カメラボディについて
カメラとか三脚とか、機材一般に、いいものを使うに越した事はありませんが、まあ、オートフォーカスカメラでも決して不足はないと思います。最近のコンパクトAF(オートフォーカス)って、あなどれません。
実際、コンパクトカメラ(2万5千円也)で、試し撮りしてみたら、結構奇麗に撮れていたりするもんです。ふだんは、主に家族写真とかしか撮らない人にとっては、でかい一眼レフぶら下げてたら旅行とかの楽しみを半減させちゃう危険もありますものね。だから、わたしも、スナップ写真用には、ズームAFコンパクトを携行したりして撮ってます。
で、たまには真空管もこれで撮ってみる。
結構面白い絵がとれて楽しませてくれます。ただし、一眼レフと違って、撮影時点で出来の予想が難しいという問題があるので、使いこなすのには一眼レフ以上に難しいかも知れません。これも、枚数をこなすことで、感覚を身につけるしかないようです。
一眼レフにしても、ピンからキリまでありますが、そりゃやっぱり、F5とかEOS1Nとか使うと、うまい人はすごく奇麗に、そうでない人もかなり奇麗に撮れますが(この場合、撮っているというより、カメラに撮らされているに近いかも:P)プロじゃないんだから、そこまでしなくてもと思います。
いにしえより、『弘法筆を選ばず』とか申しますが、我々、非弘法が書を書く場合、やっぱり筆を選ばないとうまく書けないように思われがちですが、そこは趣味の世界の話です。手持ちの機材で、面白い写真ができて、それを人にアピーるできれば、それが一番ではないかと思います。機材の不足は熱意でカバーしましょう。アンプなど作った本人が一番思い入れもあるし、奇麗な構図が分かるはずです。奇麗に作ろうと考えながら作ったわけですから、どの角度からみるのがが一番好きかなんて、一番感性にあっているのではないでしょうか。それを考えながら、手持ちのカメラで撮るのが一番です。あまり、思い入れが強過ぎると、(他人様から見て)変な写真になってしまう事もあると思いますが、あくまで趣味の世界なんですから、それはそれでいいんじゃないかと思います。