者」をこしらえないと報道しにくい事情はなんとなく理解できますが、安易かつ思慮が足りないと思う。

スクープ合戦なんかのストレスにさらされてる新聞記者諸氏の中にも精神安定剤服薬中の人も多いでしょうに。

普通の仕事よりは明らかに多いと思うんやけどなぁ。

報道を読んで、急に「そんなに危ないクスリなら飲むのを止めよう」と止めたら、それの方がキケン。

急に服薬を止めて良い類のクスリではないですから。

量を増やすも減らすもじわじわと様子を見ながら期間を掛けて慣らしていく。


そういう報道にココロが反応するタイプの人の方が「精神安定剤」のお世話になる可能性は高そうやで。


非常にストレスの多い社会、意外に飲んでいる人も多いと思います。

ワタシの飲む「抗不安薬」も「精神安定剤」ですわな。

今服薬中のヒトの10人に1人が報道を読んで服薬を突然止めたら。

あまり考えたくないことですが、相当な混乱が予想されますな。

それが原因で二次的な犯罪が起こらないとは言い切れない。


そういう事、判ってる人新聞社に絶対おる筈やけどなぁ。

おっても、意見を言われへんのかも知らんなぁ。

それはそれでゆゆしき事ですけど。


しかも事件後の児童のPTSD(心的外傷後ストレス障害)をケアするためにそれなりの措置が取られるでしょうが・・・。

もしPTSDの症状が出ていて薬物療法をするとしたら精神安定剤の可能性が高い。

それを保護者が受け入れるかどうか。


繰り返し書きますが「10倍飲む」のがオカシイの。

この蒸し暑い時期、清涼飲料水の500mlを一気飲みするのは気分えぇですよね。

でも目の前でいきなり5リットル飲まれたら、やっぱり「逃げろとココロが警報を発する」でしょ。


そして「10倍飲んだ」結果が「小学校への刃物を持った乱入」に繋がった経緯もちゃんと調べてから論じられないといけない。

酔っ払ったヒトは明るくなったり、暗くなったり、踊りまわってみたり、カラオケのマイクから手を放さなくなったり。

色んな人がいますが、通り掛かりのカンバンというカンバンに「腰払い」を掛けて破壊していく人は珍しいでしょ。

電柱という電柱に登ってしまう人も珍しいですよね。

『珍しい反応をする人は、それなりに珍しい精神構造の持ち主であることが多い』

『珍しい精神構造の持ち主はそういう精神構造を作り上げた原因を持っている』

それも当たり前のことでっせ。


ちゃんと処方された「精神安定剤」は傷つけられたココロを守るおクスリです。

もし、これを読んだヒトに服薬中の方がいらっしゃるならおクスリを信頼するように。

■ココロが風邪を・・・2001-06-09 (Sat)
ひいた時。

あまりに重い問題なので、久しぶりに話題を続けまっさ。


今、マスコミで連呼されてる「精神安定剤」には2種類あります。

「抗不安剤」と呼ばれ、パニック障害、入眠困難、ストレスが原因の心身症状などに処方されるマイナートランキライザー。

精神分裂症の治療などに処方されるメジャートランキライザー。


前者は「ココロが風邪をひいた」状態に処方されるようなクスリです。

知らず知らずに処方されてる人も多いかもしれない。


上司が突然相性の悪い人に替わった。
会社にいくのがなんかイヤ。
通勤の電車の中でハキ気がする。
上司に呼ばれて訓示をされるとトイレに行きたくなる。

仕事が急に増えて、毎日終電まで帰れない。
泊まり込みも多い。
同僚の顔を見るのもイヤ、話かけられるのもイヤ。

こんなんが典型的な「ココロにひく風邪」でしょうか。

マイナートランキライザーはそういう時に「ココロのセキを押さえるクスリ」です。


後者が処方されるのは同様に喩えれば「ココロが肺炎もしくは結核」という状態です。

精神分裂症について偏見を持つのは良くないですが、それにあった治療方法が用いられる事は忘れてはいけないと思います。


風邪と結核を混同するように報道するということは、電車で隣に座った人がセキをすればもう退くという偏見を招きかねないのです。


ココロに風邪をひいたら病院に行けばえぇやんか。

この簡単な事が(ある程度)一般化されてきた過程には多くの精神科医の地道な啓蒙活動があるのです。

風邪は万病の元とも言います。

だからこそ早めの治療が有効。

よくある「根性で克服」・・・出来ればいいですが、出来なかった場合症状はより深く、治療期間はより長くなります。


「今年は風邪がよー流行るなぁ」
「××××やからなぁ。」

あなたならこの「××××」に何を入れますか。

多分「寒さが厳しい」が多いと思います。

ココロの風邪が流行るときはココロに対する寒さが厳しい時。

そういう社会状況なんやと思います。


そういう社会不安が大きい時は治安も悪くなります。

いままで、右肩上がりの時代ばかりを経験してきて、大規模な不況、それに伴う失業者の増加、膨れ上がる社会不安、悪くなる治安・・・そういうモノをどう扱うかの経験が不足している。

