今日の 6m BAND!



このリポートは1エリアの入感状況です
全国版「50MHz DX Web Cluster」も参考にして下さい


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TIME:UTC(JST-9:00)


【Back Issues Jul.97】

31.Jul.97

UA0COO 09:35 50.110 SSB ◎ BO0Mの入感は無い。 HFではまだ出ているので6mはコンデションが悪かっただけ?。

30.Jul.97

BO0M 02:31 50.115 SSB ◎ 相変わらず50.115MHZのBO0Mは強力。 11:30〜17:00JST頃までほとんど途切れることなく入感。

29.Jul.97

BO0M 03:35 50.115 SSB UA0ZBK/0 07:53 50.110 CW ◎ 7月28日でBO0Mの日本人OPの一部が帰国したため、今日は現地(台湾)のOPによって運用されていた。 馬祖島は台湾領とはいえ位置的には中国・福州(BY5)に近い小島なので、アクテビィティさえあれば中国本 土も聞こえて来るのだが...。 今日はUA0ZBK/0や北大東島のJR1RJQ/6など2000〜2500Kmの範囲がFB。

28.Jul.97

RW0CD 07:48 50.110 CW ◎ BO0Mもリポートされている。

27.Jul.97

BO0M 01:52 50.115 SSB BO0M 06:08 50.115 CW ◎ 馬祖島のBO0Mが強力。 午前中はコンデションが“イマイチ”でCQの連発だったが、午後(13:40JST) からのオープンでは強力に入感、SSB/CWで多数のJAがQSO。 16:00JST頃まで入感。

26.Jul.97

BO0M 03:55 50.115 SSB

25.Jul.97

◎ 台湾・馬祖島(IOTA AS-113)からBVとJAのOPで運用されているBO0Mは6mでもQRVしている。 予定では7月24日から28日までだが、メンバーの一人JR7TEQ・中村さんによると、メンバーの一部が8月1日頃 まで残っているので、しばらくの間QSOのチャンスがあるとの事。 今日は残念ながら何時も聞こえているTV のバズも入感しないほど落ち込んだコンデションで、6mでのBO0Mの入感は無かった。 QSLはBV2KIへ。

24.Jul.97

◎ 午前中の南西のスキャッターが強力。 8月に近づくにつれてEsの発生頻度もだんだん少なくなる。 今年は秋のコンデションに期待したいところだが、残念ながらサンスポットはまだゼロに近い一桁では望み 薄か。

23.Jul.97

◎ Esは午後からのJA8エリア(南北海道)が強力。

22.Jul.97

HL1LTC 02:40 50.110 CW

21.Jul.97

◎ 朝方にJD1(小笠原)の入感がリポートされている。

◎ BS7H、DXCCでOKに

4月30日から5月3日にかけて運用された BS7H がARRLの書類審査を通り、DXCCにOKとなりました。 JAからの6mのQSOは沖縄だけに終わってしまいましたが、QSOされた局には「おめでとう」を贈ります。 (詳細はJA1BK Homepageを参照下さい) 今回のBS7Hの運用ついては、領有権問題で新聞や雑誌などで話題になり、特に日本のHAM関係の雑誌など ではこぞって“DXCCの取り扱いに問題がある”かのように報道しましたが、これらの記事は何の根拠も無い “推測”によって書かれたものだったので、今回のARRLの決定は当然の事でしょう。 “DXCCのルールに不適当”と勝手に決め付けた方々は今後どのような対応をされるのでしょうか(たぶん ダンマリを決め込むのでしょうね)。 みんなが勝手に自分好みにルールを変えてしまったのではルールは成り立たなくなってしまいます。 いずれにしても「DXCC」は“ARRLが定めたルール”に則って世界中のHAMが楽しむ“お遊び”なのです。

