サントラに使用した楽器達(第四回) |
EGF-2500 (ギター)
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国産のギターが、こぞってオールドギターのコピー、いやレプリカに走った時代、GrecoというメーカーがGibson系のコピーでは最も充実しているといわれていました。
そのメーカーが「コピー」ではなく「50年代Gibsonレスポールスタンダードのレプリカ」であると称して作った機種がEGFシリーズです。
一般には最高機種はEGF−1800であるとされていますが、最高の材料が入った際に若干本だけ(30本未満と言われています)作られたのがEGF−2500です。
値段は25万程度と、国産のそのころのギターの中では飛びぬけて高価ですが、それなりの価値はあります。
私は一度だけコレクターの友人に借りて、その時に使って、あまりのバランスの良さに驚いたので、友人が手放す機会に譲ってもらいました。生音でコードバランスの良いレスポールモデルは滅多にありません。
ただし、その状態ではピックアップ無しの状態で譲り受けたので、ピックアップの選択から始めました。
レスポールを使う時は70年代ロックと決めていたので、ディマジオのPAFとスーパーディストーションを載せました。今や本物のオールドのレスポールを改造するなど、恐ろしくて出来ない(改造するとコレクションとしての価値が一気に何十万も落ちるのです)時代になりましたが、レプリカならばそういう事を気に掛けないで自由に改造できるのが良いところです。
「闇への扉再び」でベースとユニゾンのリフを刻んでいるのは、いつもこの機種です。
アレンジ版では、反対チャンネルのコードもこれで弾きました。実はコードのリフはレッドツェッペリンの「移民の歌」のパターンです。
全体にゴワーンとかガツーンという響きのギターを弾く時はこれです。
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