今日の 6m BAND !



このリポートは 1エリアの入感状況です
全国版「50MHz DX Web Cluster」も参考にして下さい


50MHz DX Web Clusterへ

TIME:UTC(JST-9:00)


【Back Issues Jan.98】

31.Jan.98

◎ 04:30z前後に46.240MHz(VK2)のVK-TVが入感していたが、50MHzのオープンには至らなかった。 真冬時 の1月中旬から2月中旬頃までは、6mも春と秋のDXシーズンの狭間で落ち込んでしまう時期なのでもう暫くの 辛抱。

30.Jan.98

◎ 欧米のクラスターを覗いてみてもこの4、5日はめぼしいDXのリポートも無く、世界的?にも寂しい6mのコ ンデションとなっている。 08:00z(17:00JST)前後に大陸方面から49.750MHzのTVが強力に入感していたが、 50.110MHzで聞こえてきたのは、08:10z頃からのダイレクトビームのJA8QX(網走)だけ。 ◎ 2月12日から始まる9M0C(Spratly Is.)の最終予定(Bulletin 3)が発表された。 日程には変更なく、準備 も予定されていた通り順調に進んでいる。(Flash ! 参照) 今回の発表で、参加するオペレーターに若干の変更があった。 当初予定されていたVK2BEXは参加を取りやめ、 新たにN2QW(John Krzymuski:ex AB2EC/G4DQW),9H1EL(Jeff Morris),JA1RJU(Kazu Ogasawara)の3人が加 わった。 最終メンバーは、リーダーのG3NUG(Neville),副リーダーのG3OZF(Don),G3WGV(John)のほかにG3NOM/9M2OM(Ray), G3SED(Mike),G3XTT(Don),G4JVG(Steve),G0OPB(Tony),JA1RJU(Kazu),K5VT(Vince),N2QW(John),9H1EL(Jeff), 9M6SU(Donald)の13人体制となった。  

29.Jan.98

◎ 昨日の上昇しかけたコンデションも、今日はまた“冷え込んで”しまった。

28.Jan.98

◎ 久しぶりにメーターが張り付くほどの強さで46.172MHzのVK-TVが入感していた。いつもよりも遅い05:00z 過ぎから入感して来たが、06:00zを過ぎてもS-9を振っていた。 途中、05:20前後には45.250MHzのZL-TVも上 昇してきたが、こちらは05:50zには聞こえなくなった。 46.172MHzはクイーンズランド州(VK4)にあるTVだが、 50MHz帯のVK4'sのビーコンはいずれもこの時間帯には入感してこなかった。 46.172MHzも06:20zにはF.OUT。

27.Jan.98

◎ Guam Is.から6mにQRVしているKH2D、KH2JUは有名だが、Guam在住の日本人局、KH2KU・蒲原(Kamohara) さんも6mに興味をもっているとの事。 蒲原さんは、28.460MHzで良くQRVしているのでJAでもお馴染みの局。  今日(27日)の午後、KH2KUとたまたま28.460MHzでQSOしていた静岡県のJH2DOS・小梢さんは、03:50z頃に 28.460MHzの信号が強いので、50.180MHzにQSYしたところ、KH2KU/Mの信号が入感していたとの事。 KH2KUでは28MHzのモービルホイップで走行中だったこともあり、JH2DOSを受信することが出来ず、残念なが ら2WayのQSOには至らなかったが、これでこの時期(時間)にもJAからKH2のルートが開いていることが判明し た。 太平洋方面には適当なパイロットとなる局がいないので、たとえコンデションが開いていても、なかな かチャンスをつかむ事が出来ない。 太平洋方面に一局でもQSO相手が増えてくれるのは有り難い。 KH2KU・蒲原さんはモービル運用が主だが、28.460MHzのTS-570Sに50Wの信号は良く飛んできている。 