20.Jul.97

RW0CD 08:28 50.110 CW ◎ 昨日に比べ国内Esは少なく静か。 この時期GWによる伝搬は伸びている。

19.Jul.97

UA0ZBK/0 23:40 50.180 SSB 7/18 HL1LTC 23:50 50.120 SSB 7/18 HL2DJW 01:35 50.100 CW VR97XVD 01:39 50.110 SSB BV3FG/QRP 02:37 50.111 CW DS2DKW 07:14 50.120 CW Sung Seoul ◎ 午前中のJR6(沖縄)に続いてJA4、5、6エリアが強力。 DXは久々に近場のオンパレードとなった。 北米東部とヨーロッパ間の大西洋のパスがここ2、3日FBにオープンしている様だが、太平洋間には今 のところ兆候はない。 HL1LTCによると、7月14日は2mでもHL→JA間のパスがFBで、14:00〜15:00JSTにKimは88局のJAとSSB でQSOしたと。

18.Jul.97

UA0COO 03:20 50.156 SSB Op:Sergey QTH:Khabarovsk RW0CD 08:20 50.110 CW ◎ ロシアからもう一局の新局UA0COOがQRV。 今日もハイスピードCQ連発のRW0CD。呼ぶ局もいない。

18.Jul.97

RW0CD 06:55 50.110/50.115 CW ◎ 国内Esは午後のJA8が強力。 RW0CDは相変わらずのハイスピードのCQ連発。

16.Jul.97

UA0ZBK/0 06:44 50.170 SSB ◎ 国内Esは皆無だったがUA0ZBK/0の信号だけは強力。 IgorはKhabaravskの西方約100Kmから出ている。 RigはIC-706に8エレ。 QSLはP.O BOX 2376 KHABAROVSK 680000 RUSSIA。

15.Jul.97

◎ 昨日とは打って変わって国内のEsもほとんど発生せず静かな6mバンド。 50.110付近は夕方にDXを 意識したCQが目立つようになったこの頃ですが、ヨーロッパ方面(含む、西アジア)が入感しそうな雰囲 気には“イマイチ”届かない?感じ。 この時期になっても北米本土→北西(KL7)方面のリポートが見ら れないので、今年はJA→北米のパスは望めそうに無い。

14.Jul.97

DS1BJU 07:59 50.110 SSB HL2DJW 08:14 50.100 CW ◎ 今日は午前中に南西方向のスキャッターで近場(500km以下)が強力に入感。 午後から韓国、沖縄が強い。 一日中49.750付近からの西方向のバズが強力。 サイパンでは49.750のTVのバズはJA方向のオープニン グのパイロットして有効だった。

13.Jul.97

RZ0CQ 02:24 50.150 CW (SSB) ◎ ロシアの入感は早い時間からFB。 国内は北方面のEsが強力。

12.Jul.97

VR2YGQ 01:30 50.120 SSB VR97PM 01:42 50.130 SSB Op VR2XSF VR2SIX/B 02:00 50.075 CW Beacon RZ0CQ 02:45 50.115 SSB Vlad Po.Box. 2048 Khabarovsk. UA0CQ 03:34 50.110 SSB Anatol Po.Box. 2367 Khabarovsk. RW0CD 03:48 50.110 CW ◎ 久し振り?に香港が良く入感していた。 ロシアの3局は別々な所からの運用で、3局同時にロシアが聞こ えたのは初めて? 特に新顔のRZ0CQは7月15日(?)に6mの免許されたと言っていたが、15日までの免許 と言う事なのか不明。 今日の運用地はハバロフスクから150kmほど南の山から、10Wに8m高のダイポール (インバッテットV)での運用。 RZ0CQが運用している同じ周波数でRW0CDがCQを連発していたので、RZ0CQの電波は彼のところでは聞こえて いなかった模様。

