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多摩ニュータウンNo.441・446遺跡
多摩ニュータウンNo.441・446遺跡 平成19年4月
 No.441・446遺跡は、多摩ニュータウンの八王子市堀之内地区、京王相模原線の堀之内駅より徒歩約15分の場所にあります。現在調査を進めているNo.446遺跡は、今までに6回の発掘調査が実施され、旧石器時代から近世までの遺構と遺物が見つかっています。中でも注目される成果は、縄文時代中期と古代の集落跡の発見です。今回の第7次調査でも、新たな縄文時代中期と古墳時代〜古代の集落跡が発見されています。
空から見たNo.446遺跡の集落跡
空から見たNo.446遺跡の集落跡(白いマルや四角は竪穴住居跡)

トピックス
 トピックス 昨年の5月より調査を開始したNo.446遺跡の第7次調査は、いよいよ終盤にさしかかりました。現在までに確認した各時代の住居跡は、縄文時代前期初頭(約6,000年前)の住居跡2軒、縄文時代中期後半の住居跡19軒、古墳時代〜古代の住居跡13軒です。多摩ニュータウン地域で珍しい縄文時代前期初頭の集落の存在は、最近判明しました。
 各時代の集落は、同じ丘陵の比較的緩やかな南斜面に位置すること、比較的小規模であることが共通しています。異なる時代の集落が営まれていたことは、時代が違っても人々にとってここが集落を作りやすい場所、つまり住みやすい場所であったことを物語っています。しかしながら、各集落が小規模であったことは、集落の存続が短かったことでもあります。なぜ、同じ場所にムラを作りながらも長い間住み続けなかったのでしょうか。また一つ、解明しなければならない謎が増えました。
 今回もう一つの調査対象であるNo.441遺跡は、次回のトピックスで紹介します。

平成19年4月現在