『飲んでません・が酔ってます・から書いた』 -2004年12月-

■ワクチン打って・・・2004-12-02 (Thu)
・・・きました、インフルエンザの。

「風邪が治るのをまってられるかぁぁぁぁぁぁ!」と割り切って「一発お願いします」とばかりにやっちゃいました。

アタマの重さが16tだったのが28tぐらいになったんやけど。

風邪とインフルエンザのウィルスが戦って、共倒れになるんを狙ってたんやけど、さすがに親戚、共同戦線を張ってるみたいですわ。

2日ほど廃人になって出なおさな、アカンのかなぁ。

アタマが重いとヘッドホンが苦痛になるんがヤなんだわ。

なんか、コマクを指でつかまれてブルブルされるような気分になるんやね。

かと言って・・・業務用のモニタスピーカー使って、良し大丈夫・・・って言うたら家庭のテレビがガタガタ振動する可能性もあって。

その体調で、近所のホームセンターの店じまいセールに行ってリビング用の照明器具を買うアホさかげん。

自転車で持って変える時に腕が痙攣しましたがな。

2日ほど廃人になって、しばらく「浦島太郎状態」になってたWinの勉強でもしようかなぁ・・・。


■アタマの28tが・・・2004-12-03 (Fri)
・・・なんだか50tにパワーアップした感じやね。

「ワクチン」って言うても「毒をカラダに入れるのとどう違う?」と聞かれたら、「似たモンやな」としか言えんしね。

恩師曰く「外から入れたクスリの副作用で死ぬなら、身から出たガンで死にたい」と叙述した気持ち、少しは判るかなぁ。

まぁ「ワクチン」は「命までは取れへんように調整してある」のが絶妙なんやけど。

「必ず治る」苦痛を与えるのんがワクチンのワクチンたる所以やけど。

平均で明日には楽になるらしいけど、確実か?明日目を覚ましたら、世界が違って見えるんか?・・・その保障はどこにも無いんやなぁ。

結局ギャンブルやねんなぁ。

ワタシが伝えられる事といったら2つだけやわ。

・体調が万全で無いならワクチンはちょっと待て。
・忙しい仕事を抱え込んでるんやったら、その合間にワクチンを打て。

ありふれた意見やけどな。

無駄ではないありふれた意見やよ。


一部では「常識が無い」と評されるワタシやけど、そんなカッコえぇモンとはちゃいますわ。

ここにも何回か書いた「詭弁論理学」の「結論が一般常識とかけ離れてたら自分を疑え」はしっかりチェックしてるつもり。

なんぼ論理がしっかりしてても「〜であるから、女性と幼児は皆殺し」という部分で「これは危険」フィルターが掛かるんやわ。

ところが、世の中には自分の導き出した答えが非常識であれば非常識であるほど、その「オリジナル性」に酔ってしまう人がおって、そういう人がアブナイんやなぁ。

そんなモンに酔わないと生きていけないヒトは、大抵「フツーに目鼻」なヒトなんやけどね。

フツーではイヤな人生ってなんやろうって考えてしまうよ。

■新聞で・・・2004-12-04 (Sat)
・・・「スーパーサイズ・ミー」という映画が紹介されてた。

某ファーストフード店で、30日間3食全部、店員に勧められるままに食べたらどうなるか?ちゅう映画なんやけど。

やっぱりドキュメンタリーなんやろかね。

主演が監督でカラダを張って頑張るのんは、何か誉めたい感じやな。