11.Jul.97

◎ 【KH2K/AH0、サイパンからの運用】 7月8日夜発のサイパン行きのフライトが出発直前にキャンセルされ、一晩成田で足止めされてしまい、 結局、翌日の朝のJAL便に変更して出発。サイパンには午後2時過ぎ(現地時間)に到着しました。 お陰で短い日程がさらに1日減ってしまいました。 6mのオープンの可能性のある日中にQRV出来るのは7月10日だけになり、6mでのQSOはなかばあきらめて いましたが、幸運にもこの日オープン。 05:37z(14:37JST)にKH2K/AH0の50.110MHZのCQにJH0HZOが応答、08:26ZのJI1UHZのQSOまで約3時間 オープンしました。 最終的に6mでのQSO数は43(CW/SSBのダブリあり)でした。 JA1 18 JA7 1 JA2 13 JA8 8 JA4 1 JA0 2 途中QSBで信号が聞こえなくなるときもありましたが、比較的JAの信号は強力。 呼ばれなくなってもJA2IGYのビーコンは聞こえていましたので、バンドは連続してオープンしていたものと 思われます。 オープン時間のわりに局数が少なかったのは平日の日中のためでしょう。 オープン当初、同じ50.110MHZでGuamのKH2Dがダブッて出て来ました。 アンテナを向けるとKH2Dの信号は Saipanでも弱く入感していましたがQSOは出来ませんでした。 今回の運用の詳細は「KH2K/AH0」のページで紹介しています。

KH2K/AH0 DX Pediへ

KH2K/AH0を運用中のJA1RJU(写真左)と6m4EL(HB9CV)
運用場所は眼下にSaipanの海岸線を望む高台のコテージ

8-10.Jul.97

◎ KH2K/AH0 Saipan DX-Pediへ(詳細は別項)

07.Jul.97

◎ 7月9日〜10日にサイパン(KH0)島からKH2K/AH0のコールサインでQRVします。 周波数は50.110MHZ。 短期間ですが、6mはFT-920に4エレで運用します。 QSLはJA1RJUへ。 ( de JA1RJU ) ◎ 7月6日〜8月20日の予定でNH6YK(Ted)が、ミッドウェイ(KH4)島からNH4/NH6YKのコールサインでQRVし ている(7日現在、HF帯でもまだ入感していない)。 6mの周波数は50.110MHZ。 QSLはホームQTHへ。 ( TNX・JH4PHW/1 )

05.Jul.97

JA0SUQ/JD1 02:30 50.130 SSB ◎ 南太平洋に5W1・西サモア(Western Samoa)とKH8・アメリカン・サモア(American Samoa)の “サモア”と名の付くカントリーが2つあります。 この中の西サモアからの報道によると、西サモアの議会 はこのほど、国名を「西サモア」から「サモア」に変更する憲法修正案を可決。これにより、憲法上の正式 国名と国連加盟国名との違いを解消した。 5W1 (旧)西サモア → (新)サモア

04.Jul.97

JA0SUQ/JD1 03:22 50.110 SSB QTH:南鳥島 OP:斎藤 ◎ アクティブに出ていたJD1BIY佐藤さんがQRTして以来、電波が出ていなかった南鳥島からJA0SQU斎藤さん がQRVしてきました。 今回の斎藤さんの任期は7月22日までの予定。 その後は現在の勤務のローテーション に変更がないかぎり、8月下旬に再び南鳥島の勤務に戻れるとの事です。 南鳥島では、勤務の合間に運用していますが、7月のQRTまでは主に6mでQRVする予定。 斎藤さんの運用可能な時間帯は次の通り。 なお、7月5日は休日のため終日運用するとの事。 08:00前 (勤務前) 12:00〜13:00(昼休み) 17:00以降 (勤務終了後)

