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| 男子百景No.016 |
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左ストレート。「あしたのジョー」で丹下段平が少年院にいるジョーに通信教育で最初に教えたパンチ。「内角を狙ってえぐりこむように打つべし！打つべし！」って奴ですね。
印象に残っいるのはやはり「蝶によう舞い蜂のように」刺したモハメド・アリ。相手の顎と見えない糸が結んであるかのような正確かつ素早いジャブで、対戦相手の顔は必ず腫れあがったものでした。現代の鉄腕タイソンと同じくその絶頂期に有罪宣告されタイトルを失ったが、アリは良心的懲役拒否、タイソンは強姦。その違いが時代を象徴しているのかも。