吉原遺跡(八王子市No.1030遺跡)は、平成20年度の試掘調査で新たに発見された遺跡で、八王子市北部を東西に伸びる加住丘陵に位置します。丘陵中央部を東流する谷地川に面したゆるやかな丘陵北斜面に広がる本遺跡周辺には、当センターが調査した丹木遺跡群(大町・南谷・南谷東)、明王下遺跡、鶴舞遺跡、椚谷遺跡、戸吹遺跡が連なり、縄文時代から近世までの連綿とした人々の生活の跡をうかがい知ることができます。また、谷地川対岸の丘陵北側には滝山城(国指定史跡)や高月城などの中世の城郭が存在しており、本遺跡とこれらとの関連も注目されます。