26.Jan.98

◎ 最近のコンデションにはあまり反映されてはいないが、太陽の表面はようやく活発に活動を開始し始めた。 発表されている最近の“黒点数(S/N=Sunspot number)”は、まだ平均で「40」前後だが、2桁の上昇スピードの 変化に注目したい。 [年/月] [S/Fの平均値] [S/N平均値] 9701 74.0 5.7 9702 73.8 7.6 9703 73.5 8.7 9704 74.5 15.5 9705 74.6 18.5 9706 71.7 12.7 9707 71.3 10.5 9708 79.0 24.7 9709 96.2 51.3 9710 84.9 23.3 9711 99.5 39.3 9712 98.8 41.5 9801 *92.3 *34.5 *(暫定値)

25.Jan.98

◎ 04:00前後に、45MHz帯(45.250MHz)のZL-TVが“ふらふら”と上がってくるが、オープン当時の強さにはな らない。

24.Jan.98

◎ 6mを含む大型DX-Pediとなる9M0C・スプラトリー(Spratly Island=Layang Layang Resorts)がいよいよ 本格的に始動した。 2月12日から2月24日まで運用されるDX-Pediに備えて、1月19日から機器の運搬と本土(Kota Kinabaru)との連 絡用の無線設備(2mFM)の設置のために、メンバーの9M6SUらが“Layang Layang Resorts/Island”に出掛け、 通信テストを行なった。 今回のDX-Pediは、G3NUG・NevillをリーダーとするG(9)、W(1)、9M6(1)、9H(1)、JA(1)の計13名の多国籍の オペレーターにより運用される。 HF帯でのスプラトリーは頻繁に運用されているので、JAからは珍しいカント リーではないが、米国東海岸などではまだかなりのリクエストが寄せられている。 HF帯でもローバンドではい まだに“ウオンテット"の上位にランクされている。 もちろん6mではQRVの回数も少なく、特に今回のマレーシアの領有となっているLayang Layang Islandから の運用は1994年に運用した「9M0A」がJAと19局QSOしているだけ。 JA局の多くは、ベトナム領からの運用と言われる1S0XV(1990年)と1S0RR(1991年)でQSOしている。 この2回の 運用を行なった3W3RR・Romeoらのグループ(Soviet DXpedition)のスプラトリーは、後にリーダーだったRomeo の一連の運用に“疑惑”があるとしてクレームが出され、彼の運用はその後キャンセルされたものもある。 幸い?彼の運用したスプラトリーは、6mのDXCCには認められているが、QSOに疑問をもっている人は「別の局と のQSOを薦める」という、何ともすっきりしない状態に置かれた。 9M0Aは1995年にも6mを運用したが、この時 は残念ながらオープンはなかった。 今回の9M0Cの6m運用は、この9M0A以来となる。 この時期はあまりコンデション的には恵まれないとは思うが、比較的長期の運用になるので、オープンの可能 性はある?。 このDX-Pediでは、最近のBig DX-Pedi.で“定番”となった"Log Search"もHomepage経由で可能となっている。 9M0Cに関する情報は専用のHomepage [ 9M0C SPRATLY 1998 ]をご覧下さい。

