『飲んでません・が酔ってます・から書いた』 -2000年07月-
■今日は・・・	2000-07-17 (Mon)
記録的に体調が悪かった。 昼頃にいく病院途中で倒れて・・・殲滅。 作戦を立て直して夕方の部の一番乗りやっぱり・・・殲滅。 おお、ゆうしゃＳａｇａよ、しんでしまうとはなさけない。 ということで、ＨＰ：１、ＭＰ：１でやり直しなのです。 と言ってもサイフの中身が２分の１になってないだけマシか。 ともかくも、今日は生きてるだけマシということで、カンベンして欲しいのです。 いや、別に某国の事を悪く言いすぎて特殊部隊にヤラレタ訳ではないのでご安心を。 それだけの凄い人物だったらねぇ〜。
■ついに尻尾が・・・	2000-07-18 (Tue)
出たんかいな。 森首相が整備新幹線の新規着工を運輸大臣に求めたそうな。 ついに「土建な」尻尾が出たのか。 政権の安定を確信して安心したのか。 ともあれ、東京株式市場は３４１円下げ、どこが回復基調やねん。 あんさん『新幹線』なんかいうてる場合ちゃいますで。 失言のネタにはことかかへん人ですなぁ。 ０金利継続も、どうやら政治圧力に屈したようですし。 結局、企業が借金を返すまで、時間を稼ごうという政策ですが、それでも無理なとこは潰れなしゃーないでしょうなぁ。 時間をただ漫然と引き伸ばすために、こんな政策続けてたらあきまへんなぁ。 金を借りて利息を返せへんとは言わせまへんでぇ・・・というような話、落語でもいくらでもありますが・・・。 利息返されへんから、金利は０にしといてーな・・・ってそんな話、古今東西聞いたこともありませんな。 そやから、やっぽど無茶な事なんやと思いますでぇ。 金貸しという商売が出来てから、話のタネはつきません。 浄瑠璃、落語、戯作の類。 山のようにあっても、今みたいな話はありませんな。 今日、健康保険料の修正金額が来ました。年間５０万円やそうです。 これが、天井。年収が３倍になろうと１５倍になろうと３６７５倍になろうと、もう一緒。 うち、マンション経営とか駐車場経営とか、そういう親戚一杯ありますけど。 『何でワタシだけ飛びぬけて多いんやろ』 うううううううううう、アタマが痛い〜。
■２０００円札が・・・	2000-07-19 (Wed)
本日発売・・・って札に発売はないでしょって思いますが。 なんか、発売って言葉がピンと来る出来なんだよなぁ。 でも、自動販売機で使えないお札、なんかババ抜きのババになりそうな感じ。 一枚も持ってない訳ではないが、手元に来たらすぐに使ってしまう札になりそうやね。 デザインもあまり好きにはなれないです。 表が守礼門で、裏が源氏物語というのも、アンバランスな感じ。 ワタシの記憶の範囲内では、第二次世界大戦後の一時期、幾何学的なデザインの札や、富士に日の出のような風景の札が出た以外は、ほとんど表が人物像、裏が風景というのが多かったと思います。 一番馴染んだ聖徳太子の一万円にしても裏は法隆寺の夢殿だったような・・・。 沖縄でサミットを行う、その記憶（功績）を伝えたいが故の表の守礼門。それはいい。 少し政治的な意図が匂うけど、沖縄の象徴をデザインに入れた。それでチャラにしましょ。 でもそれに合わせるなら、裏はシーサーがふさわしいような気がする。 その方が、裏は、吉祥を現す生き物一対という現在の札のデザインに合致するし。 本州というかヤマト民族というか、それとの融合という意味で源氏物語であれば、それは逆に八百万の神のひとつとしてのシーサーを否定することになるんじゃないかしらん。 まぁ、そういう事を考えた。 もっと深読みをするなら、源氏物語、いかに王朝文学とは言え、男女の関係を書いた物語。 まぁ、修羅場文学な訳です。 対外的には日本文学の研究家ならともかく、一般の人々にとっては日本最古の××な本という見方も『国辱的』といえるほど的を得てる訳ではありませんなぁ。 これが、イギリスなら『我が生涯の秘密』にでもなるんだろうか。 それに『守礼門』。礼を守る門というのも、アンバランスなこと甚だし、と思うんですが・・・。 ワタシの根性、曲がってますやろか？
■というわけで・・・	2000-07-20 (Thu)
