『飲んでません・が酔ってます・から書いた』 -2003年04月-

■だけど、それでも・・・2003-04-16 (Wed)
・・・キザでいたいねん。

ロマンティックな愚か者で、エゴイスティックで、自分勝手で甘えたで・・・。

今夜久しぶりにRound(About)Midnightと言う曲を弾きました。

初めて弾いた10ン年前より、根性は悪くなってるし、純粋で無くなってるし、打算的やは、スケベぇやは(これは一緒か)、臆病やは、嘘吐きやは、アル中やは・・・。

大事な知り合いを大事にせんと悔やんでも悔やみきれん思いをするは・・・。


それでも、出音は良くなってるんやな。

音楽は魔物やと思うわ。

同名の映画があるんで、機会があったら見て下さい。

地味な映画やけど、味わい深い映画やで。

罪深いワタシやけど、演奏の姿は色気出て来たんやろうか。

「JAZZMANは演奏中に色気が無いとアカン」そう言われた言葉が今もどこかに引っかかります。

■また・・・2003-04-17 (Thu)
・・・合併かいな。

お互いに補完関係にある合併やったらともかく、競争関係にあるソフトがある場合。

新聞に載るみたいに売り上げはA+Bになれへんのは当たり前やんけ。

それぐらい勉強してぇな>新聞記者


労働力・生産手段集約型の昔の吸収合併やのうて、「タイトルがタイトルを食う」権利・知的財産集約的な合併やっちゅうぐらいの認識は持って欲しいな。

同じジャンルのキラータイトル2本持っても、売れ行きが分散するだけなんよねぇ。

タイトルあたりの人件費増えるだけやがな。

言い方は悪いけど、「身包み剥いで蹴落とす」ぐらいの競争の結果やと思わななぁ。

それぐらいは考えつかな・・・蹴落とされる側になるか。

コワイ世界やなぁ。

■なんかヤフーのADSLの・・・2003-04-18 (Fri)
チラシというか勧誘が、一時期のケータイみたいになってきたと感じるのはワタシだけやろか。

アレもケータイと同じく代理店があるんやね。

モノの勢いというか何というか・・・最後には「ケータイ電話は0円」までなったけど。

「加入して頂くとなんとパソコンはタダ!」にはならんやろなぁ。

なんぼなんでも、それは無いと思うけどな。

通話もメールもせぇへんケータイはただの箱やけど、パソコンは通信せんでも使い道あるからなぁ。

あんな使い道や、こんな使い道や・・・。

基本料で元取るいうても・・・2〜3年はかかるやろうし・・・。

2〜3年でパソコンのスペックは陳腐化するし・・・。

技術は陳腐化するけど、使いもんにはなるというのが・・・なんだかなぁ。

それより先に回線の技術が進んだらどうするんやろう。

動画付きのメール当たり前とか・・・。

うん、恐ろしい世界や。

■ホンマやったら相当・・・2003-04-19 (Sat)
ヤバいと思う。

TIMES(電子版)が報道した北京のSARSの患者隠し。

マスコミが取材に来た時に、患者を呼吸器の病棟から移動するとか、「ドライブ」と称して何時間も病院外に出してクルマで走るというのは・・・。

アンマリすぎやないでっか。

「隠す」ちゅう事以前に、患者の人権とか・・・保健衛生の観点とか。

中国というと「人権」がアキレス腱な訳ですが、病人の扱いについて、議論が噴出する可能性も無いとは言えんな。

まぁ、トップの命令とは思えませんが、「なんとかその場を繕おう」とした行為が逆効果になるやろね。

これはもう関係者の人命に対する意識の問題。

ということは、隠蔽の指示を出した人間の意識が異常なのか、それともかの国では普通なのかを問われることになります。

人権問題だけではなく、北京で隠すなら、広州でも、香港でもと、・・・ありとあらゆる具体的な発表の数字を疑ってかからないといけなくなる。

シンガポールなんかはもう必死で、空港に赤外線探査機出してきて、体温の高い人間の入国を水際で止めようとしてる。

20日の公式発表で霧が晴れると良いんやけどね。

■だから・・・2003-04-21 (Mon)
・・・言わんこっちゃない。

大臣と市長のクビ飛んだがな。

それよりはカントリーリスクが増えたんが致命的やけど。


前にも書いたことあるけど、カントリーリスクって国に対する(特に投資対象としての)信頼度みたいなもんで、その国のおかれている立場とか、内政の状態なんかによって変るんやね。

