うとう峠一里塚

うとうとうげ いちりづか

江戸日本橋から96里目の一里塚で、うとう峠を西にやや下ったところにあり、北塚と南塚の一部が残っている。
ここより東を乙坂、長坂、西を天王坂、賽の神坂と呼び、うとう坂と総称されていた。 「うとう」とは「疎」で「不案内、よそよそしい、気味の悪い」などの意味があると考えられる。
北塚。幅10m、高さ2.1mあり、松が植えられた。

南塚は太平洋戦争中に航空隊の兵舎建設により、南側半分が壊された。

(2008.12.12)

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