『飲んでません・が酔ってます・から書いた』 -2002年08月-
■宣誓と宣言と・・・	2002-08-28 (Wed)
・・・ウソ八百。 今日は２回目やねんけど、久々の時事ネタやし、こういうモンは勢いで書くモンやと思うので、書きます。 ほとんどのネタが８月２８日付け日本経済新聞の夕刊から出てるのがミソ。 『決算報告の正確性：日本企業にも宣誓義務：米上場など対象：ＳＥＣが規則』 アメリカは「宣誓」というのが好きな国やなぁと思うわ。 そやけど確かアレは片手を聖書においてするんとちゃうかったっけ？ ウチは昔からずぅぅぅぅっと真言宗じゃって日本企業のトップはどうするんやろう？ 般若心経にでも手を置いて宣誓するんかいな。 もし、そうして行った「宣誓」って拘束力持つんやろうか？ アメリカがあるキリスト教の一派（清教徒）の移民から始まったから「主はヒトツ」なんやろうけどねぇ。 ただ宣誓が好きなんは、それだけ宣誓なしではウソが多いのかもしれんよ。 宣誓に対して宣言ちゅうのがあるわな。 あれをやたら好きなんが日本の地方自治体で、交通安全宣言から始まって平和都市宣言とか非核宣言とかなんやかんや。 宣言ちゅうて普通思うんは「独立宣言」「共産党宣言」「ポツダム宣言」まで知っとったらえぇんとちゃうか。 これらに共通するんは、何かの行動の結果の節目に宣言が行われて、その後もその宣言に沿ったカタチで行動が行われるちゅうとこやね。 「独立宣言」やったら独立戦争の結果行われて、宣言以後は国境内部では外部から（建前は）影響を受けない自治が行われる。 残りの２つも調べたら、よう似たもんやと思うけど。 さて平和とか反戦とか反核とか宣言してる都市、広島、長崎、沖縄は別にして、何か行動してるところあるんかいな。 というところで、イラクが核兵器を持つ危険性に懸念して攻撃準備をしてると言われているアメリカですが・・・ 『臨界前核実験、米あす実施：今年３度目』 らしいですわ。 で、 『イラクの空軍施設米英軍が空爆』したかと思えば『イラク国営通信は「北部の都市モスルの民間空港が空爆で被害を受けた」と報じた』し、『ロイター通信によると２７日の空爆は一週間で７回目』だと。 こんなん読んでると、どっかにウソが紛れ込んでるとしか思われへんし、大体一週間に７回空爆を受けるのは戦争状態とはちゃうんかいな？という疑問が出てきます。 いつからか、都市部への無差別攻撃を行わない戦闘は戦争では無くなったんやろうか？ 大義名分が有り、軍施設、テロリスト施設等の「疑い」のある場所に対する攻撃は戦争行為では無くなってしまったんやろうか？ 奄美沖で発見されて沈没した不審船の引き上げ中に『「真剣に対応するという返事はいただき相手側の意欲を感じたという報告なので、その意欲をどのように実現するかが大事だ」小泉純一郎首相が２８日朝鮮民主主義人民共和国（北朝鮮）との局長級協議を受け、北朝鮮の誠意ある対応を期待して』 ・・・だって。 ほんの薄い夕刊一日分にこれだけ錯綜する情報が詰まってれば、アタマがクルクルするわな。 どこかにウソがあるんやろ、いや、どこにホンマがあるんかいな？？？ 自国に都合良くウソをつける外交官が良い外交官だ、という考え方を否定はしませんし、民主主義の「民」は自国の国民の事で、日本国憲法の前文（暗記させられた事ある？）みたいに「あらゆる国の人たち」と考えてしまうお人好しでは生き抜いていけないと思いますけどな。 このクルクル状態の中で、せめて「これホントやでぇ」という、柱というか、海に浮かんでいるブイというか、そんなんが「宣誓のもとに成される発言」やと思うんやけど、それを乱発するようになったらいよいよクルクルから逃れるすべが無いなと思った今日の夕刻。 せめて「宣誓好きのアメリカ人の発言」については宣誓の有無を書いた上で掲載したら・・・というのは悪趣味やな。 自分でも解ってます（笑）
■って言うような事を書くと・・・	2002-08-29 (Thu)