この映画のアイディア、アメリカで「ファーストフード会社」を相手取って、肥満になったんはファーストフードのせい・・・という告訴がされたかららしい。

果たしてファーストフードが「健康上問題になるほど」悪いモンなんかどうか、自分のカラダで実験しよう、って事やね。

このアイディア、日本のテレビ番組やったらタレントを「実験台」にして笑いモンにすると思うんやけど、自分のカラダで突撃なんがアメリカ根性なんかなぁ。


常識で考えたら、結果は判ってるんよ、これ。

そんなに偏った食事を続けるとカラダに悪い・・・と。

何をどう食べるか、その自由は個人にあるわけやし、それがファーストフードやのうても、焼肉(だけ)を毎日食べ続けたら、やっぱり体調がヘンになると思うわな。

ただ、題名にも含まれてる「スーパーサイズ」を客に勧めるという接客マニュアルにも問題が無いとは言えんやろうね。

「・・・と・・・・もいかがですか?」っていう提案は接客マニュアルに沿ったもんで、客の注文を聞いてから栄養バランスを考えて「追加」するモンとちゃうもんな。

この映画の影響かどうか(会社側は否定してるけど)某ファーストフード店のメニューから「スーパーサイズ」が姿を消したらしい。

それも過剰反応な気はするけどね。

「スーパーサイズ」で満腹になるんやったら、それだけで栄養のバランスが取れるようにする方法もあったんやろうと思うけど。

そういうメニューの改変が出来なかったのかどうか・・・それは判らへん。

栄養のバランスが取れた一品と飲み物だけ、っちゅう注文はアメリカ人には受け入れにくいんかなぁ。

まぁ、こういう映画では「華氏911」よりは政治色が薄くて楽しめるんとちゃうかな・・・って思うんで、見に行こうかな・・・と思うてる。

公式ホームページもあるんで、見てみると興味深いと思う。

ちなみに監督は来日して牛丼(豚丼?)や立ち食いソバや寿司を食べたらしいけど、最後はともかく、前者2つに対して、どういう反応をしたか、もっと詳しく知りたくなったな。

ちなみに、ファーストフード店も言ったらしいけど「ライスバーガー」には好感を持ったらしいで。

■新しいPCは・・・2004-12-05 (Sun)
・・・負荷が多くなると自動的にオーバクロックするんですわ。

その時に、ハングするとマズいので、ケースの横側から強制的にMPUとチップセットを冷却するように12cmファンを増設たんですわ。

もともと8cmのファンしか付けられないようになってたんで、その取付部を強制撤去して、それからは、アルミの支持具に12cmファンが付くように穴あけ。

ついでに、消費電力を示すアナログメーターもフロントに出したんで、「何だかピカピカしたPC」になって喜んだのもつかの間。

「うげげげげげげげげ」ネットワークの接続が何故か切れてるがな。

そんな、アンタ、無茶な・・・。

調べて調べた結果判った事はお笑いやよ。


「ネットワークケーブルがケースのキャスターの下敷きになってると、ギガビットの接続に失敗する」って。

そんなバカな・・・って思うやろうけど事実。

取りまわしの楽な平たいケーブル使うてたんやけど、「便利なモンんには落とし穴」っていう常識を思い出したわ。

さら、売る方は「ゴワゴワしませんよー」とか「取り回しが楽ですよー」とか言うて売るんやけど、逆を考えたら「ゴワゴワして取り回しが楽でない」同等品がある、ちゅう事で。