23.Jan.98

◎ 6mのDXクラスターからJAのリポートが姿を消しているが、北米、南米大陸関係ではPY5CCが連日FBなQSO をリポートしている。 と、言ってもQSOの相手はカリブ海付近(KP4)からメキシコ湾沿岸のW4/W5付近が多い。 このパスは距離、方向的にはJAとVK間に近いものだが、交信の相手局が広く分散している北米やカリブ海な ので、QSOの伝搬エリアによってコンデションの良し悪しが“確認”出来るのがうらやましい。 VK/ZLの局もJA以外の局とのQSOを希望しているが、アクティビティの悪いアジア大陸が相手では、これも 簡単にはかなえられない。 秋のオープニングで、VK3AMKがロシア(UA0)を探していたが、この時期はJAから も大陸方面のパスがないので情報を得ることが出来ない。 ◎ T30JH/T31JH/T33JHなどでJAにもお馴染みの、VK2GJH・JACKから本日(23日)届いた手紙によると、彼は 2月1日(日)にオーストラリアを出発、ナウル(C21)経由でタラワ(Tarawa=T30)に向う。 タラワには2月3日に到着の予定で、T30JHのコールサインで2月21日までここから運用、2月24日にはオース トラリアに帰国する。 タラワ(T30)ではKenwoodのTS-690Sに、Cushcraftの5エレを使用する予定だが、フィジー(3D2)で修理中 のIC-736が使えれば、このRIGで100W出力での運用も可能となる。 今回も、JAにアンテナを向け、“T30がNew”の局にサービスしたいとのこと。 前のサイクルでもJAと精 力的にQSOしてくれたので、コンデションさえ上がれば、今回も期待出来そう。 なお、JackはT30JHから、JA6エリアの佐賀県と宮崎県がまだQSO出来ていないので、WAJA(50MHz SSB)のた めに両県の局とのQSOを強く希望している。

22.Jan.98

◎ JAにはVK/ZLのTVも入感していないが、V73ATがクラスターにリポートしているように、このエリアか らは、今日も49.750MHzの大陸(BYなど)からのTVが良く入感しているらしい。 太平洋地域からこの49.750MHzのTVが格好のパイロットとなることは以前にも触れたが、グアムやサイパン に移動して運用してみると、その有り難味が良く判る。 この欄でもコンデションの目安として、45/46MHz帯のVK/ZLの入感状況を良く引き合いに出すが、ここをワ ッチしているだけでも、VK/ZLについては、90%以上の確率でオープンを“予測”する事が出来る。 現在、その他の太平洋地域のエリアでパイロットとなる有効なものはほとんど見当たらないが、もう少しTV やビーコンのパイロットになるものがあれば、ワッチにも身が入るというもの。 “死んでいる”様に見えるバンドも、案外“何処か”に開いている可能性もあるので残念なこと。 JAでは複数のビーコンが発射されていて、太平洋エリアの局のパイロットとして役立っている。 それに比 べ、JA側に有効な太平洋方面のパイロットはいまのところ皆無に等しい。 “目安”となるTVも、 V73やVK/ZLの局が良くリポートしているアメリカン・サモア(KH8-American Samoa) の55.250MHzのKVZK-TVぐらい。 しかし、45/46MHz帯と違って、55MHz帯ではすこし周波数が高すぎるのが 欠点。 JAに対するパイロットとしては、あまり有効とはいえない。 高い周波数にパイロットがあると、55MHz帯が聞え出した時には、50MHz帯では既に“バカッ開け”なんて事 にもなりかねない。 以前(だいぶ前のものもあるが)にはビーコンとして、ZK1AA、FO8DR、AH8A、P29BPL、 H44HIR、KG6DX、JD1YAA(南鳥島)etc.などが有名だった。 この頃はビーコンを受信するだけでも楽しめた。 ◎ LU1ZC(Decepcion Island=FC97)とQSO出来た局は、PY5CC、LU9AEA/X(Mobile)、LU3YYZの3局だった。

21.Jan.98

◎ “dead band”と、もろに言われると何とも寂しい気がするが、ここのところの6mバンドは真にこの状態。 「サイクル23は1996年10月から始まっている」と言われているが、立ち上がり点=最低点、となる訳で、立ち 上がったからと言って急に良くなる訳ではない。 11年周期のサイクルのピークはその中間ではなく、立ち上 がりから4〜5年でピークとなる“急しゅんな立ち上がり”が好ましいとされている。 今回のサイクル23は過 去の“最大値近く”まで上昇すると予測されているが、これが本当なら、あと3年ほどでピークとなるわけ。 この予測を信用していいのか、疑問になる今日この頃のコンデション。