・・・『イラク攻撃中国主席が反対』って横に『ＩＣＢＭ発射：中国が実験』だとさ。 「平和的話し合いで問題を解決する事を努力する」と発表する国が、同時に大陸間弾道弾の実験をする・・・。 これを矛盾と考えるのが間違ってるんのかもしれへんよ。 交渉ごとには「片手に剣、片手にハト」が当たり前なのかもしれへん。 いや、実際は「両手に剣」でハトの出し入れは自由自在というのも・・・手品そのものやけど、当たり前なんやろうな。 自分が「両手にハト呆け」になってへんかチェックしとかなあかんなぁ。 う〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん・・・。 アカン。 「剣」のイメージがでけへんのよ。 どうやってちらつかせて脅しながら交渉するか、そのイメージが浮かべへんねん。 こうやって文字で書くと書けるけど、明確なイメージっちゅうか、「言う事きけへんかったら攻撃するで」という凶々しい意志を感じさせる微笑みが、自分の中でイメージでけへん。 なんでやろ？ 個人的資質か、それとも世代の特徴か、日本人の特徴か。 とりあえず、ワタシ個人はでけへん。 理由は？教育？生活環境？家庭環境？ ともあれタイヘンだ。 ワタシにコドモがおったら、どうやって「それ」を教えたらえぇんやろ。 「親」になったら分かるんやろうか？ それとも・・・。 日本中の「親」がワタシ同様アタマを抱えませんように。
■眠れないので、もう書いておきます。	2002-08-30 (Fri)
昨夜８時過ぎにカウンターが３０万を越えました。 本当にありがとうございます。 あんまり「オイシイ」サイトでも無いのに、見ていただけで感無量です。 管理人さんもご苦労様。 いつまで続くか謎ですが、生きてる限りは続けられたらとは思うんですが。 本当に本当にありがとうございます。
■結局完徹して・・・	2002-08-30 (Fri)
・・・朝の８時からソージを始める。 平日とはいうものの、やっぱりソージキの音させんのは９時以降やないとあかんやろうなぁ。 というわけでハタキハタキハタキ、フキフキフキ。 かなり意地になって繰り返して、９時から１０時までソージキがウィンウィンと唸る。 それから買い物に出るというか、家族を乗せてクルマは近くのスーパーへ。 ワタシって良い奥さんみたいな〜♪と思いながら朝からチラシで「これは」と目をつけておいたモノを買う。 ちなみにヤサイが多いのは健康志向故という訳では無く、天気の都合。 雨が降ったら、値段が高くなるか、傷みかかったモノばっかになるかどっちかやもんなぁ。 で、またクルマで帰って来て、実家で昼ゴハンをご馳走になるというか無理矢理食わされる。 その時、無理矢理キリンの発泡酒を飲まされて、家へと帰る。 無理矢理って、何でか知らんがキリンとサントリーのアノレコーノレとは相性が悪いんだわなぁ、悪酔いしたりアタマガンガンになったり。 ・・・・で、家へ帰って、買い物の整理が終わったら案の定バタンギュー。 で目が覚めて、夕刊を取りに行って、一面を見てあややのや〜・・・とここまでがフリやねんわ。 「・・・・・。」 え？フリが長すぎるって？ こくこく。 いや「一面を見てあややのや〜」の衝撃の大きさを表わすには効果的かな・・・と。 はぁ、小泉さん行きますか。 あえて火中のクリを拾うバカというか、火中のクリを拾える絶好の機会を逃さない賢人というか・・・。 まぁ、ガマン比べになると思うんやけど、頑張って来てや。 であであ。 「・・・・・・。」 え？それだけか？ってぇ？？ こくこく。 それより突っ込むとややこしいんやけどなぁ。 もうちょっと書こか。 まぁ、バッタの様にペコペコと平謝りを繰り返して「アンタ、どこの国の首相やねん」と思った某首相の場合、「属してる政党がなんかヘン」やったんやね。 今回は首相自身が何かヘンで、属してる政党の外交姿勢はフツーやからね。 とは言いながら腹芸が達者とも思わんし、今までの日本のウネウネ外交からしたら、うげげげげなホンネを繰り出して、国内ボーゼンの可能性も無いとは言えんしなぁ。 まぁそれこそ、「過去の精算」に「過去の次の時代の過去の精算」ぶつける可能性もあるしなぁ。 そういう「逆張り」得意というか、「人がこっち行くならワタシはあっち」って言う個人プレーの得意なんは、フランスの大統領というか、国民性やと思うんやけど。 