その同等品に比べて何を犠牲にして「便利さ」を確保したか・・・って疑って当然やねんな。

今回の場合は「ケーブルに対する圧力に弱い」のが判明した・・・と。

そやからって、「売った側」を非難する気にはならんな。

確かにケーブル売り場の片隅に「フラットタイプのケーブルについては、重量等の圧力が掛からないように気を付けて下さい」・・・ってあったら確かに親切やけど。

「何も犠牲にせずに性能アップ」なんて考えるんは、あまりに虫が良すぎると思うから。


日本各地に「アウトレットモール」っちゅう店が増えてるけど、結局「訳有り品」なんやよな。

ちょっとキズありとか、去年の在庫とか・・・。

そういう店に向かって「キズがあるんはケシカラン」という人はおれへん訳で。

その常識を、「便利になったアイテム」について考えないのんは、やっぱり考えが浅いんやなぁと思うたよ。


・・・と言うわけで、ケーブルが下敷きにならんようにして、再起動して問題は解決。

吸気のファンが12cm3台。

排気のファンが12cm2台の8cm3台。

もうファンの増設が無理なフルタワーケースで夏を越せるかが次の課題やな。

問題が出ても、もうどうしようもない罠。


■ちょっと外出したついでに・・・2004-12-06 (Mon)
・・・近所の店じまいするホームセンターに行く。

そらもう平日やと言うのに凄い人や。

普通のモンで店頭表示価格の2〜3割引やから・・・普段が2割り引きぐらいやから4割前後引きということかな。

売れていく品モン、残ってる品モンを見てると興味深い。

電化製品なんかの「耐久消費財」は真っ先に売れる。

ところが茶碗や皿みたいなモンは半額にしても売れ残る。

どう考えてもミニコンポより、皿の方が壊れやすいと思うんやけどね。

陶磁器はどんどん割れていく消耗品という割り切りはしにくいんかな?


次に異様に売れてるんがトイレットペーパー。

毎日減っていくんが実感できるモンは「買い溜め欲」を刺激されやすいんかなぁ。

それでもなんとなく24ロール入りのんを2つ買って、自転車で帰ったんやけど・・・マウンテンバイクで買うのはイノチがけと思い知ったがな。

持ち手の穴にハンドルの両側を入れて左右に振り分けて走ったんやけど、タイヤがパッケージ巻き込むんよ。

そうなると中身がこんどは削れてくる。

放っておいたら中身がゴロゴロ出てくるがな。

一瞬あたり一面トイレットペーパーが転がる中で事故に遭う自分の姿が脳裏に浮んだで。

『トイレットペーパー買いすぎで事故』・・・それは恥ずかしすぎるがな。

しようがないんでパッケージの底が破れかかってる方を左手で抱えて細心の注意で帰る。

はぁ・・・怖かったぁ。

■MPUは冷えるけど・・・2004-12-07 (Tue)
・・・あうあうあう、ワタシゃアタマのクーラーが欲しいわ。

ウチのPCの様子を人間に例えて考えてみた。

「全身ヒヤロンだらけ」

世の中じゃ「プレスコットは熱い、プレスコットは熱い、プレスコットは熱い、プレスコットは熱い、プレスコットは熱い、プレスコットは熱い、プレスコットは熱い、プレスコットは熱い、プレスコットは熱い、プレスコットは熱い、プレスコットは熱い、プレスコットは熱い、プレスコットは熱い、プレスコットは熱い」と言われてるんで、多少意地になってるというか、マジで意地になってるというか。

60〜70度ぐらいまでやったら大丈夫と言われてるんやから、体温以下なら楽勝やと思うことに・・・。

「・・・。」

え?ひと夏越すまでは甘い・・・って??

こくこく。

そやけど、ウチ、マンションやけど今より40度近く室内温度が上がる事は無いで、あったら脱水症状で倒れるがな。

「・・・・。」

え?最強なんはケース空けて扇風機??

こくこく。

あのねぇ、ワタシ、管理人さんのその主張に正しい部分があるのは認めるで。

そやけど、「空けてしまうケースに『アルミ製』を買うのはアホなんちゃうか」・・・と思うんやけど。

「・」

それやったら、今よう売ってる、パーツ検査用のフレーム買うたらえぇような気がするんやけどなぁ。

「」

ほれ?そうやろ??

「・・・!」

え?・・・値段を見ろって??

こくこく。

うげっ・・・こんなパイプと板の組み合わせだけで1万かいな。

安モンのケースの方が安い罠?

こくこく。

あっちゃー。

こんなん買う人間は少ないから割高なんかなぁ?

こくこく。

ワタシもフルタワーマニアでアホ度全開やけど上には上がおるんやなぁ。

あーーーーマトモで良かった。

「○○〜」

そんな事言うほうが○○やとセンセーが(以下略)

■久々に音楽の・・・2004-12-08 (Wed)
・・・話題・・・かなぁ。

思うやけどね、MIDIも音源だけで2系統32ch受けることが出来るモンがほとんどになって、パソコン直結やったら32種類の音色を一度に使えるわけやんか?