例えば、戦争中とか内乱中やったらリスクは高いし、民族紛争なんかで非常に隣国との緊張度が高いのもリスクは高い。

独裁政権もリスクは高い、一党独裁政権もリスクは高い。

この辺りは情報の公開が恣意的になるっちゅうことで高くなるんやね。

公務員にワイロがはびこってれば、やっぱり高い。

これになると、認可とか許可とか法律があって無いような状態になるからね。


今回、象徴的に閣僚クラスのクビが飛んだ訳やけど・・・。

どこにどう責任があるんかは判らへんけどな。

「SARS」って言うリスクを避けようとして、「情報公開が恣意的」のリスクまで背負い込んだな。

一度疑い始めるとキリがあれへん。

患者の分布図を見て考える。

今のところ疑いが濃い感染経路を考えると感染は人の流れに従って広がっていくと考えるのが自然やね。

そやから、北京が飛び地的に感染者が多いんは判る。

それ考えると上海の「感染者2名」って異様に少なくないか?

後、ウチは大丈夫って省・・・ホンマに大丈夫か?


ほら、こうなるんやなぁ。

そやから、言わんこっちゃない。

■ほら・・・2003-04-21 (Mon)
・・・WHOの調査が上海に入った。

アタシは物の言い方はアレやけど、思考回路は腐ってないと再確認。

異様に発表の数字が少ないところは「世界の工場」か「世界の食料供給地」が多いんやね。

・・・ともかく徹底的な調査をお願いしますわ。

■交通安全・・・2003-04-22 (Tue)
・・・講習会に行ってきました。

この地域の免許持ってる人のさて・・・5%も来てへんのやろうなぁ。

5%言うたら20人に一人・・・。

2〜3%も来てるんやろか・・・。

ちょっと早めに行ったら、人のえぇオッサンの群れという感じやな。

ワタシも人のえぇ自営業者なフリをして・・・というか、そのものか。

で、為になるお話を聞いて、為になる映画を見て。

映画が液晶プロジェクターになってたのが時代というか何というか。

お話も映画も「当たり前」の事なんですが。

「当たり前」が通用せん世の中やけどねぇ。

イチバン気になったんは、来た方がえぇ人が全く来ないことですな。

ここがイチバンの矛盾。

まぁ30分ぐらいですから、一度行ってみるのも良いかと。

最近ちょっと変ったかな〜というのは登場人物の茶髪率が高くなったんと、CGの多用かなぁ。

田んぼの真ん中の交差点でなぜ事故が起こるかのCGの説明は為になったじょ〜。

■この数日間・・・2003-04-24 (Thu)
・・・死んでいるわけでもなし。

倒れている訳でもなし。

起こる事がお仕事に関する事ばっかりで、それは機密に関する事やと理解してほしいんやわ。

非常に面白い事もある。

でも書かれへんのやわ。

新しい技術を具体化するのは産みの苦しみや。

それはわかってくれると思う。

■あ・・・そうなの・・・2003-04-25 (Fri)
・・・ついに言っちゃったの。

送金停止、資産凍結、寄港拒否・・・。

さてどこまで踏み込めるかいな。

さきにアメリカは「日本と中国は武力以外の圧力手段を持っている」とコメントしたけど。

「宿題はしないと先生は助けてあげませんよ」という事か。

まぁ、当たり前と言えば当たり前じゃ。

■ただ今日本は・・・2003-04-26 (Sat)
・・・春の風真っ只中。

核は出るはSARSは出るは・・・。

何が何やらもうクルクル状態やがな。

「株価が下がる」言うて小さい島国やからね。

ワシントンがやられてもロスが残るちゅうような国には見えへんでしょ。

そら「頼りない」と思われて当たり前。

東京にミサイル飛んだら、株、紙切れになる会社がいくつあるんやろ。

そういう点のリスク回避なんか、日経ずっと読んでるけど一回も記事見たこと無いもんなぁ。

SARSも北京から脱出する出稼ぎ労働者の事、やっと記事になったけど・・・。

SARSの蔓延している北京から
出稼ぎ労働者が
同じ列車に乗って
医療施設のほとんど無い地方へ帰る。

そんなん、移動距離日本と比べもんになれへんがな。

列車の中に感染しているが発症してない患者がヒトリおったら・・・さて、どうなるか。

それとは別に低賃金の出稼ぎ労働者が故郷に帰ったら、どういう経済的影響が出るんか・・・。

あらあらあらタイヘン・・・とは言うてられへんでぇ。

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