政治家にも、官僚にも、経済人にも、マスコミにも。

そういうモノに対する責任は社会、政治に求めるべきです。

ココロに風邪をひいた人を魔女狩りの対象に求めるような誤魔化しは見逃せない・・・。

そんな風に思うんやけど・・・極端かなぁ。

■それでもあえて・・・2001-06-10 (Sun)
3度。

不愉快なもん読ませてスマン。

今書いておかないと、いつか忘れてしまうから。

「飲んだ・酔った・書いた」はワタシの魂のバックアップだから。


パニック障害やPTSDに悩む人たちのサイトのBBSではメジャートランキライザーとマイナートランキライザーの混同による混乱した書き込みが見える。

「私、安定剤飲んでるんですけど、大丈夫なんでしょうか?」っていうタイプの話題が多い。


大丈夫です。クスリの種類が違います。急に止めたらキケンです。


あと、職場でおクスリを貰いに行く時間を空けてもらってる人の場合、上司には「安定剤」をもらいに行くと言ってあるので非常にバツの悪い思いをしそうだ・・・という人も。


「精神安定剤には2種類あります。それを説明しましょう。」
マスコミも援護射撃の解説ぐらいしてやってくれよ。


そのマスコミの報道内容を今日知った。

TVが映らない家でホントに良かったと思った。

以下が、被害者の同級生(小学1年生)を取り囲んで行われたインタビュー。


>「どんな風に切られていたの?」
>「こんな風に…」
>「刺された子はどんな様子だった?」
>「…何も言わずにばたりと倒れて動かなくなった…」

>「男の人は刺すときも無言だったの?」
>「死んでるってどうして分かったの?」
>「犯人はおなかを刺したり、背中を刺したりしたのかな?」

>「ここに血がついてるけど、どこか怪我したの?」
>「大丈夫」
>「そしたら友達の血なんだ」
>「…」

>「みんな逃げたの?」
>「…うん…」
>「友達が助けを求めているのに!?」
>「…だって…」
>「…だって、何も言わなかったもん…(泣)」

怒髪天を突くというのはこういう気分を言うんだろうか。

PTSDになる可能性が高い少女にマスコミがトドメを挿した一瞬だ。

こんなインタビューを行う会社は報道で「ココロのケア」という言葉を使う権利一切なし。

以下のアドレスにその時の画像とインタヴューが載ってます。
すぐに消される可能性もありますが書いておきます。
腹立ちを押さえ切れない人は見ないように。

http://blue.ribbon.to/~blueeye/news/data/2001a/06/10_masukumi_elementary_school_eight_dead_persons.htm

PTSDとか精神安定剤とか、取材に出る前にネットで検索して、最低限の知識ぐらい持つべき。

それをしないナマケモノを現場に出すべきではないとワタシは考えます。

死者・重軽傷者。
それにマスコミは確実にPTSDの患者を1名加えたと思う。
確実に二次災害の引金を引いたと思う。

絶対にそれは忘れたくない。

重い内容3度も読ませてゴメン。

明日はもっと軽い内容にしたいです。


[<<Back] [Top] [Next>>]
[2007年06月] [2007年05月] [2007年04月] [2007年03月] [2007年02月] [2007年01月]
[2006年12月] [2006年11月] [2006年10月] [2006年09月] [2006年08月] [2006年07月]
[2006年06月] [2006年05月] [2006年04月] [2006年03月] [2006年02月] [2006年01月]
[2005年12月] [2005年11月] [2005年10月] [2005年09月] [2005年08月] [2005年07月]
[2005年06月] [2005年05月] [2005年04月] [2005年03月] [2005年02月] [2005年01月]
[2004年12月] [2004年11月] [2004年10月] [2004年09月] [2004年08月] [2004年07月]
[2004年06月] [2004年05月] [2004年04月] [2004年03月] [2004年02月] [2004年01月]
[2003年12月] [2003年11月] [2003年10月] [2003年09月] [2003年08月] [2003年07月]
[2003年06月] [2003年05月] [2003年04月] [2003年03月] [2003年02月] [2003年01月]
[2002年12月] [2002年11月] [2002年10月] [2002年09月] [2002年08月] [2002年07月]
[2002年06月] [2002年05月] [2002年04月] [2002年03月] [2002年02月] [2002年01月]
[2001年12月] [2001年11月] [2001年10月] [2001年09月] [2001年08月] [2001年07月]
[2001年06月] [2001年05月] [2001年04月] [2001年03月] [2001年02月] [2001年01月]
[2000年12月] [2000年11月] [2000年10月] [2000年09月] [2000年08月] [2000年07月]
[2000年06月] [2000年05月] [2000年04月] [2000年03月] [2000年02月] [2000年01月]
[1999年12月] [1999年11月] [1999年10月] [1999年09月] [1999年08月] [1999年06月]
[1999年05月] [1999年04月] [1999年03月] [1999年02月] 

-2001年06月- 『飲んでません・が酔ってます・から書いた』