20.Jan.98

◎ 期待外れのコンデションが続く毎日。 ◎ JARL(運用課・DXCC係)では、JARLの会員を対象に、2月からDXCCのフィールドチエック(QSLカードの所持 証明)の受け付けを開始することになった。 DXCC申請のために、外国まで大量のQSLを郵送する手間が省け、 新規の申請者には“朗報”だが、残念ながら「50MHzのDXCC」の申請には、この恩恵は受けられない。 チェックには専門知識を必要とするため、「特記」のものは除外されたためだが、DXCCの権威を保つためには 妥当な措置かも。 従来、DXCCの申請は、直接ARRLに申請書とQSLを送ることになっているが、貴重なQSLを一 時的にでも手放すことになるので、郵送途中の事故を懸念して、いまだに申請に踏み切れないでいる人も少な くない。 最近は、ハムフェアの会場にARRLの職員が出張して、DXCCのフィールドチェックを行なっていて、 これを利用する人も増えてきた。 しかし、これも会場まで出掛けられない遠方の人や、日程が合わない人は、 恩恵は受けられない。 JARLのDXCCフィールドチェック開始で申請も楽になるのはありがたい。 持ち込みの申 請も可能なので、郵送事故を気にする人にも好都合。 “苦労して”もらった方がDXCCは“ありがたみ”が増す? と言う人もいるが、いずれにしても「50MHzのDXCC」は、当分“苦労”しなければ貰えない。

19.Jan.98

◎ ソラーフラックス(SF)は90を上下しているが、コンデションは相変わらず落ち込んだまま。 ● サイクル19当時から6mでアクティブだった福島県郡山市のJA7GB・小林清昭さんが、去る12月31日に亡く なられました。 小林さんは、6mだけでなく、U/SHFまで幅広く活躍されていたアクティブな局。 自作アンテ ナの製作記事などを雑誌で読まれた方も多いと思います。 謹んでご冥福をお祈りいたします。

18.Jan.98

◎ 単なる偶然なのだが、週末のコンデションが上がってこないのは今に始まったことではないが、今日も 静かな6m。 当然、曜日との関連性などある訳はない。「自分が聞いている時は、いつも開かない」と嘆く “不幸な局”もいるが、嘆くのはまだ早すぎる!。 まだ、コンデションは上昇期の入り口にさしかかっただ けなのだから。

17.Jan.98

◎ 45/46MHzのTVもほとんど聞こえない静かな6m。 VK3OTがKL7からQRVしているが、00:00z前後にJAにア ンテナを向け、ワッチしているとのことだが、今のところQSOはKL7のローカルのみ。 この時期、JAからの 北東向けのコンデションは難しい。 ◎ 昨日に続き、PY5CCとLU1ZCのQSOの話題。 PeterがQSOしたLU1ZCはリポートでは「南極大陸」となって いるが、LU1ZCはSouth Shetland Is.ではないかとの説が強い。 という事は、われわれがカウントする DXCC上の分類でいう「南極」という“カントリー”ではなく、「South Shetland Is」という、南極とは別 のカントリーにカウントされる事になる。 リポートにもLU1ZCのQTHは「Decepcion Is」(南緯62.57度、 西経60.38度、GL=FC97)と、なっているので、South Shetland Isとしてカウントされる場所。 以前はこの Decepcion Isは、チリ、アルゼンチン、イギリスの3国が観測基地を置いていたが、1967年12月の火山爆発 後は、アルゼンチンが力をいれて観測を続けている。 コールサインはチリーがCE9AN−CE9AZ、アルゼンチン がLU-ZC、LU-ZI、LU-ZO、LU-ZS、LU-ZT、イギリスはVP8を使っている。 なぜ今回のQSOを「南極大陸」と 表現したのかさだかではないが、南極圏にあるSouth Shetland(CE9/LU/VP8/etc.)やSouth Orkney Is (LU/VP8)、South Geougia Is(LU/VP8)については「南極大陸に属するもの」で南米ではない、と言う意味 での表現だったのではないかとも思われる。 南極大陸からは現在、日本(8J1RLなど)を含め多くの国が観測基地を置いて、ここからアマチュア局を運用 している。 しかし、DXCCのカントリー上では「南極大陸=Antarctica」は、一括して1カントリーとしてカ ウントされることになっているので、何局QSOしても1カントリー。 これは南極条約により、どの国も南緯 60度以南の南極大陸において、領有権を主張出来ないことになっているためである。 いずれにしても、「South Shetland Is」を南極大陸に位置づけるのは適当ではないが、DXCC上の“認定” でこの問題は解決する。「South Shetland Is」と“確定”されると、再び「南極大陸」は未交信カントリー に返り咲く?ことになる。

