遺跡の特徴
西ヶ原貝塚は、品川区大森貝塚発見の翌年にあたる明治11年(1878年)頃に発見された東京都を代表する貝塚の一つで、発見当時は、市街化もまだ進んでおらず、地表面に露出した貝殻を確認することができたようです。その後、多くの研究者が当地を訪れ遺物の採取を行っていますが、明治25年には東京帝国大学の坪井正五郎により発掘調査が実施されています。戦後には、部分的な調査が13回実施されており、縄文時代早期から晩期の遺物や住居・墓等が発見されています。
また、貝塚は中期から後期にかけて形成され、貝層は東西約140m、南北約180mの規模で馬蹄形に分布していることが確認されています。
なお、貝塚の西側の一部(北区立飛鳥中学校内)は、平成11年3月に東京都指定文化財[史跡]に指定されています。