２１日は誕生日なのですが・・・。 『自分の年齢を間違っている事が判明した』 なんたるアホさ加減。 こんなもんですかねぇ。 夕食後、ドンドンと音がするのでベランダに出てみると大阪湾の方で花火をやってた。 雷かと思ったんですけどね。 昼過ぎに管理人さんとこに電話かけた時「ザバババババババ」という音がしたので何かと聞いたら、急激に雨が降りだしたとの事。 うーん・・・ベランダに出てみてもこっちは晴れなんですが、大阪は狭いようで広いんでしょうか。 まぁ、それで、夜にはこっちに侵攻して来るかなと思ったんですけどねぇ。 もう花火の季節になったとは意外。 えーっと、あと天神祭と水都祭と淀川花火大会とＰＬか・・・。 一夏に５回ベランダから花火が見えるというのは贅沢というべきか・・・。 そういう日に限って、賞味期限ギリギリのトーフ抱えて湯豆腐を食べるハメになるんですよぉ。 ここで、ソーメンとかなら、「あぁ良いですね日本の夏」と蚊取り線香のコマーシャルのようなことも言えるのに。 ほとんど全裸で、湯豆腐たべて、湯気が上がりそうなカラダを冷やしにベランダで花火見物というのも・・・粋かな。 単なるガマン大会の感じもするけど。 明日は何食べよう？？
■日付が変った・・・	2000-07-21 (Fri)
夜中に、ギターを出して弾いてみる。 どこまで弾けるか確かめるみたいに。 一瞬素早く弾くのは楽な楽器というか肉体能力に依存する楽器だけど。 一定以上の速度で引き続けるというのがもっとも困難な楽器。 もっとも精神力に依存する楽器。 ムカシは今よりもっと素早く弾けたけど、今の半分も弾きつづけられなかった。 色んなギタリストがデビューしていくけど、精神力という意味で強いギタリストは少ない。 少し前に亡くなったタル・ファーロをコピーできる人がどれだけいるのか。 脳障害から奇跡の回復をみせたパット・マルティーノを越える人がどれだけいるのか。 実際いないんですよねぇ。 ともあれ、今年も精神力は減少していない事を確認して、夜中の儀式を終える。 うん。良かった。年をヒトツとった分、進歩はあった。 それが牛歩の進歩でも。
■うーん・・・	2000-07-21 (Fri)
なかなかクリントン氏、カッコイイじゃないですか。 特別機で基地に到着、その足でヘリで移動。 実にスマートというか、忙しい中、誠意の感じられる行動でした。 日本の首相が１時間喋るより、大きな印象を県民に残したのは間違いない。 ただ、それがすべてかと聞かれれば、そうでもないのかなと深読みしてしまう。 車で移動するより、ヘリの方が護衛もしやすいんでしょう。 地対空ミサイルを持った過激派は、日本にはいないでしょうから。 東京で、「失言僻」のある首相と会談するよりは、そちらを優先した。 ホワイトハウスが、日本の現政権をどう見てるか、良く判りますね。 うーん。上手い。役者が一枚上とかそういう段階じゃない。 これだけ、パフォーマンスに優れた国家元首を持てば、国も活動しやすいでしょうね。 一方で、ロシア、中国、北朝鮮首脳が、ＭＭＤ（国家ミサイル防衛）中止を訴えて。 ミサイルについても、一言クサビを打っておく・・・と。 こちらはこちらで、役者が揃ってる。 そういう事をしながら、中国の信託投資公司は破産し、サムライ（円だて）債は利払い不能と。 普通そういう状態で強気な発言は出来ませんが、そこを突くと「過去の清算カード」を出すかもしれんので我が国は弱気・・・と。 うーーーーん。サミットに合わせて、世界各国の名優が外交という名の舞台で踊るんですが、やっぱり、なんか見ただけで負けてるなぁ。 悔しいけど、「会議は踊る」の「壁の花」ってとこかなぁ。 踊る俳優も訓練が足らんが、躍らせるスタッフの人材不足なんですかねぇ。 同時に始まった「ゆめテク」。 この名前もなんとかならんのかいな。 親しみやすさも必要ですが、それなりの重みもいるでしょうな。 なんか、お気軽ゲーみたいな名前ですよね。
■ついに禁断の・・・・	2000-07-22 (Sat)
クーラーに電源を入れた。 そんなに強力な設定にはしないのだが・・・またたく間に冷えていく。 ・・・しばらく、ダイニングキッチンが中心の生活になるのか。 スタジオでマスタリングするときの温度差が、ジゴクになるんやけどな〜。 だがしかーし。 あんまり効いてないなあ、もう少し強めでもえーかな・・・と思いながら、部屋を出ると、しっかりと暑いのだった。 恐ろしや、人間の堕落能力。 半日で慣れてしもたんかいな。 この後の選択肢は １：このまま「あんまり効いてないなあ」程度で一夏を超す。 ２：一度、冷房の効いてない部屋で慣らしてから、ダイニングに戻る。 ３：当然、もっと強力に冷やす。 なんか１はちょっとした不満を持ちつづけながら、ずるずると日常に巻き込まれていくのだった。だし〜。 ２は、せせこましい感じがするし。 ３に至っては、軍拡競争が待っているという事になる。 まぁ、マンション内というか、奥様社会というか、・・・ともかく軍拡競争への道をたどるらしい。 ウチのマンションには２００Ｖの電源が３箇所あるんですが、同時に使うのは２箇所までという「お約束」があるのですが、他人の見てないところではお約束は反古にされ、禁止のはずのフローリング床をゴロゴロ球体が転がる音がするのでした。あう。 まぁ、１かなぁ。１プラス扇風機が得か、設定温度を１度下げるのが得か、まぁ、よーく考えてから結果は出しましょう。