03.Jul.97

◎ 先にこの欄でも(?)マーク付きで触れましたが、6月18日、22日のJK1APAがクラスターにリポートした 4L5とのQSO(6/18 4L5PA、6/22 4L5O)に、QSOの事実に疑問な点が見られるとして、7月3日付でクラス ター(Waiwai Ham Life!!)から削除される措置が取られました。 このリポートが流れた直後からQSOの事実確認のため、各方面でいろいろ調べていたのですが、残念なが らQSOの具体的な事実が浮かんで来ませんでした。 最初にJA-4LのQSOをインターネットにリポートしたPA (オランダ)の局への問い合せでは、「“また聞き”なので確認は出来ない」との返事だったとか(無責任 だが、この手の“リポートマニア”は最近JAでも多く見られるが...)。 その後に先のJK1APAのリポートが日本のクラスターに2度に渡って流れたものです。 当初は疑問を抱き ながらも、否定する確たる根拠も見当たらないため“事実”としてクラスターに流されたままでした。 しかし、当時のコンデションの状態、たくさんの局が聞いている1エリアの50.110MHZでJK1APAだけが、1度 ならず2度までも、ただ1局だけQSOしたという“事実”は不自然なものでした。 過去の6mDXの入感の歴史 を見ても、誰にも知られずに1局だけ“超DX”とQSOした事実は無いのです。 そこにはQSO出来ないまでも、いつも複数の“目撃者”がいるのが6mなのです。 特にDXのメインストリー トの50.110MHZではなおさらです。 リポートの内容などから判断して、ある程度“DXを知っている局”の仕 業でしょうが、善意のリポーターを愚弄する悪質ないたずらは絶対にやめてもらいたいもの。 今回のクラスター管理者の措置は当然の事と思われます。 このようないわゆる“ガセねた”(または、悪意の無い間違い)は今までもありましたが、それらが人目 に付く前に、雑誌なら編集者や担当者(Ed)の“目”を通ってくるため表面に出てくることは少なかったの ですが、現在の様に個人レベルで情報がストレートに発信される時代になってくると、その良し、悪しを判 断するのは“受け手”に任せられることになります。 人を疑ってばかりいるのは良くないのですが、スト レートに信用してしまうのでは進歩はありません。 6mでDXを楽しむなら、“垂れ流しの他人の情報”だけ に頼るのではなく6mをもっと“ワッチ”しましょう。 そうすれば6mの伝搬をもう少し知ることができるはず です。

02.Jul.97

HL1LTC 01:38 50.110 SSB UA0ZBK/0 02:02 50.170 SSB QTH:Khabarovsk ◎ 最近リポートされているUA0ZBK/0は、今日も強力に入感していた。 いつも50.170付近と高い周波数に出 てくるため、50.110付近をワッチしている局は見逃している局も多いのでは。 そのせいか強力な信号の割 りに、パイルアップにならずにすぐQRTしてしまう。 今日は日中の強力なEsの発生により1エリアでは、北はUA0から、南は沖縄まで、久し振りに広範囲のオー プニングに恵まれた。 ◎ “QTH is Hongkong China !” 中国に返還された香港から記念局のVR97SAR(特別行政区:Special Administrative Rigion)がアクテ ィブに出ている。 6mでは沖縄など西日本からのリポートはあるが、東日本にはこのところ香港は聞こえて 来ない。 この局は21.295MHZでアクティブだが、今日はVR2SSが運用していた。 VR2SSの話しでは、返還後の香港からはVR2(VR97)の局のみがQRVしているとの事。 9月には返還後初の“試験”が行われるが、出題される問題が「英語」なのか、それとも「漢字」なのか興味 があるので、受験してみたいと...。

01.Jul.97

◎ 香港、英国から中国に返還

【香港略史】 1840.6 アヘン戦争始まる 1842.8 南京条約で清朝が英国に「香港島」を割譲 1856.10 第2次アヘン戦争始まる 1860.10 北京条約で清朝が英国に「九竜半島」先端部割譲 1898.6 清朝が英国に「清界」を99年の期限付きで貸与 1941.12 日本軍が香港占領、約4年後、日本敗戦で再び英領に 1949.10 中華人民共和国成立 1950.1 英国、中国を承認 1984.12 中・英が香港返還に関する共同宣言に調印 1997.7 英国、中国に香港返還 【香港特別行政区】 返還後の香港の行政的位置づけ。 中国国内の省に準じる。 香港基本法で規定された「1国2制度」 の下で、国防と外交を除き高度な自治が約束されている。 首長である行政長官は香港住民で構成す る推薦委員会で選出され、中央政府が任命する。 議会に当たるのが「立法会」。 本来、返還前の「立法評議会」がそのまま移行する予定だったが、 中英対立から中国が「立法評議会」の解散を決め、暫定組織として「臨時立法会」を設立した。 第1回立法会選挙は、1年以内に行われる。 また、司法制度は独自の終審裁判所(最高裁に相当) を設置。 北京政府は外務省代表部を置き、人民解放軍を駐留させて、外交、防衛権を握る。 (7月1日付・毎日新聞朝刊)

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