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ドードー(Dodo) |
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『不思議の国のアリス』にも登場するハト科の飛べない鳥。
奇妙な名は鳴き声からという説と、動作がのろいためポルトガル語の「間抜け=ドゥオド duodo」にに由来するという説があるらしい。
モーリシャスなどのインド洋の島々に広く分布していたが、動作がのろいため、16世紀にドードーを発見したオランダ人やポルトガル人に乱獲された。
それから、わずか100年足らずの17世紀末には生きたドードーは地球から姿を消してしまった。博物館に保存されていた剥製も野蛮なイギリス人館長がガラクタとして燃やしてしまい、ドードーの姿を伝えるものは、なかば化石化した二、三個の骨片と、百枚あまりの絵しか残っていないという。
だから、本当にこんな変な顔をしていたのかはさだかではない。絵描きは描き放題とも言えるけど、やはり本物を見てみたかったと思うのは恐竜と同じだね。