■我がココロの・・・	2000-07-23 (Sun)
ホテル・カリフォルニアかな？ リアルタイムで経験した訳じゃないと思う。 ただ、その後の「ＬＯＮＧ ＲＵＮ」まで凄く間が開いたので、リアルタイムかもしれない。 クラスメイトの誰もが持ってた。ＬＰやテープや。 暑い夏、うだるような空気を扇風機でかき回しながら、ラジカセで聴いてた。 歌詞の意味も分からず、聴いても機嫌がよくなる訳でもない。 ただ漫然と、「時間が過ぎるのを待つように」少し歪んだ音を聴いてた。 今日はクーラーをかけずに、上半身裸で、過ごしてたから、扇風機の音と、生暖かい風の触感でこんな事を思い出したのかもしれない。 次に意識して聴いたのは、もう少し経って、「年上の知り合い」にオールナイトのジャズフェスティバルに連れていってもらうようになってから。 軽自動車のワゴンの中で、眠気を覚ますかのように大音量でエンドレスで鳴り続けてた。 フラフラになっての帰り道、日の出に合わせたように「Ｎｅｗ Ｋｉｄ Ｉｎ Ｔｈｅ Ｔｏｗｎ」が流れて、「あぁ、なんかアメリカみたいだ」と思った。 その時にアメリカの音楽の片鱗が判ったような気がした。 後になって出た「ＬＯＮＧ ＲＵＮ」は重かった。 風の匂いがしなかった。 空調の効いたスタジオの音がした。
■眠り病って・・・	2000-07-24 (Mon)
たしかツェツェ蝿が媒介する・・・。 そんなもんいるはずないでしょうに。 まるで眠り病にかかったように滅茶苦茶眠たい。 一日１２時間睡眠は当たり前１４時間でも１５時間でも余裕のよっちゃんで寝られます。 そのうち半分はなんだか判らない夢に占められてるんですが。 実は宇宙船のクルーはすべて定期的にコールドスリープさせられていて、雑用係のアンドロイドだけがずっと稼動している話とか・・・。 太陽に近い恒星を見つけて、惑星を生成して、第二、第三の太陽系を作ろうとする計画とか。 初めは、「あ、メモとろうかな」とか思って飛び起きたりしましたが、毎日これだとやってられない。 アタマが疲れて疲れて。ぼーっとして眠るとまた、訳のわからん夢。 これはタマラヘンがな。 アイディアが出ないのはシンドイけど。 訳の分からん思念が流れ込むようなんは、なんか、こう、丼鉢イッパイの安倍川餅を、無理矢理食べさせられるような感覚で・・・。 アタマが休むことがあれへんでぇ。 なんで、こんな事になったんやろ。 暑さで、神経が参ってるんでしょか。 困ったなぁ。
■昨晩から今朝にかけて・・・	2000-07-25 (Tue)
無茶苦茶な強風雨アラレ。 ベランダの「無茶苦茶大きな木」がどすーんと倒れる。 慌てて飛び起きて、木を起こして、土を元に戻して、風向きを考えて、木の枝の方向を変える。 まるで、ヨットかウインドサーフィンかいな？ で、ベランダのそばを網戸だけにして、「大丈夫、頑張れ、大丈夫、頑張れ、大丈夫、頑張れ、大丈夫、頑張れ、大丈夫、頑張れ、大丈夫、頑張れ、大丈夫、頑張れ、大丈夫、頑張れ、大丈夫、頑張れ・・・」と「真言」を唱えていると何時の間にか寝てしまっていた。 ２時間ほど眠って風雨が去った後カラダが冷えまくっていることに気付く。 いやぁ、７月の風とは思えませんでしたねぇ。 ベッドに戻って、毛布を被って寝る。 ２時間後、風邪ひき確定。 もう仕舞おうとおもっていたフトンを引っ張り出してアタマから被って寝る。 「どうせオシマイや、どうせオシマイや、どうせオシマイや、どうせオシマイや、どうせオシマイや・・・」 どうして自分向けの「真言」はこう内向きにクライのだろう。 ノドがやられた。ちょっとクシャミも。しかも熱も。 こうなると、いつもクスリを飲んでる身としては、クスリを飲む順番にアタマを抱える事になる。 とりあえず、インスタントのポタージュとキャベ２で２重に防御をして、胃に影響が少ない順番に飲む。 あとは、フトン様の保温力に頼るだけだ。 はぁ・・・結局フトンに人は還っていくのだった。
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