金鑚神社

かなさなじんじゃ

社殿 本殿、拝殿、弊殿が一体となっており、本殿は享保9年、拝殿は安永7年、弊殿は嘉永3年(1850)に建築された。 権現造りの社殿は修復されたが、内部の極彩色漆塗は建築当時のもの。 幣殿の格天井に掲げられた15面の天井絵も必見。

大門

鳥居

地方では珍しい「免許」を持つ神楽として有名で、 本庄組には文政8年(1825)9月8日付の免許状2通が現存(金鑚神社)する。 一社相伝の由緒深いこの江戸神楽は、専門の神楽師ではなく、神社の氏子によって代々伝承され、 今日では、11月3日の大祭に奉納されている。

寛永16年(1639)、江戸時代の本庄城主小笠原掃部大夫信嶺の孫・忠貴が、 神社建立に際して献木したものと伝えられている。 高さ20m、東西約30mに枝を張る大木で、樹勢も旺盛で北関東でも第一の巨樹とされている。

(1996)


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