何とか山本氏をヨイショして2個目のローサーが手に入ったが、修
理費用が2個で“ン万円”と大変なのです。
新品よりは安価だが、
否、今銭金のことを言っている場合ではない。
壊れて鳴らないローサーを川日氏の修理技術により、いざ再び創始者DONALD,CHAVE氏の命を授かり、大樹の切り株から新芽が芽吹
き、新たな大樹に成らんとする。生命の再生復清の兆しなのだから。
何事に於ても小事の積み重ねが成就の術すべなのだから。
山本氏助言
「薄命の歌姫ローサーに幾度も裏切られても(本当の話、簡単に切れ
る)貢ぎ続けるのがローサー愛好者の信条ですよ」
その信条を見上げるものか、はたまた見下げるものか、有り難いお
言葉を頂いても未だ初心者には通じる助言ではなかったが、後日、佐
久間氏、清美氏、香住町と連続して四本ものローサーがチョン切れた
のである。佐久間氏に至っては予備のローサー迄が切れていた…と言
う。
他人の騒動ながらも恐ろしい出来事で、ローサーの真実を知ってし
まった。
“恐るべしローサー”
PM6
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