一つのchの中で音色や音量変える必要あるんかなぁ?

ワタシがPCの音源でエッセエッセとBGM作ってた頃って、ショボイ音源が6音やから、そらとっかえひっかえしたけどね。

その時にわかった事やけど、「音色を変えるのは一杯パラメータの書き換えをするんで重い」んやわな。

命令は「はい音色X番に変えて」の一つやけど、それをうけて内部でやってる事は「えらいこっちゃー」って言う「まるで全面リフォーム」なんやね。

そやから、急いでまだ全部の書き換えが終わって無いのに音出すとヘンな音が出てアタマを抱える・・・と。


32ch分最初に余裕を持って設定しておいて、必要な時だけ音を出せばえぇんとちゃうかいな・・・って、思うんは、多分シーケンスをMTR(いっぱいチャンネルのあるテープレコーダー)の延長やと思うてるからやろうね。

32Tr(トラック)MTRなんか、もうプロ中のプロが使う機材で、その上って言うたら何台かの機械をシンクロさせて使うしか無かったんやね。

ワタシが自分の作った音楽の為に使ったのんは最高24Trですわ。

もう1Tr1楽器固定、それでも不自由感じへんかったしね。

それでもミックスダウンの(ステレオにまとめる)時に、音質とかの調整はしたけど、一度音量決めたら曲の中で音量を変えるんはフェード・インとかフェード・アウトの時だけやったなぁ。

なんで途中で音量を変えるんがイヤかって言うたら・・・

電気楽器を除いたらボリュームツマミが付いてる楽器は無い・・・からやねんわ。

フルートにもヴァイオリンにも付いてへんもんなぁ。

結局弾き方で音量変えてる訳やわね。

その時に当然音質も変わるやん。

それやったら、鍵盤一つでどこまでできるかわかれへんけど、まずそっちで何とかするんが自然かなぁ・・・と。

そんな風に思ってるんやけどね。

「生きた化石」と化してるような気がするんやけど・・・それが「気」なんとちゃうかなぁ。

「キ」と書かれるとちょっと違うんで、そこはよろしゅうに。

■今日はマジメに・・・2004-12-09 (Thu)
・・・って、いっつもマジメやねんけど。

横田めぐみさんの遺骨、偽モンやったんやてね。

親族の方にとっては「生きて再開できれば良いですよね」としか言えん。

もうマスコミも怒り心頭、「経済制裁をせぇ!」って合唱や。

まぁ、それぐらいハラは立つわな。

ここを読めるという事は、グーグル行ったら、「偽遺骨に対する記事をナンボでも読める」環境にあるよね。

「経済制裁せぇ!」って記事の中に「どんな制裁を」「どれぐらいの規模で」行うと「どれぐらいの打撃を北の政権に与えるか」という事を書いてるのんが全く無いのよ。


また、北が行える経済制裁への対抗措置にはどんなモンがあるか。

どういう事を行われたら、日本にどういう影響が出るか、それも考えられていない。

また、かの国に住んでいる「日本人妻」や「帰国事業」で帰国した人に与える影響は「まるで無かったかのごとく」なってる。


核ミサイルは飛んでこなくても、首都の真ん中で「核物質テロ」が起こったらどうなるんか。

化学兵器等が持ち込まれたらどうなるんか。

かの国に在住している「日本と縁があった人々の命」は守れるんか。

そういう議論、分析なしに、「日本はナメられている、制裁だ」と言えるのかどうか。

メンツが潰された、もうガマンはせん、と言い切れるのか。

確かに日本はナメられてると思う。

その「危機管理能力の低さ」所以に。

それは「危機管理」から視線を逸らしてきた結果。


そら政府のしかるべき部署では、「行動」とそれに伴う「結果」について綿密なシミュレートが為されてるかもしれへん。

でも、それは「国家機密」やもん。

そんなん外に漏れたら、テロを行おうとする方は、そのウラ突くのん決まってるがな。

つーことは、マスコミにもそういう視点を持つ人材がおれへんかったら「感情論」しか書けんということになるな。

そら記事を他のマスコミより早く報道したいんやもん。

という事は、「日朝交渉」が始まった時点から、ずっと「感情論」を廃して状況を見守る役の記者がおってしかるべきなんとちゃうかな。

新聞社かて、そこまで人材不足とはちゃうでしょ?