16.Jan.98

◎ 関東の昨日の降雪量は意外に多く、東京でも“なだれ”の被害や樹木、駐車場の屋根の倒壊など、転倒に よる“人身事故”以外にも多くの被害をもたらした。 東京の降雪量の発表は都心(気象庁)の降雪の量によって 発表されるので、周辺地域との差はかなり異なるようだ。 東京の“なだれ”の被害は、東京でも奥多摩地方の 山間部なので別にしても、副都心に近い東京都の20km圏内(特に多摩地区)でも、30cmを超える積雪だったのだ。 テレビなどで報道される都心部の映像をみるだけでは、実際の“被害状況”は伝わらない。 「降雪量」に限り、“地球温暖化の張本人”的な都心部を「基準」にしてはいけない?。 ◎ 02:45z頃から45MHz帯の弱いZL-TVが入感していたが、04:00zには聞こえなくなった。 これ以降にコンデシ ョンが再上昇したか、どうかは確認していない。 今日は除雪作業で“近所付き合い”に専念?したため。 ◎ PY5CCが南極(Decepcion Island)のLU1ZCとの初QSOに成功したが、南極からの6mのQRVは今回のLU1ZCが初 めてではない。 近いところでは、1995年1月21日にVK0IXのビーコン(50.200MHz)をVK3で受信している。 VK3OTが録音したこのVK0IXのオープンの模様はJM1SZYのホームページで聞く事ができる。 このときにVKの局が QSOしたかどうか、さだかではなかったが、今回のPY5CCのQSOに対してVK3から何のコメントも無いのは、この オープンではQSOに成功しなかったものと思われる。 これより前の1987年には、モーソン(Mawson Base)基地からもVK0MAが52.400MHzでビーコンを発射していた。 VK0MAを運用していたのは、52MHz時代に6mでアクティブだったVK5AVQ・MarkがVK0AQのコールサインで、2人の 他のHAMとモーソン基地勤務の傍ら運用していたもの。 このときも、VK本土とのQSOが成功したとの情報はなか った。

15.Jan.98

◎ 関東は去る8日に続く大雪で、すでに東京西部(三鷹市)でも30cmを超える積雪となった。 今回も湿気を含 んだ雪のため、アンテナの着雪で11エレの「M2」の細いエレメントも“丸々と太って”しまった。 祝日という事もあって、50.110MHzでCQを出す国内の局は聞こえていたが、着雪によるゲイン低下が原因と は思わないが、45/46MHzのTVは入感して来なかった。 ◎ PY5CCが南極大陸のLU1ZCとのQSO(1/14.21.57z)に成功した。 南極圏のカントリーとのQSOはあるが、南極 大陸(Antartica)とのQSOは初めて。

14.Jan.98

ZL3TY 04:47 50.110 SSB ZL2TPY 05:16 50.147 SSB ◎ 04:15z頃から聞こえ始めた45.250MHzのZL-TVは、それほど強いものではなかったが、04:45zになって、早 くも50.110MHzでZL3TYが入感してきた。 信号は弱かったが、TVもまだ弱い状態だったので意外な感じ。 ZL3TYは05:15z頃までCQを連発していた。 途中、50.110/140MHzでJH4/JH7の局とQSOしていたので、JA側へ のオープンエリアは広かった?と思われる。 05:16zにZL3TYと入れ替わりに、ZL2TPYが入感してきたが、数分 でフェードアウトした。 05:25zにはTVの信号も急激に低下。

