| 入口
| ぷろじぇくと

てきとーな マフラーぶった斬り


以前、マフラー根元から折れたチャンバー(原付の)。
そのまま捨ててもいいんですが、せっかくなので、
バラして中身拝見!
(小さくすれば無料回収対象にもなるし)

前回の続きです。
写真はクリックするとフルサイズ表示になります。



全

追加で切ったところ。
今回も金ノコでゴリゴリ。少し慣れたとは言え、やっぱり面倒...。
写真はバイクの右側から見た感じ。写真右がエンジン、左がマフラー。
前回切った部分はすでにありません(笑)





腹

拡径部
今回切った部分からマフラー側を見てみます。
グラスウールとパンチングメタルの構成は一緒ですが
曲がりの内側と外側でカーボンの付着具合が違う様です。
もしかして、ヘタ糞な走りがバレてしまう...?!





首

チャンバーの首
エンジンから出たガスがググっと曲がってくる部分。
グラスウールはありません。きっと温度が高くて
もたないんだろうな。カーボンは当然のように。





斬

マフラーもぶった斬り
マフラーは小さいのでそのままでも無料回収対象ですが
こうなったらマフラーもまっぷたつに。
よく見かける見本品では縦にも切りますが
それはさすがに無理。でも意外なことが。





尾

出口側
切ってる途中で分かりましたが、マフラーは硬い二重円筒。
内筒は外筒と同じ厚さの鉄板で、外筒の外側にさらにステンレス。
ステンレス筒は単に見た目のためみたいだけど、溶接されてるから
一緒にぶった切るしかない。かくして、見た目の2.5倍くらいの
厚さのパイプを切るはめに。小さくても頑丈です。

強度だけ考えれば、外側は丈夫で無くてもよさそう。
もしかすると、カーボン製マフラー(サイレンサー)が
作られる理由はこの辺りにあるのかな?

で、二重円筒は本当に単なる二重円筒みたいで、出口の端まで覗いても
向こうから光が来ない。ということは、出口では内と外が繋がってない。





根

エンジン側を
じゃあ、とエンジン側を覗いてみるけど、やっぱり繋がってない雰囲気。
でもそのわりには、二重円筒間の空間が汚れてて、湿ってる。触ると、油っぽいぞ?





穴

穴、発見
よーく見たら、やっぱり内筒に穴を発見。
写真では1つしか見えないかもしれないけど、手前側にもう1つ。
ガスの通路自体は中心で、ドーナツ空間がこの穴で中心の空間と
繋がってて、共鳴するらしい。非常に単純な構造。
でも、その効果が絶大なことは、折れたときに体験済み!




| 入口
| ぷろじぇくと
| 感想を落書き帖に書く