そんな役目する人間いらんわ、って言うんやったら「社会の公器」ちゅうカンバンは外した方がえぇわな。


図らずとも、この問題が「国家の危機管理」という、戦後「正視してはならんもの」とされてきたモンをじっくり見据えてきた人物と、見ないで過ごしてきた人物を見分けるリトマス試験紙みたいになってるね。

この間の中国との首脳会談で中国は「戦死者」カードを出してきた。

なんかしらんけど、数字がどんどん増えてるのはなんでや?

経済について「もはや戦後では無い」と書かれた白書が出たのは随分前。

軍事力について、それは言えないタブーやったら、政治の面だけでも「もはや戦後では無い」と表明する時期にきてるんとちゃうか?

ホンマは政治と軍事は不可分なんがイタいところやねんけどな。


首相官邸周辺が、マトモなんが救いかなぁ・・・。


■IBMがPC部門を・・・2004-12-11 (Sat)
・・・中国の会社に売却したらしいね。

分析やなんかは他でも読めるんで、ワタシは感傷に浸る事にしまっさ。

確かThinkPadって元々日本IBMの独自商品やったと記憶してる。

アメリカ人ではあんなキーボードは使えないとか、クルマ社会のアメリカでどうしてそこまで軽量化が必要なのか・・・ちゅうどちらかと言えば「冷ややかな見方」もあったよね。

その時、国際会議でエンジニアが一斉にThinkPadを開く光景を予測した人がどれだけおったやろう。

日本で生まれて育ってIBMの戦略商品になったこのノートPCのブランドが売られるっていうのに、何かやりきれないモノを感じますわ。

例えれば、自分の吸ってた銘柄のタバコが突然消えてみたいな、「次からどうしよう」っていう漠たる不安。


戦略商品=利益率の高い商品とは違うんやね。

社会的な認知度が高いとか、「憧れ」の対象になるとか。

ワタシが学生時代、シャープがX68000シリーズを出したんやけど、知り合いの中でシャープのAV事業部(現液晶事業部)に就職する奴が多かった。

そして、そいつらは学校の成績はともあれ、半導体やPCに関しての「実力」が高い奴が多かった。

X68000シリーズが無かったら、別の大手の家電メーカーに就職してた奴らの何%をひきつける。

こういうんが「企業にとっての戦略商品」やと思うんやね。

ワタシはトラックボール派なんでThinkPadには、それほど入れ込みは無いんやけど、それでもThinkPad派の人間のポリシーには共感できたもんな。

IBMは「PC部門を切った」訳やねんけど、ワークステーション部門が残ってる。

それはIBMRS6000から始まるPowerアーキテクチャーを使った「IBM版BSD-UNIX=AIX」を始祖としてNeXTの影響を受けた部門。

そしてその末端は今やMacOS−Xに繋がってる。

つまり、IBMはPC−ATというアーキテクチャーを捨てても、2〜30万円のプラットホームを捨てた訳や無いんやよ。
OSをマイクロソフトに押さえられたというOS/2の足かせから逃れただけ。