13.Jan.98

◎ VK/ZLのTVの入感は、03:00z前後にほんの少しビートが感じられる程度で、コンデションは今日も不発。 1月5日から始まり、6mでの運用も予定されていたラオスのXW30A(CWはXW30)のDX-Pediは、HF帯では良く聞 こえていたが、残念ながら6mでオープンしたという情報は今のところない。 南西方向からのTVもとんど入感が 無く、この時期の6m DXの難しさを改めて感じさせられた。 今後の6mがらみのDX-Pediとしては、2月12日から23日にかけて予定されている9M0C(Spratly Is.)がある。 時期的にはXW同様難しいが、場所が近いだけ、JAに対するオープンの可能性は高い。   このDX-Pediはイギリス(G)のCDXC(Chiltern DX Club)のメンバーを主体とした国際チームによって1.8MHz から50MHzまでの10 Bandを使って行われるもの。 現在発表されている6m関係の予定は次の通り。 QSLは G3SWHまで、Direct or Bureauで。 * QSL: Phil Whitchurch, 21 Dickensons Grove, Congresbury, Bristol, BS19 5HQ, England.   * Freq:TX CW 50.102MHz (CQ Beacon 50.110MHz) SSB 50.145MHz :RX Split CW 5KHz SSB 20KHz * RIG:YAESU FT-920 YAESU 500W Liner Amp.   * ANT:Cushcraft 6 element Yagi.

12.Jan.98

◎ 今日はVK/ZLのTVのカケラも聞こえない。 関東にまた降雪、雪のノイズが聞こえただけ。 昨日JA7エリアで入感していたZL2TPYは、福島県下(JA7WSZ)でも1時間程“CQ”を連呼しているのが聞こえて いたとの事。 いずれにしても、1エリア以西では聞こえなかった?。

11.Jan.98

◎ 01:00zから聞こえ始めた45MHz帯のZL-TVは、03:00前には3波(45.240/250/260MHz)とも急上昇。特に250は フルスケールで入感。この頃から50.110MHz付近は、CQを出すJA局の信号が連続して聞こえだす。 03:00過ぎ には、46.172MHzのVK-TVもフルスケールまで上昇。この時間(02:55z)にJK7IKU(秋田=QM09)がZL2TPYとのQSO をクラスターにリポートしている。 ZL/VKのTVは全国的に強力に入感していたが、50MHzのオープンエリアは 北緯39度を飛び越えて?しまった。 03:00zには1エリアでも50.760MHzのZL-TVの音声も入感していたので、 ZL側のアクティビティさえあればQSOのチャンスはあったはず。 03:20z頃に1エリアでも50.110MHzで"VK..?" が一瞬入感したが、QSOには至らなかった。 04:30zには全てのTVはF.OUTしてしまった。

10.Jan.98

◎ ここ4、5日は01:30z頃から45MHz帯のZL-TVが入感、その後03:00z頃から46MHz帯のVK-TVが上昇する、とい ったパターンだが、今日は昨日に比べて信号は強いものではなかった。それでも、03:30z頃、一時 45/46MHz 帯が同時に上昇して期待をもたせたが、コンデションはここまで。 04:15z頃にTVは完全に聞こえなくなった。

09.Jan.98

◎ 04:00z頃から入感してきた46.172MHzのVK-TVは強力で、04:30zにはフルスケールまで上昇。この前後には 45MHz帯のZL-TVも上昇していた。 JA4など西日本ではこの時間、VK4'sとのQSOがリポートされているが、JA1 エリアからのCQに応答するDXはなかった。  昨日の湿った雪の"着雪"によるアンテナの被害報告もあったが、皆様は如何?  