そこまで、出来るんかな〜国内から逆に足引っ張られへんかな〜と。 変人Ｖｓ変人というか、思い付きとムラっ気の対談というか。 あのね〜個人の命は地球よりも重いちゅうて、ハイジャック犯の言いなりになった首相も過去におったけど、その頃よりマシになったと言うても日本は「そら地球の方が重いに決まってるがな」と断言しにくい国やねんな。 そやけど、小泉さんなら断言しそうやしなぁ。 あのオッちゃんに日本の舵取り任せたんは、結局国民やから、頑張ってとしか言われへんねんわ。 管理人さん、わかった？ こくこく。 ほなそーいう事でぇ・・・。 こくこくこくこくりっこ。
■夏休み最後の日・・・	2002-08-31 (Sat)
・・・って言っても明日が日曜なら関係無いか。 でも、誰が何と言っても「８月と共に夏休みが去る」ちゅう美学があってやね。 一円の得にもならん美学やけど、さすがに曜日を忘れてしまうワタシでも、覚えてる節目ちゅうのがありまんがな。 さようならスイカさん、こんにちはブドーさんと・・・言われへんかぁ。 スーパー行ったら、とんでもない季節以外いつでもあるもんな。 デパートの地下へ行ったら、とんでもない季節でもあるもんな。 これでは「千両みかん」ちゅう話は成り立たんわなぁ。 ワタシは桂米朝師匠の奴を聞いたんですが・・・。 ある日大店（おおだな：大きな店）の跡継ぎ息子が病になりまして。 流行り病か何やかんやと大騒ぎ、医者が診ても原因がわからん。 さて、これは恋の病か何やろかと昔から息子と親しい番頭にそれとは無く聞かせてみると「みかんが食べたい」と。 大店のぼんが何言うてまんねん、そんなもんこのワタシが持ってきてあげますがなとポンと胸を叩いたのが大間違い。 店の旦那に「この真夏のどこにみかんがあるねん。一旦約束したんをやっぱり無いと言うたら、気を落として息子が死んでしまうかも知れん、親、主（しゅう：雇い主）殺しはハリツケ獄門。何が何でも探してこい。」と言われて放り出される。 番頭はあっちこっち探し回るんですが、どこへ行っても首を横に振られる始末。 最後に辿り着いたんが天満（大阪の地名）のみかん問屋。 ここで、倉にあるかもしれんと倉の中の千箱のみかんを調べても、どれもこれも腐ってグチャグチャ。 最後の一箱にやっと１個のみかんが見つかった。 で、これを売って下さいというと「人助けやから金はいらん、差し上げます」と。 いや、それでは家名に関わる、売って下さいと掛け合うと、「駄目になると思いながらもノレンに金を掛けると思って毎年置いてきたみかん千箱、その金額千両で売ります」と言われて、番頭はしょぼしょぼ帰って来る。 その話を聞いた旦那、「安い、千両で息子の命が買えるなら安いもんや」と千両ポンと出してみかん１個を買います。 そのみかんを食べた息子は元気になって、食べた残りの何粒かを「えらい苦労したやろ、お前が食べてんか」と番頭に差し出します。 このみかん１個が千両、これだけあったら何百両、長年奉公してきて、もうすぐ店を出すのに出してもらえるんが５０両・・・と考えてみかんを持って逃げてしもたというお話。 この話、実にバカバカしい話なんやけど、「千両」という重々しい言葉と「みかん」という言葉を組み合わせた題名から内容まで、ワタシのお気に入りです。 独特の「軽み」がありますねんな。 節目のオハナシやと思うて、知ってる人は「あぁ、確かにそういう時代があったんやなぁ」、知らんかった人は「へぇ、夏にみかんちゅうネタだけでそういうハナシがあるんやなぁ」と思って下さいませ。 「・・・・・・・。」 え？これで終わりかって？？ こくこく。 これで終わりやよ、管理人さん。 「・・・・・・#」 こんなん日記とちゃうやんって？ こくこくこく。 ここ数日殺伐とした話題続いたからね、これでえぇんやよ、節目らしいて（遠い目） 「？？？？？？？」 夏晦日、照ったお陽さん、秋の風・・・おそまつさま（ぺこり） 「・・？？？・・・」（ぺこりん）
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