今のIBMの戦略はIBM、シリーズ9000をトップにした階層的なクライアント-サーバシステム。

そのシステムの末端を簡単に切れる訳が無い。

これからのIBMとアップルの動向は見逃せないと思う。

はたしてPowerBookが第二のThinkPadになるのか。

それともThinkPadは新しい会社内でも特別な品質基準を維持するラインになるのか。


答えはまだ見えないけど、IBMは自らが提唱する「エンタープライズコンピューティング」に外様の参入を可能な限り排除すると思う。

そやから、IBMとアップルの間の情報は、しばらく注目するようにしておいて損はないと思うで。

■今日は1212で・・・2004-12-12 (Sun)
・・・PSPの発売日やったね。

買いに行きたかったんやけど、今の体調で寒いところで行列し続けるんは絶対無理と判断したんでヤメ。

一週間安静にしてオーバークロックしてないプレスコットにやっとなってきたのに、もう一回「FSB10%上げ」に突入するんはイヤ。

出足は好調みたいやね。

PSPに関しては、発表当初から色々この日記に書いてきたけど、「持ってる事を他人になにげにアピールしたくなる商品」としては上手く仕上げてきたと思う。

後は持ってる事を見せるソフトかなぁ。

昔、ホイ・チョイ・プロダクションの「見栄講座」ちゅう本があったと思うんやけど、「遠目にはビジネス書に見えるように装丁しました」っていうのを読んで「なるほどなぁ」と思ったんだわ。

ハードは人に見せたいけど、その画像が「あらららら」やったら困るわな。

通勤電車の中で、隣に座った人がPSPを取り出してきてポリゴン美少女出現・・・ではその人を尊敬しにくいもんな。

まぁ、家では何をやってもOKなんやけど。

ヘッドホンしてリッジで華麗にドリフト決めても、のめりこめばのめりこむほど周りの人にとっては「あららららら」なんやよねぇ。

「いかにもビジネスです」・・・っていうLOOK&FEELの思考ゲームとか、「まるっきりサイバー」っていう近未来SFに出てきそうなLOOKSのゲームを切に願う所以。

それには「夢と言えばファンタジー」とか「夢と言えばクルマでサーキットを」っていうのと違う発想が求められるんやないかな。

今、自分の生活の延長の10年後を見つめられる発想が必要や。

今の現実から、演繹された一つの世界の可能性を構築する発想が必要。

そういう人・・・意外におれへんねんなぁ。

居るとしたら映像業界か。

派手な映像バシバシの人達やなくって、今日の世界を違った視点から見る事の出来る才能が出てきて欲しいなぁ。

[<<Back] [Top] [Next>>]
[2007年06月] [2007年05月] [2007年04月] [2007年03月] [2007年02月] [2007年01月]
[2006年12月] [2006年11月] [2006年10月] [2006年09月] [2006年08月] [2006年07月]
[2006年06月] [2006年05月] [2006年04月] [2006年03月] [2006年02月] [2006年01月]
[2005年12月] [2005年11月] [2005年10月] [2005年09月] [2005年08月] [2005年07月]
[2005年06月] [2005年05月] [2005年04月] [2005年03月] [2005年02月] [2005年01月]
[2004年12月] [2004年11月] [2004年10月] [2004年09月] [2004年08月] [2004年07月]
[2004年06月] [2004年05月] [2004年04月] [2004年03月] [2004年02月] [2004年01月]
[2003年12月] [2003年11月] [2003年10月] [2003年09月] [2003年08月] [2003年07月]
[2003年06月] [2003年05月] [2003年04月] [2003年03月] [2003年02月] [2003年01月]
[2002年12月] [2002年11月] [2002年10月] [2002年09月] [2002年08月] [2002年07月]
[2002年06月] [2002年05月] [2002年04月] [2002年03月] [2002年02月] [2002年01月]
[2001年12月] [2001年11月] [2001年10月] [2001年09月] [2001年08月] [2001年07月]
[2001年06月] [2001年05月] [2001年04月] [2001年03月] [2001年02月] [2001年01月]
[2000年12月] [2000年11月] [2000年10月] [2000年09月] [2000年08月] [2000年07月]
[2000年06月] [2000年05月] [2000年04月] [2000年03月] [2000年02月] [2000年01月]
[1999年12月] [1999年11月] [1999年10月] [1999年09月] [1999年08月] [1999年06月]
[1999年05月] [1999年04月] [1999年03月] [1999年02月] 

-2004年12月- 『飲んでません・が酔ってます・から書いた』