本遺跡は調布基地の跡地内にあります。遺跡のある場所は、多摩川と野川にはさまれた平坦な地域で、遺跡の総面積は府中市と調布市にまたがって29,500平米をはかります。 過去数次にわたる調査で旧石器時代・縄文時代・古代・近世の遺構・遺物が検出されています。そのなかでも、古代の飛田給北遺跡は古墳時代終末から奈良時代初頭にかけての集落であり、武蔵国府から5.7キロと比較的近い場所であることから、武蔵国府の建設との関連も考えられ、注目されています。
トピックス 現地見学会を開催いたします。詳しくは、「飛田給北遺跡現地見学会」をごらんください。(リンク削除しました。) 調査は8月から開始し、近世の溝5条・古代の竪穴住居跡9軒、掘立柱建物跡1棟が検出されています。古代の住居跡は、小さなものは一辺が4m前後の方形のもの5軒、大きなものは一辺が5〜6mの大型のものが4軒みられます。いずれも古墳時代後期から奈良時代の初めのものと予想されます。 現在は時代が一番新しい、溝から調査を始めました。溝は、江戸時代にこのあたり一帯が畑であったことを物語るものです。 古代の住居跡も調査を開始しましたので、次回トピックスでより詳しいことをお知らせできる予定です。
平成21年9月現在