* JARL新年会(賀詞交換会) *

 昨日(1月8日)、JARL主催の新年会(賀詞交換会)が都内で行われ、大勢の会員が新年の顔合わせに集合。
この日の東京は、昼過ぎから降り出した雪が、夜半には2年ぶりの大雪警報に。 この雪は交通機関を直撃、都内の交通は地下鉄を除き、すべて麻痺状態。 帰宅を急ぐ通勤客は各駅や電 車の中に足止め。 この日新年会に参加した会員の大部分も同じ運命に?。 私は地下鉄の終点(中野駅)から自宅(三鷹駅)への足を奪われ、足もとの悪い吹雪の雪道12〜3Km、を 約3時間かけて"雪中行軍"の末、零時過ぎに無事家に到着!。"八甲田山"だったら今頃凍え死んでいた!?。 東京西部(三鷹市)の積雪は25cm以上。 この雪による転倒で怪我した人、約200人。 車の衝突事故、多数。 雪国の皆さん、"笑って"やって下さい。

08.Jan.98

◎ 02:30z頃からの45MHz帯のZL-TVは上がったり、下がったりしながら断続的に06:30z頃まで聞こえていた。 途中、46MHz帯のVK-TVも何度か聞こえて来て期待をもたせたが、結局今日も50MHz帯まではコンデションは上 がって来なかった。 関東地方に昼過ぎから降り出した雪は2時間ほどで10cmほどの積雪となったが、明日まで 降り続ける予報なので、アンテナへの影響が心配される。 雪国の人にはどうと言うこともない“雪量”だが、 「1月の積雪は6年ぶり」といわれる関東の雪は、湿気を含んだ重い雪なのでアンテナには“恐い”。

07.Jan.98

◎ いつもより早目の01:00z頃に45MHz帯のZL-TVがかなり強く入感してきた。 この時間帯(00:55z)にZL3とYJ8UU がオープンしていたようだが、JAには何も聞こえない。 ZL-TVは40分ほどで一時聞こえなくなったが、03:00頃か ら、再びVK-TV(46.172MHzのみ)と共に上昇してきたが、6mには変化はなかった。 KL/VK3OTでSteveがアラスカからQRVを開始、とたんにKL7のアクティビティが“上昇”、クラスターにKL7’s のコールサインが並んでいる。 SteveがアラスカからJAにアンテナを向けてくれそうだが、春のコンデションは何 処まで上がるか楽しみ?。

06.Jan.98

◎ 昨日同様、日中のコンデションは静か。 6mのQRVも予定されているSM0AGD/JH1AJTグループによるラオス(Laos) の運用が1月5日から始まった。 まだ、6mの運用は報告されていないが、この時期のパスは難しいとはいえ、可能性 は“ゼロ”ではないので、南西方面にも注目!。コールサインはXW30A(CWのコールサインはXW30)、運用は1月13日 までの予定。

05.Jan.98

◎ VK/ZLのTVもほとんど聞こえない“静かな”コンデション。 午前中に50.110MHzでCQ-DXを出す“JA8”が 聞こえただけ。

04.Jan.98

JD1BIY 05:16 50.110 SSB (QSY To 50.120MHz) ◎ 南鳥島のJD1BIYが良く聞こえていた以外は、45MHz帯のZL-TVもほとんど上昇せず、2日続けてのZL入感は なかった。 近場のコンデションは上昇しており、国内DXがM/Sの状態を伴いながら聞こえている。 これは、 1月3日から4日にかけて鋭い極大日がある「しぶんぎ座流星群」の影響でE層が刺激され、一時的に上昇してい るもの。 このコンデションも5日には終了する。

