フリー版 UnixWare 7.1 登場 |
山森丈範 YAMAMORI Takenori ●yamamori |
おかしいと思いつつもリセットしてやり直すと, 数回に1回,ドライバのロードがうまく行くことがありました. そこでそのスキを狙って何とかCD-ROM #1をインストール. ところが,今度はCD-ROM #1からCD-ROM #2に移る前の リブート時に,またもや c8xx のところでパニック・・
そこで,ここでも何度もマシンをリセットして無理矢理通し, 綱渡りで1回目のインストールを終えたのです.
ところが,こうしてインストールされたシステム自体, ブート時に c8xx のところで再び確率的にパニックする状態のままです. FTPで,パッチも探して当ててみましたが効果なく, 逆に古いバージョンを試すことを思いつきました.
CD-ROM #1には,HBAディスケット内のドライバのバージョンより古い, 初期の c8xx が収められています.これを pkgadd してみたところ,次のブートからは安定しました.
あと,問題はOSのインストール時にどうするかです. そのためにはCD-ROM #1の c8xx のパッケージから, インストーラが読み込める形式のHBAディスケットを作らなければなりません.
HBAディスケットのフォーマットが不明でしたが, 試行錯誤の結果,s5(SysV)ファイルシステムと判明, HBAディスケットを mount -F s5 でマウントして, それの c8xx ディレクトリ以下を削除してCD-ROM #1のもので置き換えることにより, パニックせずにインストール可能なHBAディスケットが出来上がりました. これで次回からのインストールは問題無しとなりました.
(この件については日本SCOのサポートに連絡済みですので, 本誌の発売時にはパッチが提供されているかも知れません)