佐久間 駿氏プロフィール




序 章

深夜バッハを聴く
暗い時の後ろでチェンバロが鳴ると
三百年が後戻りを始める

人生は繰り返しだ
同じような日々を歩み続けること
しかし昨日と今日の微かな違いが
まるでフーガの技法のように
明日の僕を彩っていく
    

佐久間 駿
 千葉県館山市在住。太平洋に面し、風光明媚な街でレストラン、コンコルド経営のかたわら、詩作と真空管アンプの製作を趣味としている。
 心の中で鳴っている音楽を再生するため、経験に裏打ちされた独自の回路設計をおこない、測定機のデータよりも自分の感性を信じ音色を決めた真空管アンプは、「音を聞くのではなく、音楽を聴くためのアンプ」として人々の心をとらえている。
 氏の「オーディオは測定機の奴隷ではない」との言葉は、たんにオーディオの世界だけにとどまらず、機械文明に生きる私たちの生き方そのものにかかわる言葉として共感を呼んでいる。

略 歴
1976年 誠文堂新光社発行『Audio Technology MJ無線と実験』誌上に、直熱管とトランスを多用したオリジナルの真空管アンプの製作記事を発表。
1980年 佐久間アンプの魅力に魅かれたファンや、氏の考え方に共鳴するメンバーにより「DIRECT HEATING 佐久間アンプ愛好会」が結成される。
1989年 「失われた音を求めて 直熱管アンプ放浪記」(絶版)を誠文堂新光社より出版。
1994年 パリ、ミラノでオーディオコンサートを開催。
1995年 奈良中宮寺にてオーディオコンサート「失われた音を求めて 雪の巻」を開催。
1996年 ミラノでオーディオコンサートを開催。94年とあわせのべ5000人以上のファンより高い評価を得る。
1996年 京都仁和寺にてオーディオコンサート「失われた音を求めて 花の巻」を開催。
1997年 アメリカオーディオ協会の招きにより,アメリカシアトルにてヒアリング会を開催。

1999年 「直熱管アンプの世界 : 失われた音を求めて」を紀伊国屋書店より出版
2000年 お茶の水女子大学にてオーディオコンサート開催
2001年 「DJ」平岡正明氏との共著をアートンより出版
2002年 復刊ドットコムの投票で,「失われた音を求めて 直熱管アンプ放浪記」復刊実現

2002年 京都仁和寺にてオーディオコンサート「失われた音を求めて 雪の巻」を開催。
2003年 「続 失われた音を求めて」を誠文堂新光社より出版。
2005年 「音楽三昧放浪記 ― レストラン・コンコルド音楽日記」を誠文堂新光社より出版。
2003年 「新・直熱管アンプ放浪記 ― 失なわれた音を求めて」を誠文堂新光社より出版。

2006年  NHK「ラジオ深夜便」
2006年  NHK「首都圏ネットワーク」出演。→YouTubeへ
2008年  和歌山県高野山にてオーディオコンサート開催。 →DH WebBlogへ
2009年  館山市那古寺にてオーディオコンサート開催(10月10日)。
2010年  NHK「熱中人」出演。



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