100Ωのボリュームについて
上手のような場合には、150Ωのボリュームを使用しないと、ボリュームがトーンコントロールの働きをしてしまいますが、佐久間アンプの場合、100Ωでも問題が無い場合は100Ωもしくは、もっと小さな値のボリュームを使用しています。
『MJ無線と実験』誌上では、読者からのクレームをさけるため150Ωと表記してありますが、現実問題としては、100Ωを使用しても、まったく問題はありません。
ボリュームの位置
入力におけるボリュームの位置は、通常真空管のグリッドにもうけますが、佐久間アンプでは、実際のリスニングにおいて問題が無い場合は、入力端子とトランスの 間につけています。
以上のほか、回路図に見られる特別な手法は、経験上から確かめた結果です。
もちろん、これは、タムラのトランスを使用したデッドコピーの場合に限って可能なことですので、ほかのアンプにはあてはまりませんので、くれぐれもご注意ください。