03.Jan.98

ZL2TPY 02:34 50.105 SSB VK2DN 02:36 50.107 CW HL1LTC 10:45 50.110 SSB HL1LSV 10:47 50.110 SSB ◎ 今年も予想されたようにZL2TPYの入感があった。 02:20z頃には弱いながらZL-TV(45.240/250/260)が 入感していたが、02:32zに早くも50.110MHzでZL2TPYのCQ!。 1エリアの局と1局QSO後、50.105MHzにQSY、 この周波数で02:50z頃まで聞こえていた。 途中、50.107MHzでVK2DNが出てきたが、CWだったために呼ぶ局 が少なく、すぐに50.110MHzにQSYしてしまった。 ZL2TPY・KerryからのQSPでは、今日はZL-Wのオープンは無く、JAにアンテナを向けたらJA2IGYのビーコン が聞こえてきたのでCQを出したとの事。 昨日のJD1、BVに続き、今日のZL、VK、HLと正月3ガ日で5カントリー のDX入感があり、1998年は幸先のいいスタートとなった。

02.Jan.98

JD1BIY 09:39 50.110 SSB Minami torishima BV2SR 10:28 50.110 SSB ◎ 今年の6mの初DXは南鳥島のJD1BIY・佐藤さん。フラッターぎみのQSBを伴ってFBに入感。 BV(台湾)は、 スキャッターぎみに若干西寄りから入感だった。 ◎ 元旦早々、クラスターにZL/VKとアメリカ本土の南西部(W5=Texas、W6=S.California、W7=Arizona) とのQSOがリポートされている。 一時、W2の東海岸ともQSOか?とリポートされたが、この日リポートさ れていたWW2Rはテキサス在住の局だった。 WとQSOしたZL3TIC/VK2BAのリポートによると、1月1日のオー プンは00:40z〜00:58zにZLへ、02:30zにVK2に入感していた模様。この時期のパスとしては“Big Open!” と話題になっている。 単純に距離だけで伝搬を比較する事は出来ないが、ZL→Wの距離は、JAに当てはめると、丁度JR6→ZSに相 当する。 このニュースを聞いて、昨年の正月早々に「ZSでJA6のビーコンが入感」との情報が世界中を駆 け巡り、“サイクル23がスタート!”と話題になった“事件”を思い出した。 入感の経緯や状況から判断 して、最初から「?」付きの情報だったが、まともなニュースとして取扱った情報誌もあったりして一時 混乱していた。 後にこの情報は“ガセねた”だった事が判明、まんまとニセの情報に“乗せられた”局を くやしがらせたが、6mの情報にはこのてのものが少なくないので、“旨い話”は鵜呑みには出来ない。 勿論、今回のニュースはQSOした双方からのリポートによる「確実」な情報である。 ZL-Wのオープンなどといっても、直接JAとは関係の無いように見られるが、位置的な関係をJAに置き換 えてみると、おもしろい伝搬があるかも?。 西日本の局は夕方以降の240度方向にも注目!。

01.Jan.98

◎ 新年を迎え、新たな気持ちで今年も6mと付き合うことにしましょう。 ところで、12月31日(02:30〜04:50z)にVK/ZLのTVが強力に入感していた事は、同日リポートしましたが、 その後、VK4GPSがクラスターにJA8QXとのQSO(04:06z)をリポートしている。 本州では入感の無かったVK の電波は、この日は日本列島の最東寄りの北海道に伸びていった模様。 1979年2月、初めてJAに入感した VK9(Norfork I.=VK9NI-JA7NAM)、同3月に入感したZL8(Kermadec Is.=ZL1BIQ/K-JA8RKC)などのQSOでも 判る様に、南北のパスとなるVK/ZLは東日本の太平洋沿岸が有利。 特にコンデションの変わり目は意外に パスが伸びるので北日本の局も要注意。 ◎ 06:15z頃からZL-TV(45.250MHz)が一時的に上昇してきたが、コンデションは6mまでは届かなかった?。 正月休み中のZL入感は、毎年の様にリポートされているので、これも要注意。

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