0342 re(1):鳥居峠奈良井側
>つづら折を2回する道があるのですが、
これを行くと明覚霊神碑などもあって駐蹕所跡まですなおに行くことができます。
これが旧道なのでしょうか。
30年くらい前に木祖村が出した「木曾の鳥居峠」という本に
この辺の概略図が載っているのですが、
明覚霊神碑と駐蹕所跡の間が点線で結ばれていて
つづら折の道が旧中山道であるとこの本では考えていることがわかります。
一方、
>岡村先生の本などでは中利茶屋跡から峠をトラバースぎみに登っていき駐蹕所跡まで行くように書かれていますが、
まっすぐ行くと深い藪で道跡らしきものは見当たりませんでした。
道跡と思ってまっすぐ広めのところを入っていくといつまでも新道の堀切の上で、駐蹕所跡前の道には行けそうもありませんでした。
というのは、中利茶屋跡から駐蹕所跡まで
つづら折でなく道が直接つながっていたと主張していると思われます。
もし、岡村先生の説が正しいとすると、旧中山道は新道開削の際に
削られてしまって現存しないと考えたほうが妥当だと思います。
岡村先生の本にあるのは、あくまでも代替道であって
碓氷峠の軽井沢側の道のようなものではないと思います。
●記録者 せきね [202.224.197.162]
●記録日 2007/7/20(金) 11:38
記事の構成図
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