北アルプス薬師岳の山岳展望

富山から、有峰湖に入る(折立→薬師峠)

折立から樹林帯を歩き始める。300mも登ると尾根に出るが、まだ展望はない。樹木の間から有峰湖や富山湾が見える程度だ。太郎平小屋はまで上がれば、雲の平方面の展望が一気に開ける。

太郎平らから雲の平方面を見る。

雲の平はすぐにわかる。雲の平の左奥に祖父岳らしき起伏、奥には鷲羽岳、左に稜線が続いて水晶岳となる。雲の平から右に谷を一つはさんで三俣蓮華岳、双六岳だ。三俣蓮華岳の真上には槍ヶ岳が、双六の上には穂高連峰がはるかに連なっている。

薬師平まで登れば、だいぶ展望も開けてくる。さらに登っていくと薬師岳(2926m)に到着する。

薬師岳山頂から南側の大展望

雲の平から黒部川をはさんで右奥に黒部五郎岳。黒部五郎の後ろに見えるのは笠ヶ岳。

高度が上がった分、穂高連峰もさっきより良く見える。祖父岳、鷲羽岳、ワリモ岳もわかりやすくなった。

さて、北側には剣岳が見えた。

正面に北薬師、北薬師から鞍部の近くにスゴ小屋があり、再び登り返して越中沢岳となる。後方画面中央に見えるのが立山、立山連峰の左奥に小さくとんがっているのが剣岳でございます。画面奥右手にうっすらと連なっているのが後立山連峰、鹿島槍岳、五竜岳だ。白馬岳はメモリの都合で省略、あはは。


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