『飲んでません・が酔ってます・から書いた』 -2000年06月-
■もう・・・	2000-06-26 (Mon)
選挙の大勢は決した頃でしょうか。 ネット上の速報を見る限り、与党が少し議席数を落とし、民主が増加という感じでしょうか？ 最終的な投票率は６３％だそうで、前回より１ランクは上がったようですが、天候の影響を考えれば２ランク上がったと言えるレベルではないでしょうか。 結果については、まだ予想の域を出ないですね。 時系列に沿って、記者会見とかの内容を読んでると、自民党が凄く弱気で、結果が出るに従って「そこまで弱気の記者会見をせんでも良かったのに」という感じですね。 そんなに大勝するつもりやったんでしょうか。 それでも、管理人さんもワタシも行った訳で、６３％というのはちょっとかなぁ・・・と。 せめて７０％乗ったら、もう少し波風が立ったかな。 ただ、ネット上の調査で、選挙結果に「不満」という人が７０％らしいのですが。 選挙に「行って不満」なのか「行かずに不満」なのか、ネットの空気というか雰囲気を知らない人には「判定不能」な結果が出ているわけですけど。 「行かずに不満」なんとちゃうかな、と思います。 行かないと何も変らんですわ。 外に出るのが病的にイヤなワタシがカラダを引きずるようにして選挙行ったんですから、今回行かなかったネットワーカーの皆さんも「傘ぐらいさしても」次回は行ってもらえると良いですよね。 行かないと、存在自体、政治に考慮されないヒトになっちゃいますから。 まぁ、でもゲーム業界も、経済誌の誌面賑わしている割には、考慮されてへんもんなぁ。 都会は２４時間動き続けてる訳で、そういう風になってるのにはそうじゃないと生きていけない環境の人もいる訳やねぇ。 徹夜のデバッグの合間にでも選挙行けたらいいのにね。 ゲーム屋の投票率って、どんなもんなんかねぇ・・・。
■それでも地球は・・・	2000-06-27 (Tue)
・・・回ってる。 個人的にあんまりよろしくない事があったので、泣きふて寝なのです。 色っぽい事とかそういうのではないのですが、ほんの、ちょっとした事なのです。 目覚めれば、そこにウェブ。 「あぁ、僕には住む場所がある」ってなもんですが・・・。 でも今日は、ちょっとオヤスミを頂きたいのです。 明日には復活してると思いますんで。 色っぽい事ならネタになるんだけどなぁ（自爆）
■しゅしゅしゅしゅしゅ・・・・	2000-06-27 (Tue)
とやってきました修羅場シーズン。 来月中旬までが地獄の様相になりそうなのです。 今回は、特にアタマが湿気て、電波がこないのが辛い。 伝導率が落ちてるんやろか。 それと、体質の変化か、ふっ・・・と睡眠に落ちてしまうのも凶ですなぁ。 もう、入ってるはずの注文が入ってないのも、コワサ１００倍。 大抵、「注文は遅れても納期は変らず」の法則は、いつでも生きているのです。 ともかく、白ゴハンの為に努力せねば。 でも、梅雨なんだよなぁぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜。 はっ！！！この果汁グミで出来たようなカラダにカツを入れて働かねば。
■なぜか最近・・・	2000-06-28 (Wed)
軍艦マーチ状態になったときはレバニラだ。 はぁ、昔はこれだけで（以下１４文字削除） ところで軍艦マーチで思い出したが、最近パチンコの新装開店の広告が激減している。 広告自体は増えてるのだがマンション、家具なんかが多い。 挙げ句の果てに、『パチンコ必勝法』の広告。 「借金してまでハマってた私が借金を返済して、しかも指輪を買った」 そんなもん、パチンコして借金せんと先に指輪を買え。 その広告の裏がサラ金の広告というのが泣ける。 広告屋さん、この組み合わせは偶然ですか？意図的ですか？？ 意図的ならば、なかなかのユーモア、象印賞モノですな。 しかし差し引き指輪一個では、幸運を招くサイフに負けてるがな。 シアワセの黄色いサイフの広告でも月に３０万ぐらい勝ってるで。 技術は魔術に負けるということやろうか。 それとも、つつましい分確実ということか。 とりあえず、広告が出せないほど、パチンコ屋は不景気なのか、 それとも、『必勝法』と『黄色いサイフ』で壊滅状態なのか、 そのあたりが、興味深いと思う今日このごろなのです。
■平成の・・・・	2000-06-29 (Thu)
徳政令連発だにゃぁ。 いや、「そごう」さんですが。 ２０００億円の債権のうち９７０億円債権放棄だって？ それって結局国民負担になるんとちゃうの？とツッコミを入れたくなる。 有権者一人当たり千円。 これが、選挙のオカエシですかいな。 マジメにローンをへこへこと返してる自分の身がイヤになってきますねぇ。 ９７０万円でえーから、債権放棄してくれへんかしら。 こういう状態で、新しい銀行が生まれる訳ですが・・・。 なんか、明治時代の「政商」という単語を思い出します。 歴史で一度は出てきてる筈ですが、忘れたかな。 国から有利な条件で、鉱山やら、鉄工所やら払い下げてもらって、ボロ儲けした人たちですな。 金融関係の再編成の中で徳政令が出まくってる訳ですが、回りに群がるは「平成の政商」か。 明治の歴史では、そうやって財閥が出来て、社会階層が固まって行き、やがて儲け口を探しに外国へ、戦争へとひた走っていくんですが。 さて・・・この国はこの後、どうなるんでしょうね。 歴史は繰り返すというので、なんかヤな予感なのです。
■もはや・・・	2000-06-30 (Fri)
無いところには無い（当たり前だ）『最終兵器彼女』。 「いいひと。」全２６巻をむさぼるように何回も読んでいるワタシだから、少し位語ってもいいかな。 「いいひと。」は連載終了を決めてから、なお２年間書かれたらしいです。 すごい力だと思います。 止めることを決めてから、「こう終るのだ」という形を作るまでの２年間。 終る形を決めてから止めるのに比べてどれほどしんどいことでしょう。 その粘りは、「素晴らしい」の一言につきます。 普通の人なら、ふてくされてしまってもしようがない状況で、終わりに向けてペースを崩さずクオリティを落とさず書き続ける。 最終巻のあとがきを読んでそう思いました。 と、共に、これからは最先端から半歩退いた位置で、落ち着いたペースで佳作を作りつづけていく。 そんな漫画家さんになるんじゃないかなぁという、サビシサも感じました。 そこに突然現われたのが『最終兵器彼女』。読んで背筋がゾクゾクしました。 高橋しん氏はワタシが思っているよりもはるかに深い人だと思いました。 いまのところ見えている背景は、社会派ＳＦなんかで似た設定を見たことがあります。 でもこの人が描くと、どうしてこんなにドキドキするんでしょう。 副題の「〜この星で一番最後のラブストーリー〜」 ＴＨＥ ＬＡＳＴ ＬＯＶＥ ＳＯＮＧ　ＯＮ ＴＨＩＳ ＬＩＴＴＬＥ ＰＬＡＮＥＴ これを見る限り、まだまだ話の底は見えてないと思います。 どこまで行ってくれるのか。目が離せません。
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